2002-11-01 第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
保存血の話はしていません」と呼ぶ)だから、私が今申し上げているのは、保存血液等からつくっております血漿製剤の中にも、当然それは入っている可能性というものはあるわけです。
保存血の話はしていません」と呼ぶ)だから、私が今申し上げているのは、保存血液等からつくっております血漿製剤の中にも、当然それは入っている可能性というものはあるわけです。
したがいまして、多くの方の血液を集めてつくります血漿製剤におきましては、十分これは予測のされ得ることでございます。血漿製剤におきまして肝炎の発生は当然予測をされることでございますので、それは血漿製剤だけではなくて、私は、今回のこの問題を全体としてどう解決していくかという視点が大事だというふうに思っている次第でございます。
現在、そうしたリコンビナントを使用の皆さん方もおみえでございますし、また、中にはそちらの方が安全だという人もおみえになるようでございますけれども、私は、日本の国内におきます血液は、エイズはもとより、C型、B型、それぞれの肝炎につきましても、完全にと言っていいほどチェックのできる体制ができ上がったわけでありますし、そうした中でつくられます血液血漿製剤というものが最も安全ではないかというふうに思っておりますので
しかし、節目の、例えば四十五歳とか五十歳とかというような節目の方々だけではなくて、過去に私は輸血をしたことがある、あるいは血漿製剤を使ったことがあるといったような方につきましては、節目の年齢でなくてもお申し出ください、その皆さん方については一緒に検査を一日も早くやりましょうと、こういうことを申し上げているわけでありまして、そして早く検査をしていただいて、そして安心していただく方は安心をしていただく。
一般の輸血用の血液の場合には、一人の人の血液で成り立つわけでございますが、血漿製剤の場合には、多くの人の血液の中からこの製品をつくるということでございますから、多くの人のを使えば危険性というものは非常に高まるわけでございますから、それに対する配慮というものがやはりなされてしかるべきというふうに思っております。
今お話ございましたように、保存血液及び血漿製剤等々につきましては法律的な裏づけというものも必要でございますので、今国会に提出をさせていただきたいというふうに思っております。また、血液製剤の国内自給を推進していくためにも、安心して献血をしていただける体制を整備しなければならないというふうに思っております。
それから、最初の方にお尋ねをいただきました、テロ対策等の問題で、外国への支援の中でアルブミンですとかそういう血漿製剤を要求されたときにどうするかという話でございますが、これは、いわゆる国内で必要量というものは当然賄っていかなければならないわけでありますから、それを確保した後、余分なものが一体あるのかどうか、余分に提供できるものがあるのかどうかということに尽きるというふうに思っております。
それは、一つには、献血量を四百ミリリットルにふやそう、それから、クリオ除去血漿製剤の使用を許可しよう、そして、医者に対して各製剤の適切な適応等の教育普及を推進しよう、一刻も早い凝固因子製剤の自給体制の確立が望まれるという結論を、エイズ研究班の「総括」として一番最後に具体的に挙げているわけです。
○枝野委員 これはこの委員会の中でも、参考人の質疑の中でも出ましたけれども、「クリオ除去血漿製剤の許可」というのは、これはいつできたのですか。
さまざまな形で、例えばもっと自給すべきであるということを、先ほど自給体制をとるべきであるというお話がありましたけれども、確かに自給体制をとると同時に、日本の臨床場面でこの血液製剤、特に最近では血漿製剤等が過剰に使われ過ぎてはいないかという印象を私は持っているんですが、その点についてのお考えもあわせてお伺いしたいと思います。
それから六月二日にも、やはり同じようなトーンで、「感染経路の一つにプラスマフェレーシスによる原料血漿から、製品化された血漿製剤も関連するとも言われております。」ということで、同じような流れで恐らく警告を発しているのだと思います。 当時社長でいらっしゃった参考人は、どういうふうにこの文書を読み、そしてどう対処されたのか、その点について伺いたいと思います。
また、当時の新聞報道におきまして、郡司課長のコメントとして、血漿製剤は九割以上アメリカから輸入に頼っておりまして、エイズについては極めて重大な関心を持っている、発病者が出た場合は早く発見して対策を打てるよう早急に検討班を発足させたい、そういったコメントも掲載をしておるところでございます。
さらに、その次の年に、厚生省の通達をもちまして、血漿分画製剤原料血漿確保対策について、すべての血漿製剤を献血により確保するという目的達成に向けて進めることとしました、厚生省では今後国内自給に向けて具体的な対策を講じることとしますというふうになっています。
その後すぐに六月二日には、ミドリ十字の血漿部長名で、「感染経路の一つにプラスマフェレーシスによる原料血漿から、製品化された血漿製剤も関連すると言われております。従ってドナーの検診の際、リンパ節症、急激な体重の減少、持続的な下痢等について留意し、採漿の適否を慎重に判断して下さい」と、売血を採血する際、エイズでないかどうかよく検診するよう指示をしているわけです。
平成五年度予算におきましてこの関係の厚生省の予算を、入り用なだけと申しますか、ともかく金を惜しますに予算の措置をいたしたつもりでございますが、正しい知識の啓発普及、あるいは検査、治療の体制、カウンセリングその他等ん、あるいは血漿製剤による感染者の救済、いろいろなことがございますが、この今の時期が本当に勝負どきだと思います。
○永井委員 続けて、諸外国のそういう血友病患者が結果的に血漿製剤によって感染した場合の救済策はどのように取り組まれているのか、主だった国でいいですから、わかっている範囲でお答えください。
また三十人以上の血友病患者を抱えながら、国内の原料血の血漿製剤だけを使って、一人のエイズ感染者も出さなかった横浜市の向山小児科医院の向山秀樹院長は、「血液には何が入っているかわからない部分がたくさんある。だから他人の血液はできるだけ体内に入れない方がいい。外国の血は極力避けるべきだ」こういうふうに言われているわけです。
私は、適正にこういうものが使われることについては何ら、これはむしろ本当にしっかり使っていただきたいぐらいに思いますけれども、特に国際的に非難を浴びた中に、これは正式の権威ある場での指摘でありますけれども、栄養剤、疲労回復といいましょうか病後回復といいましょうかそういうふうなものに対してまで血漿製剤が使われている、これは我が国だけの状況だと。
次に、私は、血友病患者への血漿製剤の投与の問題についてお伺いしていきたいわけであります。 血友病患者に対する血漿製剤の投与、これは今までどういう経過の中で来ておって現在どういうものが投与されているかというその経過につきましてひとつ御報告いただきたいのでございますが。
といいますのは、血漿製剤の我が国の使用が諸外国と比べて大変多い、そして血漿消費量の世界の三分の一を我が国が使用している、こういうふうなことが言われておりますし、また事実かなりしっかりしたいろいろな場でそういうことが報告をされている。何で一体我が国がこんなに血漿製剤をたくさん使うんだろうかと、どうしてもこういう疑問が浮かぶわけですね。
また、現在、国内では国民の方々の献血によって手術の際の輸血用の血液はすべて賄っておりますけれども、先ほどから御指摘ございましたような血漿製剤につきましては、なかなかその需要を満たすことができないということで外国からの輸入も行っているというのが現状でございます。
したがいまして、国民の献血によって得られた血液にいたしましても本当に必要な医療に用いられているという限りにおいてはこれは問題がないと思うわけでございますが、従来いろいろと専門家の御意見も伺ってみた場合には、必ずしもどうしても血漿製剤でなければならないと思われるケースばかりでもないと、こういう御意見もございましたので、これは私どもの方で一概に使用の規制という面もなかなかできにくい面もありますが、専門家
ですから、そういう国では血漿製剤がこんなにたくさん使われていない。我が国は何で血漿製剤がこんなに使われるんだろうかということで、どうしても疑問を持ってまいります。
ちなみに、現在いわゆる全血輸血と申しますか、一般の血液を輸血する場合、あるいは血液血漿製剤というようなものにつきましては、これはもう全部国内の献血で賄われておりますが、いわゆる血漿分画製剤と申しまして、血液のうちの一定の成分だけを取り出していろいろな手術なり治療の際に使う、また血友病の治療のために血液凝固因子製剤というものを使っております。
この方々は、血友病治療のために血漿製剤を自分に投入しなければ生きていけないため、お医者さんの指導によって、厚生省の認可した製剤を自分の体に打ち続けておられたわけでございますが、そのうちの相当部分、少なくともこの何割かを申し上げることもためらわなければなりませんが、相当の数がこの保菌者になられたわけであります。
血漿製剤というものはヘモフィリアの人々にも使われて、それは五千人ですけれども、それ以外に山ほど乱用されたのがあるでしょうと私は言っているわけです。ヘモフィリアの方々は完全なコントロール下に置かれているから、ある意味ではもう心配ない。ところがわからない人々、その人たちが右往左往しているわけです。これについてどうしなければならぬか。
そして諸外国に対して顔向けできるようなバランスのとれた、国内産血による血漿製剤の作製というものに取り組まなければならぬでございましょう。この点はいかがでございますか。