1984-03-12 第101回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
○松本分科員 そうすると、政府に何か資料がありまして、そして藤山発言というのが間違っているとかなんとかいうようなことになるならば、これはまた一つの信憑力といいますか説得力を持つわけですが、この経過についての資料というのは日本政府にはないのですか。先ほどはないということでありましたが、全くない、それから藤山発言を覆すような資料もない、こういうふうに伺ってよろしいですか。
○松本分科員 そうすると、政府に何か資料がありまして、そして藤山発言というのが間違っているとかなんとかいうようなことになるならば、これはまた一つの信憑力といいますか説得力を持つわけですが、この経過についての資料というのは日本政府にはないのですか。先ほどはないということでありましたが、全くない、それから藤山発言を覆すような資料もない、こういうふうに伺ってよろしいですか。
もしこの藤山発言を否定できないなら、総理はこの際国民の前に自分の立場を少なくとも簡明に明らかにしておくべきだと、こういうふうに思いますが、いかがですか。
しかしながら一応計画を立ててそれを国民に明らかに提示をしろ、ということを主張してきておったんですが、幸いこうして一応の案ができたということはけっこうなことだと思いますけれども、ここで第一に伺いたいのは、池田内閣の一枚看板である所得倍増計画、これが藤山発言等によってまたいろいろな工合に取りざたされ、またわれわれ国民も、所得倍増計画による国土総合開発の全国計画が出されるものだ、というように考えておりますけれども
あなたは、少なくとも今日フット・ライトを浴びて藤山発言として問題にされている以上は、それに対して政治的責任を感じておられるはずである。正しいと思って主張されておるはずである。しかし、それについて閣内で意見が多少違う——多少どころではないかもしれない。大いに違うとも感ぜられる。その違いが焦点に差しかかっておる。そしてある人たちは、その違いを参議院選挙まですらそうという考え方がきわめて濃厚である。
ところが今藤山発言を境にして、共産圏との貿易も拡大すべきであるとおっしゃる以上は、今の中国を焦点といたしますそれらの諸国に対する貿易拡大の穴をあけるという熱意をお持ちなんですか。その具体案を何かお考えなんでございましょうか。
次に、藤山発言につきましてのいろいろな御質問でございましたが、私は先にも申しましたごとく、実質的に何ら藤山君、佐藤君と変わっていないと思います。食い違いがある、私が非常に経済を甘く見ていると、こういうことでございますが、決して甘く見ておりません。
○木村禧八郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、最近の経済情勢の推移並びに今後の経済の見通し、それと関連していわゆる藤山発言に関する質問をいたしたいと思います。総理、経済企画庁長官、通産大臣に質問をいたしたいと思うのであります。 第一の質問は、三十七年度の予算の編成の前提になりました経済の見通しが、その後非常に大きく狂ってきておるわけであります。
————————————— 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、昨日の委員会において決定いたしました通り、日本社会党の松原喜之次君提出の藤山発言と経済政策に関する緊急質問は、本日の本会議において行なうこととし、その発言時間は十五分以内とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
これは藤山発言も関連があるのですが、大蔵大臣、閣議で藤山さんの話も聞き、それに対して答えられているようでありますが、私の見方によりましても、昨年の十一月から鉱工業生産は下がる予定であったのが下がらない。そうして十二月にちょっと下がったけれども、一月にまた上がって、二月、三月は横ばいのような状態ですよ。
○福田委員長 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、藤山発言と経済政策に関する緊急質問は、明日の本会議において行なうことにいたしたいと思います。その発言時間あるいは発言者等は、明日の理事会において決定いたすことにいたします。
それから藤山発言でありますが、何も閣内の不統一は全然ない。言い方が違うだけであります。われわれも通産大臣を初めとして、設備の行き過ぎは抑えなければならない。これはデフレ政策というのじゃない。行き過ぎを調整しようという調整政策であるのであります。閣内の不統一は全然ない。御心配は要らないと思います。
これは、私はある意味ではいいことだと思うんですが、本日は閣議がよほど時間がかかって御出席がおくれるかと思ったんですが、案外閣議が早くお済みになったようですが、藤山発言については円満に片づきましたか、いかがですか。やっぱり総理として率直に私はある程度反省してもらわにゃならぬと思うんですがね。これはこの場と決して無関係じゃないと思うんです。