1994-02-28 第129回国会 参議院 決算委員会 第1号
私は、担保力が落ちていっているということが融資農政というのを進める限りにおいてはやっぱり大きな課題なんだろう、そこのところを何とかしなきゃいかぬのじゃないか、そうしないと新農政の展開というのもうまくいかぬのじゃないかということを危惧して聞いているわけであります。 その辺大臣はどういうふうにお考えですか。
私は、担保力が落ちていっているということが融資農政というのを進める限りにおいてはやっぱり大きな課題なんだろう、そこのところを何とかしなきゃいかぬのじゃないか、そうしないと新農政の展開というのもうまくいかぬのじゃないかということを危惧して聞いているわけであります。 その辺大臣はどういうふうにお考えですか。
ということになりますと、果たして補助金農政から融資農政へということで、補助金というのは一定程度の返すという必要のない資金ということになるわけでありますから、その辺のところがなかなかどの程度までどういう種類にということでこれはいろいろ難しさがありますけれども、単純に補助から融資へという流れになっていいものであろうか、こういう疑問がやっぱりどうしても残るんです。
そこで、この三法の問題に入るわけでありますけれども、今は補助金農政から融資農政へなどという言葉が、これは農林水産省の方が積極的に使っておられるのではないかもしれませんけれども、言ってみれば一般的によくそういうふうに言われる。
○津川委員 そこで、質問を続けていきますが、こういうふうな格好で借金から抜け出していく、そういう農業が求められているときに、農水省は融資農政の本格化だとか補助から融資が本格的段階に入ったなどというように、今回の金融制度の大幅な見直しでも、補助から融資へという流れを踏んでいる。農業の実態に合わないのです。農民の要求にも合っていないのです。
そこで、今回の改正が補助から融資へという、現在の農業政策の中で融資農政への大きな転換の出発点になるのではないか。いわゆる融資元年だというような言葉をおっしゃっている方もいらっしゃいます。
まず最初に、大臣も御承知のように、わが国の農政は昭和三十年ごろを契機といたしまして、いわゆる従来の補助農政から融資農政へ傾斜を強めていき、特に三十六年に農業基本法ができましてからそのスピードを増しているわけですが、そういう状態の中で、今日よくいわれるのは、日本の農政は金融農政である、農政の支柱が金融である、こういうふうにいわれております。
私は、今回またも近代化資金の大幅な改正を行なうのですが、昨年も改正が行なわれまして、本年また大きな改正を行なうわけですが、こういう制度金融——よく融資農政とか金融農政とかよく言われるわけですが、これにつきまして非常に大きな疑問を持っておるわけなんです。今回、このような改正をされるのは、一体どういう考えのもとにやられるのか、そういう点について非常に疑問を感じておるのです。
ですから私は、この近代化資金にいたしましても、公庫資金にいたしましても、一つのやはり目標をもって動いているいわゆる金融農政というか、あるいは融資農政というものに対して一体どうなんだ。
そこで、この金融農政の、あるいは融資農政の大きな方向について伺いたいのですけれども、これは制度金融のワクの拡大をするとか、あるいは長期化、低利化の問題、それから融資の円滑化等の改善、こういうことで金融制度の改正を強力にはかっていくべきだという方向にあるのだろうと思うのです、大きな方向としては。
○鶴園哲夫君 私はこの七年間の経緯から考えて、また、全体的にいま農林省が行なっている融資農政が非常に大きなウエートを占めてきている。圧倒的ウエートといってもいいのですが、占めてきている。融資農政というような状況についての判断はほぼ行なわれておるわけですが、そういう立場から考えますに、どうもだんだん、だんだん中庸程度からぐんぐん上がってきているのじゃないかと、対象が上がってきているのじゃないか。
これまた近代化資金のところでやりたいと思うのですけれども、こういう融資農政というのは岐路に立っておると思うのです。その場合に一つの方法は、私は先ほど申し上げたように、金融ベースに乗り得る、そういうところに上げていくというやり方、もう一つは金利を思い切って下げて、それで融資農政が発足当時まず想定したような考え方を守っていくかどうか、貸し付け対象農家についてはいろいろ問題がありますが、現実の。