1954-05-28 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第22号
これは決していい制度ではありませんが、きわめて便宜な、権道ではございますが、監督を十分にやつて、そうしてそういう今までのような不始末をさせない、経費も切り詰めて行つて、手数料をそれに対して払う、その手数料で埋めて行くということであれば、国の損失は少くとも埋まる。そういう実利の面を考えまして、非常に気持の悪い制度ではあるけれども、あるいはそういう方法もやむを得ないのではないだろうか。
これは決していい制度ではありませんが、きわめて便宜な、権道ではございますが、監督を十分にやつて、そうしてそういう今までのような不始末をさせない、経費も切り詰めて行つて、手数料をそれに対して払う、その手数料で埋めて行くということであれば、国の損失は少くとも埋まる。そういう実利の面を考えまして、非常に気持の悪い制度ではあるけれども、あるいはそういう方法もやむを得ないのではないだろうか。
始めました当初は事務当局も非常に不慣というような点もありまして、只今御指摘がございましたように、なかなか割当事務がスムースに行かないというような実情もございましたので、そこへ持つて行つて手数料を取上げるということも、端的に申しますと少し酷じやなかろうかというような点もございましたので、実は只今まで手数料を徴収するということは延び延びになつておつた次第であります。