2013-02-20 第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
臍帯血というのは、御存じのとおりお母さんと赤ちゃんとの間をつなぐへその緒や胎盤の中に含まれている血液のことでございますけれども、これは白血病などの血液難病の方々のために移植するために今全国で八つあります公的バンクの中で保存されているわけでございます。この中には、十年以上たって古くなったものや、また細胞数が小さくて移植に適さないものがございます。
臍帯血というのは、御存じのとおりお母さんと赤ちゃんとの間をつなぐへその緒や胎盤の中に含まれている血液のことでございますけれども、これは白血病などの血液難病の方々のために移植するために今全国で八つあります公的バンクの中で保存されているわけでございます。この中には、十年以上たって古くなったものや、また細胞数が小さくて移植に適さないものがございます。
これに応じまして移植例数も急増しておりまして、平成十五年度には六百例以上、七百例程度となりまして、骨髄移植と並びます白血病等血液難病の治療法として実績を上げているところでございます。
骨髄移植、臍帯血移植につきましては、いずれも近年、白血病を始めとします血液難病の根治的な治療として定着しているところでございます。 今、最後に御質問の末梢血幹細胞移植についてでございますけれども、平成六年から開始されておりまして、現在、血縁間においてのみ実施されておりますが、現在までで二千五百件が実施されているということでございます。
○下田政府参考人 我が国におきましては、白血病あるいは再生不良性貧血といったいわゆる血液難病と言われる方々が年間約一万人発症いたしておるわけでございます。そのうち、四分の一程度の方々が骨髄移植の対象となるというふうに言われておりまして、それからしますと、毎年、大体二千人から二千五百人の方々が骨髄移植の適応となるというふうに見込んでいるわけでございます。
まず、骨髄バンクのことでございますけれども、白血病あるいは血液難病の患者さんにとりまして、骨髄あるいは臍帯血によります造血細胞移植、これは命の根幹にかかわる大変重要な治療方法ということで、最近は大変患者さんの数もふえてまいりまして、また、移植によって健康を回復された方々が大変多くなっているということでございます。
それで難病指定、たくさんあるわけでございますが、中でも神経難病の問題、あるいはいわゆる膠原病として総括できる難病問題、これらの患者さんについての問題点、そして、血液難病といったようなものについて非常に多くの問題が山積しているというふうに考えます。 特に、これらの患者さんにとって一番の問題は、難病の治療機関が実態的に減りつつあるという御指摘があることでございます。