1994-06-22 第129回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
そういう中で、養蚕農家の方に不安感が出ませんように、私どもといたしますれば、嘱託蚕業普及員につきましては名称は変わりますけれども十年間の対策として今までと同じような仕事をしていただく、あるいは蚕業技術指導所が普及所と統合いたしますが、その中で中山間対策、今までちょっと手が足りませんでした複合経営としての指導ということもあわせて私ども強力にやってまいりまして、何とか養蚕主産県におきましてこの今までの低下
そういう中で、養蚕農家の方に不安感が出ませんように、私どもといたしますれば、嘱託蚕業普及員につきましては名称は変わりますけれども十年間の対策として今までと同じような仕事をしていただく、あるいは蚕業技術指導所が普及所と統合いたしますが、その中で中山間対策、今までちょっと手が足りませんでした複合経営としての指導ということもあわせて私ども強力にやってまいりまして、何とか養蚕主産県におきましてこの今までの低下
○佐藤静雄君 今年の四月一日から嘱託蚕業普及員制度は廃止されました。これは養蚕産地育成推進員に切りかえられます。それから、蚕業指導所も廃止されまして、改良普及センターに吸収されます。 そこで、農民が非常に心配しております。今までよりもサービスが低下するのではないか、不便になるのではないかというふうに考えて非常に心配しておりますが、その点について御所見を賜りたいと思います。
○政府委員(日出英輔君) あるいは先生の方がお詳しいかと思いますが、この嘱託蚕業普及員制度につきましては、実は明治の初めから制度としてはそれぞれ養蚕組合に所属する方とかあるいは製糸の業者の方々が所属しまして技術員を置きまして、こういった繭の改善、良質繭の生産といったことに取り組んできたわけでございまして、既に昭和九年には養蚕組合の技術員に対しまして国庫助成が開始されております。
それともう一つ、私は聞いておきたいのですけれども、嘱託蚕業普及員の果たした役割については、これは認めますね。この歴史的な役割というものは、今日の養蚕を支えてきた重要な役割であった。この辺のところを明確に、局長ちょっと言ってください。
○日出政府委員 先生御指摘のように、蚕業改良指導員と嘱託蚕業普及員のこの組み合わせによります蚕業改良指導の体制は、大変大きなものがあったと思っております。特に先生御指摘のように、嘱託蚕業普及員が農家段階に入って指導するという点、あるいは稚蚕共同飼育所の指導監督をするといった点、こういった点では大変大きなものがあったというふうに私ども思っておる次第でございます。
○前島委員 今回の制度改正、法改正でいわゆる嘱託蚕業普及員制度を廃止をしていく、こういう方向ですね。そして、地域の推進員という形にしていく。これは、おおむね十年になる。私の聞くところによると、この嘱託蚕業普及員の果たした役割、これはもう一方の要するに農業改良普及員の果たした役割以上に歴史的な役割を果たしてきたというふうに再三にわたって聞いています。
こういう技術面の問題と、それから普及組織としましては、御承知のように沖縄の蚕業指導所、県の蚕業指導所がございまして、そこに蚕業改良指導員及び嘱託の蚕業普及員が国の補助金の対象として置かれているわけでございます。
蚕糸技術の改良普及事業につきましては、蚕業改良指導員及び嘱託蚕業普及員に対する人件費の助成並びにこれら普及職員の研修の拡充強化を行なうとともに、新たに蚕業改良指導員の普及活動の効率化をはかるため、機動力の充実につき助成を行ないました。また、前年度に引き続き主要養蚕県に蚕業研修センターを設置して蚕業技術及び養蚕経営の高度化をはかりました。
あとは嘱託の蚕業普及員に対する七億、横浜、神戸の生糸検査所その他県の検定所、それに対して約八億、そうするとないでしょう、金が。十億の今度の出資、それにジェトロにかわる評判の悪い日本絹業協会に対する一億六千万、どういうふうに考えておるんですか。鶏なんていうのはほったらかしてあるんじゃないですか。その点はどうですか。根本的なぼくは反省が要ると思うんです。
蚕糸技術の改良普及事業につきましては、蚕業改良指導員及び嘱託蚕業普及員に対する人件費の助成を行なうとともに、新たに蚕業改良指導員に対して普及手当を、嘱託蚕業普及員に対しては活動強化費の助成を行ないました。また、前年度に引き続き低位生産地に対する濃密指導を行なうとともに、主要養蚕県に蚕業研修センターを設置して蚕業技術及び経営の高度化をはかりました。
○丸山政府委員 従来の蚕繭事業団がやっておりましたのは、最も卑近な話といたしましては、たとえば蚕業普及員に対するオートバイの貸し付けであるとか、あるいは実体的事業といたしまして、政府の補助金と関連しないような角度から、乾繭倉庫に対する補助金あるいは桑園改良のための助成金というようなことをやっております。この事業は、今後も蚕糸事業団の事業として機能上は引き継がれるわけでございます。
一方、蚕業技術改良事業につきましても、引き続き、蚕業改良指導員及び嘱託蚕業普及員の設置を助成するとともに、その資質の向上と普及活動の効率化をはかるため、研修の拡充強化をはかることとし、これらに要する経費として六億円を計上しております。
一方、蚕業技術改良事業につきましても、引き続き、蚕業改良指導員及び嘱託蚕業普及員の設置を助成するとともに、その資質の向上と普及活動の効率化をはかるため、研修の拡充強化をはかることとし、これらに要する経費として六億円を計上しております。
技術の改良普及につきましては、改良普及員に対して指導を行なう普及指導主事を新設し、生活改善関係の普及職員の増員、畜産技術経営診断事業の継続実施、国立の中央畜産研修施設の整備及び都道府県研修施設の設置、蚕業研修センターの新設、蚕業技術指導所職員及び嘱託蚕業普及員の資質の向上と活動の強化等を行なうため助成を行ないましたほか、農業改良資金を拡大するほか、農作物の優良種子の確保事業、地力保全対策事業、植物防疫事業等耕種農業
特に農協におきましては、扱い量の減少、出荷用資材の滞貨等の面で相当経営が圧迫されますし、蚕業普及員につきましては、繭手数料の減収により人件費の確保すら問題になっているのであります。したがいまして、県、市町村並びに農業団体の指導事務費についても国の助成をはかっていただきたいと思います。 第六に、救農土木事業の実施についてであります。
一方、蚕業技術改良事業についても、蚕業技術指導所職員及び蚕業普及員の活動の強化と資質の向上をはかるため、研修の強化、蚕業技術指導所職員に対する普及手当の支給及び蚕業普及員に対する活動強化費の助成を新たに行なうほか、前年度に引き続き養蚕依存度の高い低位生産地域につき濃密指導を実施することとし、これらに要する経費として五億四千万円を計上しております。
一方、蚕業技術改良事業についても、蚕業技術指導所職員及び蚕業普及員の活動の強化と資質の向上をはかるため、研修の強化、蚕業技術指導所職員に対する普及手当の支給及び蚕業普及員に対する活動強化費の助成を新たに行なうほか、前年度に引き続き養蚕依存度の高い低位生産地域につき濃密指導を実施することとし、これらに要する経費として五億四千万円を計上しております。
普及事業の強化につきましては、生活改善関係の普及職員、蚕業普及員、林業改良指導員、沿岸漁業改良普及員、畜産技術経営診断指導員の増員等を行なうとともに、現地指導のための機動力の強化のため助成を行ないました。 第三に、農業構造改善対策の推進につきましては、支出済み歳出額は三十二億八千五百余万円であります。
これは農業改良普及員だけが、手当の対象として法律が提案されておるのでありますけれども、具体的な例としては、開拓営農指導員の例を北村委員からあげましたが、これは一例であって、現業関係の改良指導員においても、また蚕業普及員においても、水産のまた改良普及員においても、地方の実態から見れば、これらの普及員は農業改良普及員にまさるとも劣らない資質を持って、日夜その職務に励んでおる実態であります。
蚕糸局長は、いろいろ検討を加えて必要がありますれば、というきわめて所管する蚕業普及員にとっては底冷えのするような御答弁でありますけれども、私はもっと愛情を持って、あなたの所管するこれらの指導員がこの責任を十分発揮できるような、一つの勇気の出る措置というものを、要求がなくても率先して取り上げるだけの私は熱意を持っていただきたい、こういうふうにこれは強く希望します。
○政府委員(林田悠紀夫君) 蚕糸関係の任用につきまして、すぐ蚕糸局長参りますから、あとから詳しく御説明申し上げまするが、蚕業技術指導所職員は県の職員でございまして、その資格につきましては、国のほうでいろいろ定めておるわけでございますが、蚕業普及員のほうにつきましては、これは農業協同組合の職員でございまして、それを県と国が補助をしておるというものでございます。
○渡辺勘吉君 午前に各蚕業普及員、林業普及指導職員、水産業改良普及職員、開拓営農指導員の設置の根拠なり、あるいは国庫の補助額なり補助率、学歴等の総括的な説明を伺ったのでありますけれども、それに共通しておることですけれども、特に開拓営農指導員の説明では、この指導員の六割が改良普及員の有資格者である。そういう説明でしたね。間違いありませんね。
一方、蚕糸技術改良事業についても、蚕業技術指導所職員及び蚕業普及員の活動の強化と資質の向上により、蚕業技術及び経営の高度化とその普及の推進をはかるほか、新たに養蚕依存度の高い低位生産地域につき濃密指導を実施することとし、これらに要する経費として四億八千六百万円を計上しております。
一方、一蚕糸技術改良事業についても、蚕業技術指導所職員及び蚕業普及員の活動の強化と資質の向上により、蚕業技術及び経営の高度化とその普及の推進をはかるほか、新たに養蚕依存度の高い低位生産地域につき濃密指導を実施することとし、これらに要する経費として四億八千六百万円を計上しております。
第四に、蚕糸業の安定に要する経費につきましては、支出済歳出額は四億五千九百余万円でありますが、養蚕経営の合理化対策として、年間条桑育指導施設を増設するほか、新たに壮蚕共同飼育施設の設置等に助成するとともに、蚕業技術指導所職員及び蚕業普及員に助成をいたしました。また、日本絹業協会をして、従来の米国のほかに、フランスに事務所を新設させ、生糸の需要増進対策の拡充強化をはかりました。
一方、蚕糸技術改良事業においても蚕業技術指導所職員及び蚕業普及員の活動化と資質向上をはかることとし、四億三千五百万円を計上いたしております。 (3) 以上のほか、主要農作物の優良種子の確保、地力保全、農業改良資金、植物防疫事業等農業の生産性を向上するための諸事業につきましては、九億七千一百万円を計上して事業の充実をはかっております。