2018-11-30 第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
まず、先日の与党による入管法の衆議院強行通過に強く抗議いたします。 配付資料一を見ていただきたい。 事前に理事の皆さんにはお見せをいたしましたけれども、この間、法務省が発表し、野党が聴取票の公表を求めてきた、失踪した技能実習生からの聴取結果の職業別集計表を私の事務所でグラフにしたものであります。
まず、先日の与党による入管法の衆議院強行通過に強く抗議いたします。 配付資料一を見ていただきたい。 事前に理事の皆さんにはお見せをいたしましたけれども、この間、法務省が発表し、野党が聴取票の公表を求めてきた、失踪した技能実習生からの聴取結果の職業別集計表を私の事務所でグラフにしたものであります。
衆議院強行後の共同通信の調査でも、説明不十分は七七%、この参議院に移ってからも、審議をすればするほど問題点や矛盾が噴出する共謀罪法案であります。昨日の毎日新聞では、不安や懸念を置き去りにし、抗議の声をはねつけ、数の暴挙を繰り返す、そう思われるのが本意でなければ、成立ありきの態度を改め、審議を一からやり直すべきだ、こういう意見も示されています。私はそのとおりだと思います。
そして、トランプ氏当選、衆議院強行後の十一月、賛成は三八・八、反対は四八・五になりました。つまり、審議をすればするほど反対が増え、トランプ氏が当選をして発効の見込みがなくなったという下で逆転をし、一〇ポイント、今国会での承認反対が増えたということなんですね。他の調査でも、徹底審議が圧倒的多数ですよ。これこそが国民の意思なんです。
本法案の衆議院強行に、反対の世論が急速に高まっています。新聞各紙には、「人の不幸を踏み台にするのか」、「「数の力」を振り回すな」の見出しが躍り、カジノには国民の間に根強い反対論や拒否感がありこれまで審議できずにいた、それを突然持ち出し、まともな議論もないままなし崩し的に解禁しようとする議員たちの見識を疑うと指摘されていますが、そのとおりです。
つまり、戦争法案の衆議院強行採決によって内閣支持率が急落し、国民の間に安倍政権の暴走に対する強い危機感が高まった。このままではもたないという政治判断が先にあって、その段階でゼネコンその他に二〇二〇年には間に合わせるという確証をとらせ、急遽決断をした、それだけの話ではないか。
衆議院強行採決の瑕疵は重大であります。国民の批判をよそに、密室で行われた修正案が示された後の質疑は僅か二時間。一昨日の福島での地方公聴会では、与党推薦の公述人を含め、全員が反対、慎重にと強い意見を述べたにもかかわらず、被災地を、声を聞いたとのアリバイづくりに利用したのかと怒りの声が噴き上がっています。 ところが、与党は、一方的に委員会質疑の終局を強行し、討論の機会さえ奪いました。
始まりました一斉地方選挙の前半戦前に強行する姿は見せたくないなどという与党内の思惑で四月八日の投票日前の衆議院強行は避けるけれども、四月十三日には単独でも強行するなどという日程が公然と語られているわけです。しかし、その法案自体に幾つもの重大な問題がある。 まず、最初のパネルを見ていただきたいと思うんですが、憲法をどうするのかという決定権は、これは国民一人一人にある。
永野鎮雄君、先ほど来提案者の述べたように、衆議院強行採決、参議院強行採決。委員長の永野君は、速記録にどう記録されたか御存じですか。これも提案者が述べました。これがさらに、いま河野議長職権本会議開会につながって、進行しているのであります。 河野議長はまた、文教委員会におけるところのこの採決に対して、法律的には合法であるが政治的には問題だと、こう言っているのであります。私は、ここに問題があるのです。