2001-03-08 第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
約二カ月間という形での何らかの規制が続いたわけでございまして、このためか、昨年の、親貝というのですか、成貝の出荷状況は、虻田漁協で対前年比八九%、有珠漁協で同九〇%、それも平成十一年が極端な不漁でございまして、平成十一年は対前年比それぞれ七五%、七〇%の出荷額でございました。それに対して八九%、九〇%というのが平成十二年のホタテの出荷額でございます。
約二カ月間という形での何らかの規制が続いたわけでございまして、このためか、昨年の、親貝というのですか、成貝の出荷状況は、虻田漁協で対前年比八九%、有珠漁協で同九〇%、それも平成十一年が極端な不漁でございまして、平成十一年は対前年比それぞれ七五%、七〇%の出荷額でございました。それに対して八九%、九〇%というのが平成十二年のホタテの出荷額でございます。
きょうは水産の関係ということでございますので、今回の有珠山の噴火で国内有数のホタテ養殖地であります内浦湾の虻田漁協あるいは有珠漁協の養殖場が危険にさらされているということで立ち入りが制限をされている、禁止をされるというような状態でございますけれども、どのような状況なのか、あるいは今後の対策についてどのようにお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 四月六日、私は現地に赴きまして、伊達市の漁協や虻田町の虻田漁協においてなかなかホタテの養殖管理作業ができない、こういう状況を見まして、短時間でありましても安全を確保しまして作業ができないかということを現地の対策本部に要請いたしたところでございます。
ただ、虻田漁協の管内におきましては、御承知のとおり、漁港が昼間七時間、時間が制限されておりまして、作業を懸命に急いでおりますが、かなりおくれたものをどこまで取り返せるか。これは今ちょうど耳づりの最盛期であるわけでございますが、このめどがまだ立っておりません。
御承知のとおり、この有珠山の噴火によりまして、有珠漁協あるいは虻田漁協におきましては、避難指示区域あるいは規制海域の設定によりホタテ養殖の管理作業が一時的にできないという事態が生じました。 この後四月九日には、関係方面の御努力によりまして、厳重な監視態勢のもとに、一時的に養殖管理作業を実施するということが行われました。
また、水産関係、ホタテガイの養殖につきましては、現在、有珠漁協においては放流用稚貝の出荷作業に、また虻田漁協においては本養成移行のための耳づり作業や養殖用稚貝の出荷に努めているところでありまして、被害状況については明らかでない状況にございます。 以上でございます。
○政府参考人(中須勇雄君) ただいま先生から御指摘がありましたとおり、虻田漁協におきましては、監視体制のもとで一時的に養殖作業をするというために、急遽、作業実施に必要な浮き玉を追加して手配しなければならない、こういうことがございました。