2006-10-04 第165回国会 参議院 本会議 第5号
一つには、骨髄と臍帯血移植は白血病治療の車の両輪ですが、それらの安定供給のために骨髄及び臍帯血そのものへの保険の適用が必要です。二点目に、臍帯血の品質を確保するために、薬品に準じる形で臍帯血を法的に位置付けるべきです。三点目として、臍帯血移植の成績を上げるため、将来的にセンター化を視野に入れて取り組むことです。
一つには、骨髄と臍帯血移植は白血病治療の車の両輪ですが、それらの安定供給のために骨髄及び臍帯血そのものへの保険の適用が必要です。二点目に、臍帯血の品質を確保するために、薬品に準じる形で臍帯血を法的に位置付けるべきです。三点目として、臍帯血移植の成績を上げるため、将来的にセンター化を視野に入れて取り組むことです。
骨髄液、臍帯血そのものへの医療保険の適用など、国としてバンク及び患者さん等への支援体制を強化すべきと考えますが、厚生労働大臣のお考えを伺います。 次に、乳がんは死亡率及び患者さんの数が年々増え、今や女性の三十人に一人がかかる病気となっています。現在の問診及び視診並びに触診による検診では、どうしても見落とされるケースが多いと言われております。
委員御承知のように、現在、移植手術につきましては保険適用にされておるわけでございますけれども、臍帯血そのものの利用料につきましては、バンクごとに患者負担というものに、その取り扱いにちょっと差があるのが現実でございます。 私ども厚生省といたしましては、このバンクの運営であるとか、それから患者さんの給付と負担のバランスを踏まえる必要がある、こう考えておるわけでございます。
やはり保険の立場からしますと、そういった臍帯血そのものの採取とか保存の費用までをいわゆる材料費的にこれに乗せるのがいいのかどうか、これはまた別途の検討が要ると思いますので、そこらのところは今後の検討ということで、まだ結論は出しておるわけではございません。
そして、保存血そのものが責任を問われるということであるならば献血を続ける自信がなくなるという声は現実のものとして存在をいたしておりました。ですから、私はそうした声は政府側に届けました。政府としてこれにどう答えを出してくれるのか。 同時にこれは、我々は献血をする立場でありますから、自分が不安になれば献血に行かなくなるという選択肢がございます。
つまり、全血製剤というのは全く血そのものに近いものというふうに聞いてよろしゅうございますか。
それは血そのものの原価が高ければ別でございますが、献血でございますので、後の製法については日本の技術というのは決してそんなに劣っているわけでもないと思いますし、それから血液をそんなに使うというのは、世界と比べて、医学はどういうぐあいになっているのか私も余りわかりませんが、そういう面で、とにかく輸血する場合は安心して輸血が受けられるということについて、全般にわたってひとつよろしく御検討願いたい。
○政府委員(上村一君) まず、血液の原価というものをどう考えるかということでございますが、御指摘になっている趣旨は、多分、保存血液というものは献血で賄われておるから原料血そのものは無償じゃないかというふうなことをお話しになるのじゃなかろうかと思いますが、原料血そのものは当然献血でございますから無償でございます。
ただ、即座にそれに入ります場合には、血そのものが足りなくなりまして、患者等に不測の災いを生じますので、その間経過措置を必要といたしますので、その経過措置に対していかなる施策をとるかという問題になろうかと思います。
○柳田分科員 やはりこの問題については、血を売る人を食いものにする、ほんとうにそれこそ吸血業者、血を供給するのじゃなしに血を吸う悪徳なるブローカー、ここに一つ問題点があるのと、それからやはりおっしゃったように、その血そのものが新鮮なる健康血であるかどうか、マラリヤ、梅毒というようなものを持っていないかどうかということと、最近は名前を二つも三つもかえまして連日のように血を売っておる、これは職業というよりは