1951-08-09 第10回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第3号
例えば滞貨融資について考えた場合に、滞貨融資といつて漫然と考える場合には、その取引価格を基準としてそれに見合う融資というのがいわゆる滞貨金融の対象と考えられるのが一面の見方であろうと思いますが、まあ滞貨金融をやりますれば、それによりて挺子入れになり、価格が維持できる。
例えば滞貨融資について考えた場合に、滞貨融資といつて漫然と考える場合には、その取引価格を基準としてそれに見合う融資というのがいわゆる滞貨金融の対象と考えられるのが一面の見方であろうと思いますが、まあ滞貨金融をやりますれば、それによりて挺子入れになり、価格が維持できる。
ただこの貸付をなし得る場合は、但書にございますように、「銀行が日本輸出銀行とともにその資金の貸付を受けようとする者に対して資金を融通する場合に」、いわゆるパーテイシぺーシヨン融資といつているものでございますが、この場合に限るのであり、かつその場合には、融資の申込みは銀行を通じてして来ることを要件としております。直接この銀行が申込みを受付けないのであります。