2019-04-26 第198回国会 衆議院 法務委員会 第13号
きょうは少し加害者の言葉を紹介したいんですが、「性暴力の理解と治療教育」、藤岡淳子さんが誠信書房から出されている本の中に、藤岡さんが性犯罪を繰り返していた少年から聞き取った話であります。 その少年によれば、強姦は、彼女とのセックスとは全く違った。それはそうだと思います。
きょうは少し加害者の言葉を紹介したいんですが、「性暴力の理解と治療教育」、藤岡淳子さんが誠信書房から出されている本の中に、藤岡さんが性犯罪を繰り返していた少年から聞き取った話であります。 その少年によれば、強姦は、彼女とのセックスとは全く違った。それはそうだと思います。
この点、藤岡淳子大阪大大学院教授はこう言っています。
今御紹介いただきました藤岡淳子氏も、こういったプログラムの中で、現在実施をする中でもスーパーバイザーとして御助言をいただくといったような形で関与もいただいております。 私どもといたしましては、このプログラム、一時期、平成二十四年の十二月に効果検証結果も発表しておりますが、まだまだ充実改善していかなければいけない課題がいっぱいあると認識をしております。
臨床心理士の藤岡淳子さんの本「性暴力の理解と治療教育」には、真の同意に必要な六つの要件が挙げられています。 一つ、同意とは、年齢、成熟、発達レベル、経験に基づいて、指示された何らかの性行為が何であるかを理解していること。二つ、提示されたことへの反応について社会的な標準を知っていること。三つ、生じ得る結果や他の選択肢を認識していること。
もう一つここで御紹介をしたいんですけれども、大阪大学大学院人間科学研究科の藤岡淳子教授、再犯防止プログラムの効果自体は否定しないとしながらも、やはり気になるのは、せっかくのプログラムの受講者数が少ないのではないかということでございました。約一割強しか受講者の中で受講ができていないということもあると。