2001-11-21 第153回国会 参議院 憲法調査会 第3号
まず、資料の二ページにございます①の「衆議院議員定数配分規定違憲判決」でございます。 この判決は、一票の格差が最大約五倍となっていた衆議院議員の定数配分規定につきまして、一票の格差が憲法十四条一項等の要求する選挙権の平等に反する程度になっており、しかも合理的期間内に是正がされなかったので違憲であるとしたものであります。
まず、資料の二ページにございます①の「衆議院議員定数配分規定違憲判決」でございます。 この判決は、一票の格差が最大約五倍となっていた衆議院議員の定数配分規定につきまして、一票の格差が憲法十四条一項等の要求する選挙権の平等に反する程度になっており、しかも合理的期間内に是正がされなかったので違憲であるとしたものであります。
すなわち、そこでは十一件の違憲判断が紹介されておりますが、法律を違憲としたものは、分類上問題のある関税法の第三者所有物没収事件、これを含めましても、刑法の尊属殺重罰規定、薬事法の距離制限規定、森林法の分割制限規定及び公選法の衆議院議員定数配分規定の五種類にすぎません。
その後のを引き続きごらんいただきたいと思いますが、十一番は、昭和五十一年四月の大法廷判決、衆議院議員定数配分規定の違憲判決でございます。 これは、昭和四十七年の十二月に行われました衆議院議員選挙につきまして、選挙人が、公職選挙法の規定によりますと、議員一人当たりの有権者数、これは選挙区によっていろいろございますけれども、この最大値と最小値の比較が四・九九対一になっておる。約五倍でございます。
以上申し述べましたほか、衆議院議員定数配分規定の是正と解散権、靖国神社への公式参拝などの政治問題、米ソ首脳会談、日ソ外相会談と北方領土、フィリピン情勢、東京サミットへの取り組みなどの外交問題、SDI、いわゆる戦略防衛構想への研究参加、シーレーン防衛と個別的自衛権との関係、OTH、超地平線レーダーの導入などの防衛問題、貿易摩擦の解消、円高差益の還元、公定歩合の再引き下げ、民間活力の活用、国庫補助率の見直
以上のほか、衆議院議員定数配分規定の是正と解散権との関係、天皇陛下御在位六十年に関連する恩赦の有無などの政治問題、東京サミットの課題、北方領土返還などの外交問題、財政再建と税制改革、財政投融資制度の見直しなどの財政問題、円高差益と内需拡大、発展途上国の累積債務の処理などの経済問題、国鉄改革に関する諸問題、男女雇用機会均等法の施行、母子保健法などの女性に関する諸問題、その他国政の各般にわたって熱心な質疑応答
これによりますと、選挙そのものは事情判決の法理により無効とはされませんでしたが、当時の衆議院議員定数配分規定は違憲とされております。 私は、本日、この席で意見等を述べる機会を与えられましたので、まず千葉県の人口動態、現状等について申し上げたいと存じます。