2011-12-08 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
その中で、今、予算の今の状況を挙げていただきましたけれども、このような特殊な血液分画製剤の国内自給率を向上させるために、来年度の予算概算要求としまして、特にB型肝炎の母子感染、あるいは医療従事者の方々の注射器の針刺し事故等の感染予防、そういうふうなものに効果のありますこの抗HBsヒト免疫グロブリン製剤、これを確保するために、医療従事者の方々に御協力を求めましてワクチンの追加接種を受けていただく、それで
その中で、今、予算の今の状況を挙げていただきましたけれども、このような特殊な血液分画製剤の国内自給率を向上させるために、来年度の予算概算要求としまして、特にB型肝炎の母子感染、あるいは医療従事者の方々の注射器の針刺し事故等の感染予防、そういうふうなものに効果のありますこの抗HBsヒト免疫グロブリン製剤、これを確保するために、医療従事者の方々に御協力を求めましてワクチンの追加接種を受けていただく、それで
例えば、献血者の善意に背くような事態が生じることのないよう、血液分画製剤の原料血漿の配分について透明性を確保することが必要であります。このため、改正案に盛り込まれている需給計画において、国の責任のもと、原料血漿の標準価格や配分量を定めることとして、また、これが製造業者により遵守されなければいけない。
○坂口国務大臣 血液需給計画と言いますときには、これは平時の血液需給計画を意味しておりまして、特別な場合のことを意味しているわけではないというふうに思いますが、血液分画製剤等につきましては、これは二、三カ月のデポットは持っておりますので、これらにつきましては、そうしたときに十分配慮することができるというふうに思っておりますけれども、御存じのとおり、とりわけ輸血用の血液等につきましては、たくさん前もってしておくというようなわけにはまいりませんしいたしますので
私どもとしても、これは血液分画製剤の要するに需給計画を定めるということでありますので、当然、それに関係する専門家の方、あるいはそういったものに深い関係する関係者の方々、そういう方々の中から選任していくということになるかと思います。
これは一つの原因としては、血液分画製剤の需要が急激に伸びてということとか、あるいはまた形といいますか印象といいますか、一つの供給の形態面でもいろいろな相違があるというような、いろいろな要素があると思うのでございますが、今回のいろいろなこういった血液製剤をめぐる事件を契機にいたしまして、血液の国内自給、分画製剤を含めました国内自給というような道を目がけて、きちっとした政策目標を持ちまして進むべきだというふうに
ただ、そのときの血液、国内献血で全部賄える状態であったかというと、残念ながらそういう状態ではなかったわけでございまして、御存じのように血液分画製剤がいわば爆発的と申しますか一挙に需要がふえるという状態の中で、国内献血ですべて賄うというのは非常に困難な情勢であった。残念ながらそういう状態であったわけでございます。
そのような意味で、既に昭和三十八年に閣議決定をいたしまして、日本の血液はできるだけ国内で自給ができるようにと、こういう基本方針が定められておりまして、それに基づいて現在までの段階で少なくとも手術に用いる輸血の際の必要な血液、これは国内ですべて賄えるようになってまいりましたが、一方において、血液分画製剤と呼ばれる製剤につきましては医学上の進歩によって 非常に需要がふえたということもございまして、現在の
また、そういう臓器の輸入によりまして、血液分画製剤によりまして血友病の患者にエイズが発生したということは御存じのとおりでございまして、これはいずれまた問題になるかと思いますけれども、腎臓その他のものを輸入するということについても、またその危険性がないとは私は言えないと思うわけでございまして、将来とも臓器を他国からもらうということは早く清算をして、そして自国自給でやるという体制をとりたいと私は思いますが
今お話がございましたように、我が国の血液分画製剤につきましては、大部分が輸入血液によっているというのはそのとおりでございますが、五十八年の七月からそのような原料血漿を採取する際に、問診であるとか検診によりますハイ・リスク・グループの排除ということを行い、そしてその輸入の際にその旨の証明書を添付させるというようなことをいたしました。
○竹村委員 血液の問題を少し伺いたいと思いますけれども、日本では、血液分画製剤の八〇%以上、これをアメリカから頼っているわけですね、今現在。その結果、血液凝固第Ⅷですか第Ⅸ因子、この注射を受けた人がウイルスを保有していると考えられるとされているわけですけれども、我が国の血液事業の対策を少し伺わせてください。
外国では全血として使用するものよりも、血液成分製剤あるいは血液分画製剤として使用するものが非常に多いということでございます。最近わが国でも血液をいろいろの成分に分けて、病人にその必要な部分だけを体内に入れてやるという方法が進んでいるそうでございます。いわゆる血液成分製剤あるいは分画製剤というものです。 わかりにくいと思いますので、見本を持ってきました。これがいわゆる全血というものですね。
○武藤政府委員 いま先生のお話しの血液分画製剤が新鮮血液を補完するものとして非常に必要なわけでございますが、現在予算的に血液分画製剤の研究費は千七百万程度でございます。今後ともこれの充実につとめまして、新鮮血、それからそれを補う血液分画製剤の研究開発等になお努力いたしたい、かように考えております。
さらに新しい問題としましては血液分画製剤の問題がございまして、それにつきましては四十四年度から予防衛生研究所に施設を整備し、さらに四十五年度といたしましては設備、研究費というものを新たにつけたわけでございます。
また、医学の進歩とともに、今後ますます需要が増加すると思われます血液分画製剤の研究開発を進めなければならないと考えるものでございまして、これが実用化について積極的に取り組んでまいる所存でございます。
それからもう一つは、やはり現在の血液分画製剤というものの生産が、わが国においては、御存じのように、非常におくれております。
特に最後に申し上げました血液分画製剤の研究開発という点については、まだまだ国としても大いに力を尽くさなければならぬ点が多々ございますので、今後はそういう点を重点的に配意をしてまいりたい、かように思っているわけでございます。
ただし、この点につきましては、私どもも、十分これが血液分画製剤にかわるという保証がない限りは、いわゆる有償血というような形の運営は従来のいきさつもございますので、厳に禁止をさしているわけでございます。したがいまして、原料は日本の各メーカーがそれぞれ一般の方から採血をしながらつくっておりますが、この原料が非常に現在は不足しておる。