2021-03-23 第204回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○政府参考人(原宏彰君) 私の方から含蜜糖工場の更新の状況についてお答えをいたします。 県内の含蜜糖、八つの工場がございますけれども、平成二十二年度に粟国工場、二十三年度に伊江工場、小浜工場、二十五年度に波照間工場、二十六年度に西表工場、二十七年度に与那国工場、平成三十年度に多良間工場、令和二年度に伊平屋工場において、それぞれ新工場を整備いたしたところでございます。
○政府参考人(原宏彰君) 私の方から含蜜糖工場の更新の状況についてお答えをいたします。 県内の含蜜糖、八つの工場がございますけれども、平成二十二年度に粟国工場、二十三年度に伊江工場、小浜工場、二十五年度に波照間工場、二十六年度に西表工場、二十七年度に与那国工場、平成三十年度に多良間工場、令和二年度に伊平屋工場において、それぞれ新工場を整備いたしたところでございます。
製糖工場は、精製した砂糖を作るための分蜜糖工場と、搾った汁をそのまま煮詰めて黒糖にする含蜜糖工場に分類されますが、現在、分蜜糖工場は農水省の所管、含蜜糖工場は内閣府の所管と分かれています。そして、分蜜糖工場の多くが老朽化し、建て替え時期を迎えています。 含蜜糖工場の施設更新、建て替えの状況はどのようになっていますか。
赤いのが含蜜糖で青いのが分蜜糖ですけれども、分蜜糖は伊是名しか更新がされていなくて、含蜜糖はほとんど更新されているということでございます。 しかし、一日当たりのサトウキビ原料処理能力でいえば、分蜜糖工場が合計九千六百トン、含蜜糖工場が七百十トンで、分蜜糖工場が全体の九三%を占めています。ですから、ほとんどのサトウキビの処理ができる能力を有しています。
含蜜糖の製糖施設の整備につきましては、内閣府におきまして、市町村が行う工場の建屋や建屋内の設備の整備等については、国、内閣府と沖縄県とを合わせまして整備費の十分の九を支援しております。また、市町村が行う工場周辺の外構やストックヤードの整備等につきましては、国が整備費の十分の八を、それぞれソフト一括交付金を通じて支援をしているところでございます。
この中で、農林水産省といたしましては、産地パワーアップ事業において分蜜糖工場における省力化施設の整備を支援しており、国の補助率十分の六となっております。残りの十分の四は、事業実施主体のほか、市町村、県が負担していただく例がございますが、その割合は各事案ごとに話合いで決めていただいていると承知しております。
製糖業は、大きく分けて分蜜糖工場と含蜜糖工場に分類されます。分蜜糖とは、ミネラルなどを含む糖蜜を遠心分離機などで結晶と分離して作る蔗糖だけを精製した砂糖で、ざらめ糖、三温糖、上白糖、グラニュー糖などが精製糖の仲間となります。これに対し含蜜糖は、搾った汁をそのまま煮詰めて、蜜分を残して仕上げた砂糖で、沖縄の黒糖などがこれに当たります。
人材確保や季節工の宿舎整備についても、分蜜糖の島、八つの含蜜糖の島、そして観光産業の盛んな島、そうでない島、各島々への実情に即したきめ細かな配慮が求められます。 そこで宮腰大臣から、沖縄振興への決意も含めて、沖縄製糖業体制強化事業に対する答弁をお願いします。
南西地域には、離島を中心に十五の分蜜糖の製糖工場があります。今、三交代で稼働している工場は五つの工場のみでございます。残り十の製糖工場は二交代で今稼働しているという状況でございますから、大事なことは、現場に足を運んで、それぞれの事情に対応できるような体制を構築していく、それを三年間、一緒になって島の方々と知恵を絞っていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
そして、含蜜糖振興対策費四十億円、これは含蜜糖工場の整備補助などであります。それぞれ必要なものではありますけれども、果たして年度内に全額執行できるかという懸念があります。 市町村事業の内容については、まだ把握されていない状況であると聞いております。
そして、そのサトウキビを搾ってそして黒糖にする、そのためにJAおきなわを始めとする含蜜糖の工場ももう一生懸命に経営を支えながら生産を維持しているという実態があるわけであります。 御案内のとおり、TPPにつきましては、もう関税撤廃だといったら、砂糖も大変大きな焦点になります。
奄振の延長に向けて地元の市町村がつくった要望書案というものがあるそうですけれども、その要望書には、振興開発計画に定住促進や住宅の整備などを盛り込んでほしいとか、あるいはさらに具体的な措置として、特定優良賃貸住宅などへの特別助成、定住促進助成金制度、消防・防災施設整備、含蜜糖確保対策事業などの要望が盛り込まれていたけれども軒並み県から削られてしまった、そういう話も聞きました。
○馬場(猪)委員 私なぜそういうことをお尋ねするかと言えば、米からつくったアルコールに対しても、いわゆる精製アルコール、廃蜜糖からつくられた精製アルコールについても、結局税金は同じことなんでしょう。ざっと計算してみましたら、米からつくったアルコールが大体百十万ぐらいするんじゃないでしょうか。そして粗留アルコールが二十万くらいじゃないでしょうか。でも、できてきた結果に対しては税金は同じ扱いをする。
この問題につきましては、地元においてかねてから分蜜糖工業会を中心にいろいろ御検討、御要望があるやに聞いておりますけれども、この問題の最大の問題点は、端的に申しまして、先生もよく御承知のことと存じますが、本土におきますここ十年前後のレンジを見た場合の長中期的なアルコールの需給の問題、これが現時点では必ずしもこれらのものを沖繩にいまに新設をするというほどの需給のショートが来していないと、こういう需給の問題
それから第二点目はコストの問題でございますけれども、現地企業プロジェクトをいろいろ検討しておられますが、具体的に言えば分蜜糖工業会等で御検討のコストでは、必ずしもなかなか実際にこれが運営された場合のみ込めないのではないか、若干そういったことでコスト面についてももう少し詰める問題がある。
そういう中で、実際に国内産糖メーカー、日本分蜜糖工業会が具体的に出してきていることなんですけれども、まず一つは、こうした精糖メーカーからの値引き要求ですね、これを改めてほしいということでございますけれども、それについての行政指導はどのようになっているでしょうか。
参考のために両県の規模別の状況を申し上げますと、合計でございますか、サトウキビが生産農家戸数五万二千四百九戸、収穫面積か三万二千六百七十一ヘクタール、これは前年のものでございますが、収穫量百九十七万五千六十九トン、砂糖の生産量二十三万一千五百四十九トン、そのうち分蜜糖が二十二万八百四十六トン、黒糖が一万七百三トンでございますが、このうち精糖企業の数が両県合わせまして分蜜糖が十八社、含蜜糖が十二社ございまして
第一四七号) 那覇市街地域の米軍輸送パイプ即時撤去に関す る陳情書外二件 (第一四八号) 沖繩県在住原爆被爆者の医療費負担に対する救 済措置に関する陳情書外六件 (第一四九号) 沖繩県の医学生に対する国費制度継続に関する 陳情書外一件 (第一五〇号) 沖繩県の中小企業救済等に関する陳情書 (第一五一号) 沖繩県石垣空港のジェット化実現に関する陳情 書(第一五二号) 沖繩県の含蜜糖保護制度化
そこで、いま先生おっしゃいました一万六千百円についての取引に問題があるとおっしゃいましたのは、恐らく分蜜糖工業会、つまり製糖企業側におきまして、ブリックス十九度未満のものについては一万四千八百円という指導価格を適用いたしたい、こういうことを沖繩の農協の中央会の方と交渉中である、私どもこう聞いておりますので、恐らくそのことではなかろうかと思われるわけでございます。
県の糖業振興対策推進協議会が十二月一日に持たれておりますが、この含蜜糖保護対策協議会というのがまたこの協議会の中で持たれておりますが、「この沖縄の含みつ糖について生産地域を指定して、そして分みつ糖に準じて早急に保護を制定し、サトウキビ生産農家の所得と含みつ糖価格の安定を図ってほしい、」と、二番目に「含みつ糖生産地域はまあ生産基盤、工場の規模とかが零細な条件下にあるために基盤の拡充強化を図るとともに、
その法律に基づく買い入れ価格のきめ方は、パリティ指数で算出をしました価格を基準といたしまして、物価その他の経済事情を参酌して、再生産を確保し得る価格をきめると、こういうことになっておりますので、その線に沿って目下鋭意検討いたしておりますし、なお農協中央会、あるいは日本分蜜糖工業会等の意見も十分聞きまして、決定をいたすべく目下検討中でございます。
○石黒政府委員 組合側は精製糖製造工程に復帰いたしたいというのに対して、会社側は包装部門及び新設の含蜜糖製造工程に配置するということを言っておるというふうに承知しております。
復帰対策要綱によりますと、「沖繩を甘味資源特別措置法の生産振興地域に指定し、土地基盤の整備、優良種苗の普及、農作業の機械化等により、さとうきび生産の合理化を図るとともに、糖価安定事業団による分蜜糖の買入れについては、砂糖の価格安定等に関する法律に基づき実施することとする。」と相なっております。この点につきまして、沖繩糖の買収価格、買い入れ方式が本土糖と異なるのはなぜか。
従来は多少行政指導の面におきまして含蜜糖から分蜜糖工場への転換であるとか、あるいは企業の合理化であるとかいったような面の行政的な指導と、あわせていま申し上げましたような融資のあっせん等の措置を講じておったわけでございますが、内地のビート糖と比べてみれば、企業自身についての直接的な指導というものはおくれておったのではないか、こう思っております。
大体八万戸でございますが、この八万戸の中で実際に黒糖の原料だけをつくりますものがどの程度ございますか、必ずしも明確でございませんが、黒糖と分蜜糖の生産比率等から推定いたしますと、含蜜糖だけのキビをつくっております農家は、おおよそ三割程度以下の農家ではなかろうかというように推定をいたしております。