2006-04-18 第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
○小池晃君 ということは、その後半の二人というのは、除斥期間を理由にしていますけれども、血液製剤由来のHIV感染であるということは認めているわけですね。
○小池晃君 ということは、その後半の二人というのは、除斥期間を理由にしていますけれども、血液製剤由来のHIV感染であるということは認めているわけですね。
私は血友病患者で、血液製剤由来のHIV感染だったわけですが、血友病という原因疾患があることもあり、もともと何らかの形で医療機関につながっていたわけです。ですから、全く健康な人が感染してしまったという方であれば、もう病院にいたことがないよと、そういう方もおられるかと思いますが、私どもは生まれたころから病院とつき合っていたわけで、感染の事実を知ったときも当然どこかの病院にかかっていたわけです。
それから、先ほどの意見でも述べましたが、薬害エイズ事件においては、最初に科学的な実態把握がきちんとされないがために血友病患者の多くの人たちに血液製剤由来の感染を広げた。つまり、一次予防を誤ったわけであります。こういった一次予防を誤ったことに、実態把握が科学的にきちんとしていなかったという問題があります。
第二に、血液製剤由来の感染症に対する危機管理のための情報収集・提供が重要であることを踏まえ、行政サイドの情報収集・提供の仕組み、医師と患者間での情報提供のあり方の改善を図ること。第三に、今回の事件の反省に立って、薬事行政及びその組織のあり方を見直すことといった項目について鋭意検討を行い、今月中を目途に検討結果を取りまとめることとしております。
このプロジェクトチームにおきましては、 まず第一に、非加熱製剤の使用を停止することがおくれた政策決定プロセスを反省し、今後のあり方を確立すること、 第二に、血液製剤由来の感染症に対する危機管理のための情報収集・提供が重要であることを踏まえ、行政サイドの情報収集・提供の仕組み、医師と患者間での情報提供のあり方の改善を図ること、 第三に、今回の事件の反省に立って、薬事行政及びその組織のあり方を見直