1969-06-10 第61回国会 衆議院 決算委員会 第17号
わが国におきましても血清肝炎などで社会を騒がしたときもございますし、また献血、供血、売血等でいろいろ問題が発生したのでございますが、これは需給関係は相当好転しつつあると思っております。きょうは概要だけ伺っておきたいと思います。 一点は、現在において必要な輸血用の血液の量、これはかいつまんで言うたらどうなるのですか。
わが国におきましても血清肝炎などで社会を騒がしたときもございますし、また献血、供血、売血等でいろいろ問題が発生したのでございますが、これは需給関係は相当好転しつつあると思っております。きょうは概要だけ伺っておきたいと思います。 一点は、現在において必要な輸血用の血液の量、これはかいつまんで言うたらどうなるのですか。
時間がないから重ねて申しますけれども、最近の新聞に、何やら血清肝炎が最近またふえた、こういうことが報道されておりますが、献血の状態はどうなっているのか。
それから血清肝炎の問題をお触れになりましたが、確かに最近私どものほうの医療研究費を出しております学会等の発表によりましても、四十年、四十一年、それから四十二年は急激に減ってまいったわけでありますが、残念ながら、四十三年の調査ではこれがまたもとに戻っているようでございます。
ここでちょっとお尋ねをしておきたいと思いますが、この大賀君が胃の切除をやったわけですが、その後輸血の関係で血清肝炎を引き起こしておる。胃の手術をやって、いわゆる黄色い血でございますが、そういう輸血をやったために血清肝炎を起こして現在も病臥中ということで、先般来もそういう意見を申し上げておりましたが、これらについて再び公傷認定が行なわれたかどうかですね。
輸血の重要性のことは、先ほど大臣に申し上げたのでありますが、そのいまの血液行政が円滑にいっていないという点を重要視して、これに対する措置をひとつ考えてもらいたいという点から、しぼってひとつ質問をしてみたいと思うのでありますが、ついこの二、三日前に行なわれておりました血液病理学会で、輸血学会のほうで論議されたのでありますが、その発表を見てみますと、預血とか献血とか、こういうものについての、いわゆる血清肝炎
先年血清肝炎なんかで、ライシャワー大使などの問題もございまして、国会でも騒ぎました次第ですが、最近どうもこの血液需要が少し減ってきたんではないであろうか。三十八年には五十八万リットルぐらいでしたが、四十年ごろには四十万台に下がっておるようでございます。これはやはり血液の純粋性を疑うというところから、なるべく避けるという傾向があるのではないであろうかとさえ、しろうと側は推定するのです。
○林塩君 この前にライシャワーさんが負傷しましたときに売血を使いまして、それが血清肝炎を起こしたというようなことから、この血液問題というのは大きな問題になってきたわけでございますが、そういうわけで、やはり救急の場合でございますので、売血自体が全部悪いというわけではないと思いますけれども、特に救急の場合、交通事故の対策といたしましての場合に、売血によらなくてもやはり清潔な血液ができるだけ早くに確保できるようにしておくこともまた
しかし、特例な手当て法がわからないから、ちょうど血清肝炎のような状態で、いろいろな対症的な療法しかしてない。しかも、そのある例なんかは、いままでも病気もしたことのない頑強な人がその病気になって、そうして血液を調べてもらったら少し肝蔵に変化がある。さっそく入院したら、あと狂乱状態になって混睡状態になって死んでしまった。こういうこともあるので、その付近の人は非常に恐慌を感じているわけですね。
そこで、売血のことについては、三月一ぱいで終止符を打ったはずの売血による血清肝炎の脅威がまだ去っていない、という調査結果を発表しておるのでありますが、この点はあなたどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
それから血清肝炎等の発生状況でございますが、もちろん御案内のように、売血が非常に盛んな時代は、血清肝炎の発生率というのは非常に高かったわけでございます。これは諸外国の例を見てもそうでございます。今日献血制度が全国的にやや行き渡るようになりますと、当然血清肝炎の比率というものも、売血全盛時代と比べますと、発生の比率は落ちておる、われわれはこういうふうに読みとっているわけであります。
しかも、生活のため血を売る人々はあとを断たず、血清肝炎の発生もまた少なくない。よって、当局は、すみやかに献血受け入れ体制の強化につとめ、意欲的に献血ができるよう、その運営面も改善して献血量の増加をはかるとともに、実効ある救貧施策をとり、もって不良売血の絶滅を期すべきである。 七、近年、サリドマイド禍、アンプル薬禍、農薬禍等、薬品の副作用による人体への事故が続発している。
○政府委員(若松栄一君) 輸血の血液問題は、直接的には薬務局で扱っている仕事でございますが、御承知のように、一昨年来、輸血による血清肝炎等の事故が非常に多発いたしまして、そういうような状況から、手術した、輸血はやったはいいけれども、肝炎を起こして致命的な状態になるというようなことがございまして、輸血制度を全面的に改善しようということから、いわゆる買う血、買血をできるだけ制限いたしまして、これを献血に
び保健福祉施設の整備充実に関 する陳情書外一件 (第三六四号) 生活保護基準引上げに関する陳情書 (第三六五号) 生活保護基準引上げ等に関する陳情書 (第三六六号) 生活保護制度改善に関する陳情書 (第三六七号) 失業対策労務者の賃金改善に関する陳情書 (第三六八号) 社会福祉制度改善に関する陳情書 (第三六九号) 社会保障制度改善等に関する陳情書 (第三七〇号) 血清肝炎患者救済
いたしましたら、日本では成果があがるのじゃないだろうか、むしろ諸外国、先進諸国よりも成果があがるのじゃないだろうかというふうにさえ考えられるのですが、これは行政府ないしはあなたのような、日赤のような特殊法人あるいは一般公共団体、民間、地域等、あげて国民的な運動として献血運動を推進する、こういうようなことに持っていけば、私は、現在の需給関係が献血三二%と聞きますが、これが倍になるというふうになって、血清肝炎
○坂元政府委員 血清肝炎の予防対策についてでございますが、私ども、従来からいま御指摘のように、いわゆる売血による血清肝炎というものが叫ばれておりましたので、いろいろ私どもは私どもなりに検討なり、研究を進めてきたわけでございます。
それは、血清肝炎の発生率が、私どもは大なり小なり五〇%、大臣はいまのお話だと一五%ということだ。それは、いろいろここでやりとりいたしましても、水かけ論ですから申し上げません。ただ、私どもがちょっと納得いかぬのは、それならば、血清肝炎の防止策について国がどれだけの対策を講じておるか。これは行管が勧告しておるのですよ。ほとんど血清肝炎を防止するための研究というのは行なわれておらぬ。
○河野(正)分科員 時間もございませんから、だんだんはしょって結論を急ぎたいと思いますが、先ほど売血の問題から血清肝炎の問題に触れてまいったわけであります。ところが、現在、大体十秒間に二百グラムの輸血が行なわれておる、こういう実情です。しかも、極端に申し上げますと、その中の五〇%が大なり小なり血清肝炎を起こすケースになっておる、こういうことがいわれておるわけです。
それから二十二番の血液対策費、これにつきましても、一そう献血の推進をはかるためにいろいろ各種の行政費、PR費、そういったものの経費と、それから血清肝炎の調査研究費でございます。 次に、三三ページにまいりまして麻薬対策費、これは内容的にだんだん患者も減っておりますし、従来と変わりはありません。 それから三四ページ、国立公園の整備費につきましては、前年六億の予算に対しまして六億四千万。
血清肝炎になった場合の報告を、これは厚生省は受けるようなシステムになっておりますか、おりませんか。輸血の結果、血清肝炎になった場合に、報告を受けるようになっているか、なっていないか、これはどうです。
○政府委員(坂元貞一郎君) ただいまご指摘の血清肝炎による補償についての資料は、実は提出していないわけでございます。私どもの考え方は、血清肝炎等については、先生もご存じのように、まだまだ学問的、医学的に不明の点が多分に残されている。
○政府委員(坂元貞一郎君) 血清肝炎の問題につきましては、先ほど来申し上げておりますように、まだ診断基準というものが実はできていないわけでございます。
ですから先ほど申し上げた調査機関とか、あるいは法律並びに施行規則等の実施の問題についても、あるいは血清肝炎の問題の研究についても政府がもっと真剣に取り組まないと、こういうことは解決しないと私は思うのです。きょうは年末でありますから、国会も自然休会になりますから、ひとつ来年の再開国会では厚生省の項をまたやりますから、そのときに報告のできるようにしてください、いままで言ったことを。
いまの検査で、やっぱり血清肝炎なんかの関係で非常におそろしいのは、肝臓病をやったことがあるかどうか。これは一番直接くる問題だと思うんです。そのほかにいろいろ内部疾患を起こして、いままで既往症があった場合、ない場合、これは非常に血液の性質が変わってくるわけだ。そういう場合に、事前に調査をし、健康診断のように血圧とか、それからその他の体重測定ぐらいじゃわからないわけでしょう。
特にいわゆる血清肝炎といわれているものでございますが、この血清肝炎の予防なり、診断なり、治療の問題については、私どもも数年前から特に力を入れて研究を進めているわけでございますが、何ぶんにも現在の医学のもとにおきましては、血清肝炎の診断方法というものが、まだ学問的に確立できていないわけでございます。
)(第五二五号)(第五六二号)(第八三九号)(第 一二六一号) ○献血の必要経費国庫負担に関する請願(第三八 一号) ○中国東北部(旧満州)における開拓殉難者の慰霊 並びに遺骨収集代表団派遣に関する請願(第四 〇八号)(第四三〇号) ○保育所の拡充強化に関する請願書(第四五一号) (第四九六号)(第五三二号) ○旧令による共済組合期間を国民年金期間に通算 するの請願(第五一三号) ○血清肝炎被害者救助
第五六二号、第八三九号、第一二六一号、原水爆被害者援護法制定並びに原爆症の根治療法研究機関設置に関する請願、第三八一号、献血の必要経費国庫負担に関する請願、第四〇八号、第四三〇号、中国東北部(旧満州)における開拓殉難者の慰霊並びに遺骨収集代表団派遣に関する請願、第四五一号、第四九六号、第五三二号、保育所の拡充強化に関する請願、第五一三号、旧令による共済組合期間を国民年金期間に通算するの請願、第五六一号、血清肝炎被害者救助
○鈴木国務大臣 この献血運動を推進しようということは、御承知のように血清肝炎等の事態が発生してまいりまして、どうしても健全な血液を確保する必要がある。こういうようなことから献血に重点を置いて血液対策を進めよう、こういう基本的な方針を立てておるわけであります。
それから、また、血清肝炎の問題につきましては、今後さらに検討する必要があるということでもって、これは特別に血液対策のところには計上はいたしておりませんが、医療研究助成金のほうでもって大体五百万程度その分に充てようということで計上しておりまして、総額におきましては前年度に比べまして減というふうになっておらないわけであります。
昨年、血清肝炎の問題を含めまして、いわゆる黄色い血ということで社会的に問題になりましたが、昨年の八月閣議決定をいたしまして、日本赤十字社及び地方公共団体を主体にしまして献血の推進をはかるということにいたしまして、それで従来二十六都道府県に、全然血液銀行も移動採血車もなかったところに移動採血車を二十六台分予備費でもって支出をするという決定をいたしたわけでございます。
○小柳勇君 医務局長がおられますから、血液対策ですね、血液対策費で、きのうの新聞で、日赤の血液がなくて大騒ぎしたようでありますけれども、全国的にも血液が足らぬというようなことを書いてありまして、心配のあまり質問するわけでありますが、しかも、方々で血清肝炎と申しましょうか、それで苦しんでいる人も方々から陳情があるわけですが、この血液対策について御説明願いたいと思います。