1948-12-15 第4回国会 衆議院 本会議 第13号
当時は、もちろん他の大学研究所と同様に、医藥品製造業者として許可を有することなく、厚生省の発疹チブス・ワクチンの製造の委託を受けたのでありますが、その成績も良好であり、かつ当時といたしましては、従來存在いたしていたところの他の製造業者の有する施設に比較いたしましたならば中等の程度のことと認定されましたので、引続き細菌製薬業者として許可を與え、当時は施設として相当の整備をせられておつたものであつたのであります
当時は、もちろん他の大学研究所と同様に、医藥品製造業者として許可を有することなく、厚生省の発疹チブス・ワクチンの製造の委託を受けたのでありますが、その成績も良好であり、かつ当時といたしましては、従來存在いたしていたところの他の製造業者の有する施設に比較いたしましたならば中等の程度のことと認定されましたので、引続き細菌製薬業者として許可を與え、当時は施設として相当の整備をせられておつたものであつたのであります
○政府委員(久下勝次君) お話の通りに免許証の更新と、藥局、藥品製造業の登録とは大分趣旨が違うと思つておるのであります。その意味合いにおきましてこれは登録そのものを更新しなければ効力を失うということにいたしております。この手数料につきましてはまだ確定はいたしておらないのでありますが、私共としていわゆる行政手数料でありますから、できるだけ安いものにいたしたいと思います。
○久下政府委員 この二十六條の医藥品製造業者の登録につきましても、ただいまの藥局の登録と全然同樣の趣旨でございます。まだもちろん確定はいたしておりませんが、この登録の基準につきましては、いろいろな面から登録を受けるに必要な、最小限度の基準というものが、藥事委員会によつて決定され、厚生大臣に建議されることになつております。さような各種の條件が常に充たされておることを確認をいたします。
さらに法案第二十六條、第二項に、医藥品製造業者の登録を更新しなければならぬ理由、またその際手数料をとる理由は何であるか、單に毎年届出ることにすればよいと思いますが、御所見を伺いたいと思います。
これにつきましても提案理由の説明の中にありました通りでありますが、かようにいたしましてこの種企業の自由なる発達をはかろうという趣旨でありまして、ただ届出登録ではありますが、何でも無條件に登録するという考え方でありませんで、藥局なり、医藥品製造業につきましては、その最小限度の要求は藥事委員会で審議し決定をしていただきまして、その建議に基きまして、その要求に合うものを登録をしていくというような取扱いにいたしたいと
こういう点は、医藥品製造者たる独占資本家のしわざである。この独占資本家の手先が、まさに厚生省の内部にいるからである。こういう状態では、まつたくこれは労働者を破滅に陷れることになるのである。 さらに失業及び住宅の問題につきましても、何ら政府は適当のことをやつておらぬ。だからして、いよいよますますこれば労働者の闘爭を惡化させる以外に何ものもないのである。
更に製藥工場を数ケ所に亘つて実情視察を行い且つ製藥事業、藥品製造に必要な資材、医藥品の需給の現状等の調査をも行いました。 視察いたしました工場は十月十八日には中外製藥株式会社工場、武田製藥株式会社工場、三共製藥株式会社工場、十一月十九日には山之内製藥株式会社工場、理化学研究所、栄養藥品志村工場等であります。
しかしながら醫藥品製造に關連いたしましては今後ますます多額の資本を要するという事實が、いろいろと現われてきております。その最も適切なまた皆樣方にとつて關心をおもちいただける點は、いわゆる工場の衞生施設、醫藥品をつくるのにふさわしい環境の整備という問題であります。このために現在製藥業者が多額の資金を投じているのであります。