2013-03-19 第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
この事件は、日本人の蜂谷真一、真由美のパスポートを持つ北朝鮮工作員による爆破でございました。もし、青酸カリで自殺を図ったキム・ヒョンヒ、金賢姫、彼女が死んでいれば、後に残るのは東洋人の男女二人の遺体、そして日本人パスポートであったということなんですね。このことによって日本がこの事件に巻き込まれていた可能性が非常に高く、大きな外交問題に発展していたであろうというふうに思います。
この事件は、日本人の蜂谷真一、真由美のパスポートを持つ北朝鮮工作員による爆破でございました。もし、青酸カリで自殺を図ったキム・ヒョンヒ、金賢姫、彼女が死んでいれば、後に残るのは東洋人の男女二人の遺体、そして日本人パスポートであったということなんですね。このことによって日本がこの事件に巻き込まれていた可能性が非常に高く、大きな外交問題に発展していたであろうというふうに思います。
○政府委員(黒河内久美君) 今、田委員のお話がざいましたように、四月二十一日の本委員会におきます田委員からの御指摘、すなわち大韓航空機事件に関連いたしまして蜂谷真一、真由美と称する両名が持っていたのが偽造旅券だということを日本の大使館員がどうして知ったかということは非常に疑問であり、他方大韓航空の方は搭乗のときからそれぞれの旅券を見ることができたのであるから、我が国政府より早く両人の旅券が偽造であることを
○国務大臣(宇野宗佑君) 私からざっと申し上げますと、蜂谷真一、蜂谷真由美偽造旅券、それを発見したのは日本の在外公館の職員であって、そこで蜂谷真一は自殺し、また真由美は自殺をはからんとした。 その次には、やはり韓国へ移送された後、今、田さんがおっしゃいました真由美自体の自白というものもあったと。あのとき韓国は、今日総選挙をやっておられますが、大統領選挙で与野党とも激烈な戦いをしていた。
本件の偽造旅券は蜂谷真一という実在の人の名前を使っておるわけでございます。その関係について調べましたところ、その偽造旅券の作成に、北朝鮮の秘密工作員であることが明らかな宮本明こと李京雨が関係していたということがわかっております。
○橋本敦君 捜査協力の関係で、警察庁は韓国へ派遣をして捜査をされたという事実があるわけで、それに関連して聞きますが、この蜂谷真一、蜂谷真由美名義の偽造旅券、この旅券は偽造された場所はどこだとお考えですか。
日本の旅券の偽造に関しましては、蜂谷真一名義の旅券は、北朝鮮工作員宮本明こと李京雨がその偽造に関与していることがわかっております。それからさらに蜂谷真由美名義の旅券につきましては、北鮮において一九八四年、金賢姫の旅券用の写真がつくられて、同人がその旅券に署名したことなどがわかっております。
日本旅券の偽造に際しましては、蜂谷真一名義の偽造旅券は、北朝鮮工作員宮本明こと李京雨がその偽造に関与をしたことがわかっております。それから蜂谷真由美名義の旅券は、北朝鮮で作成されまして、一九八四年の八月に金賢姫がこの旅券を受け取ってこれに署名をした、そのとき既に成田出国、バンコク出入国のスタンプが押されていたというようなことがわかっております。
北朝鮮の工作員であった金賢姫は、自殺した蜂谷真一こと金勝一とともに、金正日書記の指令によって大韓航空機に爆弾を仕掛け、これを爆破したというのであります。しかもその目的は、大韓航空機を爆破することによってソウル・オリンピックへの各国の参加を妨害することにあったと言われます。 今回の事件は、決して韓国だけの問題ではなく、我が国にも大きな関係を持っております。
○小澤(克)委員 それでは、それを前提にお尋ねしますが、昨日も法務省の刑事局長の当委員会でのお答えである程度明らかになっているのですが、この蜂谷真由美及び自殺したと言われている蜂谷真一はいずれも日本政府発行のパスポートのにせものといいますか、偽造のものを持っていたというふうに報道されておりますし、さらにその後の報道等によりますと、成田を出国したということを証明する判こといいますか、スタンプというのですか
この旅客機の乗客の中に、バグダッドで搭乗しアブダビでおりた邦人名義旅券所有者、すなわち蜂谷真一及び蜂谷真由美名義の旅券を所有していた二名が、十二月一日、バーレーン当局に偽造旅券所持の容疑で拘束され、取り調べ中自殺をはかり、男性は死亡いたしましたが、女性は生命を取りとめ、バーレーン政府が現在取り調べ中であると承知いたしております。
問題のバハレーンで邦人名義の旅券を所有しておりました蜂谷真一と蜂谷真由美が、十二月一日、バハレーン当局に偽造旅券所持の容疑で逮捕、拘束されまして取り調べ中自殺を図り、男性が死亡し、女性は命を取りとめたことは報道されておるとおりでございますけれども、この問題は多くの犠牲者を出しました生命にかかわる重大な問題でもございますので、我が国といたしましては、この女性の身元確認、また死亡いたしました男性の身元確認