2016-11-28 第192回国会 参議院 本会議 第14号
決算の審査は、衆参二院制の下、参議院がその独自性を発揮すべく長年重視してきた極めて重要な審議の一つです。しかし、本日はその前に、先週のトランプ次期アメリカ大統領のTPP離脱表明によって大きく揺らいだこの臨時国会の意義についてお尋ねせざるを得ません。
決算の審査は、衆参二院制の下、参議院がその独自性を発揮すべく長年重視してきた極めて重要な審議の一つです。しかし、本日はその前に、先週のトランプ次期アメリカ大統領のTPP離脱表明によって大きく揺らいだこの臨時国会の意義についてお尋ねせざるを得ません。
衆参二院制ですから、これは両方セットで考えた方がいい。 そういうことを含めて、今回は、憲法制定の経緯を考え、二・六二倍だったというスタートを考えたときに、これでも憲法は許容できるんじゃなかろうかという、こういう判断に立ったわけでありまして、是非御理解を賜りたい。(拍手) 〔中野正志君登壇、拍手〕
それでは、この衆参二院制の問題とも関連するわけでありますけれども、国会法改正案の憲法審査会と合同審査会についてお尋ねをしたいと思います。
その原案を起草する場は、今度は政党間ではなくて、衆参二院制との兼ね合いで言うと、衆議院のもとの原案起草委員会とか、参議院のもとの原案起草委員会ということでは、これまたどちらが先にやったとしても、別のハウスの方はなかなか政治的にメンツの問題でうまくいかないだろう。
やっぱり国会の中での衆参二院制ということは国会の大きな枠組みの中での衆参という位置付けをどう考えるかということであるはずですから、国会というのはどういうものかという根本のところが、衆議院であっても参議院であっても基本的なところは外すわけにいかない。そういうことで考えると、やっぱり国権の最高機関である国会の中の衆議院であり参議院である。
衆参二院制の中で参議院の存在感をいかにして示していくか、存在感のある参議院をいかにして実現していくかということが二十一世紀の参議院に課せられた大きな課題であると思います。それだけに、参議院の議員を選ぶ選挙制度の改正は、まさに参議院の将来を決める重要な課題であろうかと思います。
私は衆参二院制論者でありますけれども、例えば衆参に法制局がある、あるいはそれぞれの調査室にスタッフがある、いろいろなことがあるのですけれども、ある部分ではそれを一本化して国会として総力を挙げてやるというふうな体制があってもいいと思うのですね。
第四は、衆参二院制の意義から見て、何ゆえ両院それぞれの設置でないのか。同時に、議員による監視の要求は何ゆえ衆議院二十名の連署であり、参議院は半数の十名をもって処理するのか、御説明ください。 第五に、既に国会内にある行政監視や立法活動を行うための補助機関である両院常任委員会調査室、議院法制局、国会図書館立法考査局などの組織の見直し、運用の改善による活用方法の御所見を承るものであります。
衆参二院制の建前から、その仕組みは当然明確に異なるべきであり、両者同数であっては二院制の意義を損なうことになる。衆議院は地域の代表としてその声を国政に反映させることが役割の大きな特色であります。したがって、選び方も地域選出が基本であって、比例代表はあくまで補完的なものであります。
最初に、愛媛県議会議員先田通夫君からは、地方公聴会の形骸化、セレモニー化について有権者サイドに配慮した実効性のある方法を考慮すべきこと、衆参二院制の建前から両院の選挙制度を異なるものとし、衆議院は地域選出を基本とし比例代表を補完的にすべきこと、全国単位の比例代表は地方の民意を代表する代議士を減少させ国民は政治からますます遊離すること、国民は腐敗防止と透明性に関する改革を急ぐべきと考えており現在の最大
また、我が国における衆参二院制の意義と特性を考慮した場合、衆議院においては比例代表の区域を都道府県単位にすることにより、地域の実情にふさわしい、しかも参議院の比例区とは異なる特性を持った選挙制度とすることができるのではないでしょうか。 次に、政党助成制度についてです。 政治と金、選挙と金、現実的問題です。
現行の国会制度は衆参二院制であるため、衆議院の選出方法は参議院とは異なる性格を必要とするものであり、我が国の議院内閣制では、衆議院は内閣総理大臣指名の優越権を持ち、解散もあることからして、その選挙は、政権の選択の意思が最も端的にあらわれる選挙制度が理想であると考えるものであります。
万一そういうようなことを考えているとしたならば、これはもう私は、完全な議会制民主主義の否定であるばかりか、参議院の存在の意義と権威を否定し、衆参二院制のあり方にかかわる重大な問題と言わざるを得ません。政府・自民党が策を弄して税制改革法案つぶしを行うことは断じて許されません。
これは衆参二院制の役割、責任を放棄する自殺行為であります。参議院改革を全く後退させる愚劣な策と言わなければなりません。 参議院は、常に院の良識を発揮するため、各党各会派が協力のもとに慎重かつ真剣に事に当たってまいりました。今回、一方的に本会議開会を行うとするならば、良好な実績を破壊するものであり、全く残念でなりません。 以上の理由をもちまして、十時からの本会議開会には反対であります。
○政府委員(齋藤憲三君) 御指摘の問題につきましては、われわれも衆参二院制を尊重する意味においてはごもっとものことと存じまするが、この学識経験ある者として衆参両院議員五名が肥料審議会の委員として任命されましたときに、これでよいというふうに御審議を願いましたことと存じまして、この際はさらにこの方々の従来の学識経験を生かして、肥料審議に当っていただきたい、そういう考え方から重任をお願いしたような次第であります