1997-03-21 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
それからもう一つは、農業改良普及員さん、それから養蚕産地育成推進員が実施しております稚蚕共同飼育所並びに農家段階での蚕病予防あるいは駆除の指導ということで蔓延が防止されているわけでございます。
それからもう一つは、農業改良普及員さん、それから養蚕産地育成推進員が実施しております稚蚕共同飼育所並びに農家段階での蚕病予防あるいは駆除の指導ということで蔓延が防止されているわけでございます。
あるいは嘱託蚕業普及員につきましては、生産性の高い産地育成を推進するために、一定期間養蚕団体に置かれます養蚕産地育成推進員として、これまでやってまいりました稚蚕共同飼育所に対する指導等、あるいは養蚕農家に対する指導等を引き続き行ってもらうということで、一般の指導体制の円滑な移行につきましてはよくよく留意してまいりたいというふうに考えているわけでございます。
特に先生御指摘のように、嘱託蚕業普及員が農家段階に入って指導するという点、あるいは稚蚕共同飼育所の指導監督をするといった点、こういった点では大変大きなものがあったというふうに私ども思っておる次第でございます。 いずれにしても、かつての時代と違いまして、北関東の数県、あるいは、全国的にいいますれば、養蚕の主産県がかなり限られてまいりました。
しかしながら、現時点で見てみますと、先ほど来申し上げておりますような適地適産というふうな施策の進展とか、あるいは稚蚕共同飼育所の普及などによりまして、養蚕技術が大変進歩してまいりました。
その一つは、蚕の稚蚕共同飼育を二農協で農協間協同に入っております。いま一つは、生活面での醸造事業、みそ、しょうゆの共同加工、共同購買、この仕事を二農協で農協間協同をいたしております。それから、いま一つは自動車の民間車検でございます。これも新潟陸運局の許可をいただきまして指定工場として活動をいたしております。これも農協間協同に入っております。
従来高能率養蚕地域ということで指定してまいりまして、その指定基準は桑園三十ヘクタール以上の地域ということでやってまいりましたが、どうもやはり集中的な養蚕地域の育成のためにはこの規模では少し低いのかもしれない、こういうような問題が出てまいりましたので、これを例えば六十ヘクタール以上というようなことで引き上げまして、さらに団地化については考え、こういうところに基盤整備、それから機械化導入、それから稚蚕共同飼育所
そこでいろいろ共同の農作業なり、あるいは桑園の集団的な整備なり、あるいは稚蚕共同飼育というような地域施設、こういうものを組み立てて地域の養蚕として定着していく、この両々相まって考えるべきであるという考え方を私どもとってまいりたいと思っております。
一方においてこの辺をいわば最低限にしてモデル的な経営を考えていく、これはかなり乗用型トラクターを使いましたり条桑刈り取り機を使うとか、壮蚕期飼育は自動飼育装置を使う、その他そういう機械の利用なり、それから桑園管理をさらに濃密にやりまして桑園十アール当たりの収繭量を高めていくとが、こういうようないわばモデル的な経営の指標を一方において持ちまして指導すると同時に、こういう先ほどの複合農家も含めまして稚蚕共同飼育
従来から高能率養蚕地域というものを指定しましてそこに関係施策を集中しておりますが、こういう養蚕の事情でございますので、この高能率養蚕地域については指定基準で従来三十ヘクタール以上の桑園があるというようなことを考えておりましたが、これを六十ヘクタールというようなことで引き上げまして、さらに集約的な主産地の形成を図りたいということで、ここに桑園整備等の基盤整備、それから省力化の機械の導入、それから稚蚕共同飼育施設
そのいわゆる団地でございますが、主産地たる新しい意味での高能率養蚕地域につきまして、桑園の基盤整備、省力的な新技術の導入、それから稚蚕共同飼育所その他の広域的な生産流通施設の整備、こういうようなことを含めました養蚕産地総合整備対策事業、こういうものを実施すると同時に、最初に申し上げました個別経営のいわば育成あるいはその共同化、こういうことを中心にしました高生産性養蚕経営モデル事業とか、あるいは農業改良資金
一方、普及の面におきましては、養蚕産地総合整備対策事業、こういうものがございまして、その中で稚蚕人工飼料調製施設、それから人工飼料育を行います稚蚕共同飼育場の整備、これらを事業内容の中で重点的に推進をしているところでございます。
その過程で、共同部な養蚕なり稚蚕共同飼育という点で地域単位で対応していく。こういうことで、養蚕業全体としてあるいは地域産業として足腰の強い、低コストに耐え得る養蚕経営を育成していくという考え方と先ほどの複合化の指導という面と、両々相まって養蚕農家の経営安定あるいは所得安定を図ってまいるべきではなかろうかと考えております。
でもって経営を安定させていく、こういう二つの方法を考えながら養蚕農家の安定を図っていかなければいけないのじゃないか、こういうふうに考えているわけでございまして、いずれにしましても、ここにもございますようなコストの引き下げという面での養蚕業の合理化には、個別農家としてのある程度の規模を持つ、あるいはほかの作物との複合化による所得の安定を図る、同時に地域として見た主産地を形成しまして、そこで例えば稚蚕共同飼育
わせまして養蚕をやっている、いわゆる複合的な経営も含めました地域養蚕の定着というのがそこにあるわけでございますから、そこに一つの養蚕の主産地というか、我々の言葉で高能率養蚕地域などと申しておりますが、ある程度の密度で養蚕農家あるいは養蚕の規模が見られるところでは、それはいわゆる本当の主業的な養蚕農家もあるいは複合的な養蚕農家も含めまして地域として養蚕の生産を分担していくということになりますと、例えば稚蚕共同飼育所
そのために、我々の事業としましても、桑園の基盤整備とか共同利用をいたします機械や施設の導入、あるいは稚蚕共同飼育所などの広域的な生産流通施設を充実する、こういうことを実施してまいりたい、こういう考え方が基本になっております。
それから、事業内容といたしましては、栽培用の機械施設とか地力培養用の施設なり、そういう機械施設の関係、それから簡易な土地基盤の整備というようなこと、それから、やや広域的な利用というようなものについても助成を考えておりまして、耕土改良用機械なり、あるいは堆肥センターなり、集中脱棄施設なり、それから、養蚕との関係もございますので、稚蚕共同飼育施設というようなものも内容として考えておると、こういうことでございます
○二瓶政府委員 内容的に申し上げますと、養蚕近代化促進対策事業の中での、具体的に申し上げれば稚蚕共同飼育所、これの設置の関係につきまして、需要の方が少なかったといいますか、そういう形で十分消化ができなかった、こういうことでございます。
○岡安政府委員 いま御質問の秋田県の合川町、この町では二地区構造改善事業を実施しているようでございますが、御指摘のように、カントリーエレベーター、稚蚕共同飼育所等の運営の結果、現在まで相当赤字が出ているということも承知いたしております。
仰せのとおり、桑園の造成がおくれたということ、それも事実でございますけれども、稚蚕共同飼育所は、計画から言いますと、その造成された桑園だけを使ってこの稚蚕共同飼育所を運営するようにはなっておらなくて、既成の桑園を使いましてこの稚蚕共同飼育所を利用するというような計画になっておりますが、それらの利用がうまくいかなかったのは、やはり利用すべき組織体制がうまくいかなかったというふうに私ども理解しておるわけであります
○岡安政府委員 具体的に申し上げますと、実は稚蚕共同飼育所の設置をいたしましたのは、農協が資金を借りて設置をしたわけでございます。
そこで、沖繩の養蚕振興を図りますために、本土復帰後直ちに蚕業技術指導所を一カ所設置しまして、それから蚕業改良指導員四名を設置して、蚕業改良普及組織も整備いたしまして、養蚕導入意欲の強い宮古島、多良間島、石垣島などの地域に、四十七年度から三カ年計画で桑園管理施設、稚蚕共同飼育施設、乾繭施設等を事業内容といたします対策事業を実施して、生産性の高い養蚕団地を育成するということにいたしておりまして、現状ではまだそう
農林省に伺いますが、現在、日本の養蚕農業経営の中で養蚕企業という企業体が幾つありますか、私の知る範囲内においては自立経営養蚕農家はあり、部分的な稚蚕共同飼育や、あるいは条桑飼育の共同化等は相当あることを存じておりますが、工芸繊維大学が就職先の分類に養蚕企業と分類をしておることは、私は現実にそぐわない分類のしかただと断定せざるを得ない。
本年はやはり凍霜害なり低温というものが四月下旬から五月、六月等にかげて予測されるというようなこともございましたので、稲作を初めといたします各種の畑作物、果樹等につきましてそれぞれの施策を、たとえばお話もございましたように、稲作につきましては、苗しろにおきますビニールの被覆の除紙の時期をおくらすとか、あるいは夜間においては被覆を戻すとか、あるいは深水管理をするとか、あるいは桑につきましては、稚蚕共同飼育
次に、村山市に参り、稚蚕共同飼育所を訪れました。ここは自動温湿度調整装置を備えたりっぱな建物で、周辺地域の稚蚕を三齢まで飼育管理しているということでした。次いで、そこから少し離れた近代的な集団桑園と、県内で初めて導入されたというベルトで条桑を運んで蚕に与える自動給桑機を視察いたしました。 次に、東根市神町に参り桜桃を見ました。山形県は日本一の桜桃生産県であります。
にできないであろう、そういうお話でございますが、私どもといたしましては、まあ対策といたしましては、従来から続けております養蚕の生産の組織化といいますか、特に稚蚕の共同飼育ということによりまして、養蚕の——大体三齢まで共同飼育をいたしますと、飼育期間の半分ぐらいは共同でやることができまして、かなり生産性も上がりますし、農家の労働配分にもいい影響を与えておりますので、そういう方向で指導をいたしておりますし、また、稚蚕共同飼育
たとえば稚蚕共同飼育所というものを養蚕農協が設けまして、そこで稚蚕の共同飼育をやるというようなことをやっているわけでございまして、そういうようなことから言いますと、やはり組合員としてのある意味の協業組織の一環みたいな感じになりますので、要するに、組合員の思想統一が十分はかられるような規模が必要であるというような感じがあるわけでございます。
ただ、先ほど湊委員の御指摘に対してもるるお答えしたのでございますが、今回もたとえば稚蚕共同飼育といったような場所で適期にこれを活用いたした場合には十分の効果を発揮いたしております。
その後稚蚕共同飼育その他きわめて濃密的に措置ができて、しかもそういう措置がきわめて必要性が高いというような部分につきましては、次第にリタンスタックあるいはスプリンクラー等の施設も導入されております。ただ、桑園全体というような形でこれらのものを常時配置をしておいて、有事即応体制というのは実は言うべくしてなかなか行ないがたいものでございます。
次に、大学と県庁と篤農家の三位一体で開発いたしました稚蚕共同飼育所であります。つまり、小さい蚕を共同に飼育するということであります。蚕は一眠二眠の幼虫時代に強い蚕に育てるということが一番大事でございます。
六ページに、稚蚕共同飼育の普及状況というのを掲げております。 それから七ページに、年間条桑育および屋外条桑育の普及状況、——省力飼育の普及状況という趣旨でこれを掲げてございます。 それから八ページに、繭の粗収益および労働報酬をその他の農産物との比較で一表にいたしてございます。 それから九ページに、繭の価格について三十年以降の推移を掲げてございます。