2021-03-30 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
これはまさに、岸元首相の下で日米安保の改定が行われ、その改定のときにこの第三条が初めて入ったんですが、当時の藤山国務大臣の答弁ですけれども、線引いてある部分、第三条に憲法上の規定に従うことを条件としてということが書いてございます、これは日本国憲法第九条でございましてと、個別の条文第九条のことだということを国会で明言しているわけでございます。
これはまさに、岸元首相の下で日米安保の改定が行われ、その改定のときにこの第三条が初めて入ったんですが、当時の藤山国務大臣の答弁ですけれども、線引いてある部分、第三条に憲法上の規定に従うことを条件としてということが書いてございます、これは日本国憲法第九条でございましてと、個別の条文第九条のことだということを国会で明言しているわけでございます。
これに対して藤山国務大臣が、日本の領海の外でありますれば、アメリカ船が攻撃を受けた場合にむろん自衛隊は出動いたしません、こう答えております。
そのとき藤山国務大臣も、満場一致で決定をされ、政府に建議されたこの趣旨を体して、全力をあげて処置いたしますということを答えておいでになるわけであります。 それからことしの三月二十四日、この委員会におきまして北島公取委員長が、立法措置で規制を考慮中である、事務局でいま検討中である、今国会において審議を仰ぐ予定でございますということを言われました。
○藤山国務大臣 いまお答え申したとおりでございます。
○藤山国務大臣 私といたしましては、今日物価の問題は非常に大事でございまして、われわれも五・五%の努力目標でやっておりまして、いまのところ必ずしも悪くいっているとは思っておりません。しかし、米価の問題等が起こりますと、いろいろ問題がありはしないかという心配をいたします。 そこで、消費者米価をなるべく上げたくない。むろん経済閣僚として財政事情もわからぬことはございません。
○藤山国務大臣 特別に、きのう閣議に報告いたしました見通しの数字が、個別の問題で下がるという見通しは、現在のところございません。
○藤山国務大臣 たいへんごあいさつがおくれまして申しわけない次第でございますが、先般の内閣改造にあたりまして、企画庁長官として留任をいたしました。今後とも政府の経済運営、物価対策等につきまして、一そうの努力をいたす所存でございますので、よろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。 御承知のように、最近におきますわが国経済は、昨年来の不況を脱却し、景気は順調に上昇の道を歩んでおります。
○藤山国務大臣 やはり私も、バナナの取引の内容については詳しく存じておりませんけれども、できるだけ商売というものは明朗でなければならぬし、かつ公正でなければならぬと思います。それらの方法についてさらに御検討願うことは私は必要だ、こう思います。
○藤山国務大臣 私も大体お考え方について同感なんでして、経済諸般の資料というものは、総合的にながめます場合に、たいへんにおそいのです。ですから、同じ数字の上に立って考えるということは非常に困りますから、経済統計等についても、もっとスピードアップするようにやっていかなければならない。
○藤山国務大臣 当面はワクをふやしまして、そうして八月の二十日くらいから若干スポットの市場が鎮静していくのではないかといわれております。しかし、私ども鉄鋼会社の状況を見ておりまして、不況カルテルをやるような状態から脱却しつつあるのじゃないかというふうに見られます。ですから、生産をやはり勧告操短のような形で引き続きやってまいりますことは、私は適当だとは考えておりません。
○藤山国務大臣 技術的な問題として御説明申し上げて差しつかえないことでしょうが、大体公務員の給与が六割くらい入っております。例年上がっております。これは大体国際慣行になっておると思います。 それから、公共投資のデフレーターは、建設労賃の動きを反映しているというようなことに了解しておりますけれども、こまかいことにつきましては、事務当局から答えさせます。
○藤山国務大臣 現在私ども物価を扱っておりまして、消費者物価の問題が非常に大事でございますが、同時に、最近の状況から見まして、卸売り物価の問題がこれまた非常に重要でございまして、御承知のとおり卸売り物価は昨年より四・四%上がってきております。その中で非鉄金属の値上がりが国際価格の関係からいって非常に高い。
○藤山国務大臣 必ずしもしかたがないという立場で私見ているわけじゃございません。お話のように、卸売り物価が上がってくる、しかも鉄鋼製品というものは基礎資材でございますから、経済全般に対して波及的な影響が非常に大きいということはわれわれ十分関心を持って見ているわけでございます。
○藤山国務大臣 物価問題の見地から申しまして、私も決して必要でないとは思っておりませんし、また不況も昨年とことしとの状況から見れば、不況の状況が違ってきておるわけでありまして、政府としては景気振興対策なりが次第に浸透してきたといっておるのですから、それに鉄鋼が無影響だとは私は思いません。
○藤山国務大臣 再販価格の問題につきましては、衆参両院の特別委員会におかれましても指摘されておりますし、ただいまのお話しのように、物価問題懇談会でもこの問題について指摘しております。
○藤山国務大臣 国民の皆さん方の考え方を反映させるということは必要でございますので、したがって、各都道府県に対しても国民生活局と同じような機能をやる部局をつくっていただきたい、あるいは既存の部でもってなるべくそういうものを取り扱っていただきたい、そういうことで地方もできるだけ指導しておりますし、現在、若干都道府県にそういうものもできてきているところもございます。
○藤山国務大臣 見守っておりますということは、第二・四半期はそのままにしておく、必ずしもそういう意味でございません。やはり第二・四半期中におきましても、著しい今日以後の価格形成になってまいりますれば、われわれとしては期の途中でも、そういうものを見守った結果として何らかの忠言をしていきたい、こういう考えでございます。
○藤山国務大臣 政府はたびたび、国際会議等で一%、あるいはソフトローンについても申しております。したがいまして、それらのものをできるだけ早い時期に達成できるようなことに考えてまいりますけれども、必ずしも五年間に達成できるかどうかというところまでについてはまだ決定をいたしておりません。
○藤山国務大臣 大体十一月末までに新しい計画をつくり上げる、こういうことで作業いたしております。
○藤山国務大臣 明年度を初年度といたしまして五カ年、大体そういうことで進めております。
○藤山国務大臣 この前も申し上げましたように、アジア開発銀行は純粋な金融機関でございまして、そのもの自体政治的な意図を持っておりません。そうしてその運営も、私は将来そういう形で運営されると思います。
○藤山国務大臣 私は良心をもってお答えいたしても、過去のそういう国際金融関係の機関が政治的偏向をしているとは考えておりません。
○高瀬委員長 大蔵大臣、藤山国務大臣は御退席願ってけっこうでございます。 穗積君、引き続き総理に対する質問をお願いいたします。
○高瀬委員長 藤山国務大臣どうぞ……。
〔藤山国務大臣「きょう、これから参議院でまた米価の問題があるんです」、穂積委員「それじゃ金曜日にお目にかかりましょう」、藤山国務大臣「しかし早く終われば、あるいは出てきてもいいんですけれども、参議院の予算委員会が……」、穂積委員「それじゃ金曜日にしましょう。金曜日どうですか。」と呼ぶ〕
○藤山国務大臣 三木通産大臣がかねて言われておりますことは、できるだけ西欧並みの貿易をしたい、そうして延べ払い等についてはケース・バイ・ケースでやっていくのだ、こういうことを三木通産大臣としては言われておるので、私、臨時代理としては、そのことを申し上げて答弁といたします。
○藤山国務大臣 基本的に、経済というものは、国民経済発展の結果として国民生活が安定する、また国民生活の安定に寄与するということが経済の目的でありまして、経済そのものが目的じゃないという立場に立って私はものを考えておるのでございます。
○藤山国務大臣 私も臨時代理を先ほど受けただけでございまして、詳しい法的な問題については事務当局から御説明をいたすことにいたしたいと思います。
○藤山国務大臣 消費者物価の問題につきましては、対前年度で考えてみますると、全都市でもって、四月が四・七%、五月が四・八%、それから東京都で見ますと、四月が四・四%、五月が五・三%、六月が五・八%、大体こういう状況でございます。
○藤山国務大臣 さしあたりのところ、たとえば農水産物の関係等におきましては、やはり卸売り、消費者物価、ともに高騰を続けておるわけでございまして、そういう面については、はね返ったと申しますか、むしろ両方共通の題材として扱っていかなければならぬ。その他のものにつきましては、やはり消費者物価が上がれば、おのずから賃金を上げていくというような問題も起こってき得る。
○藤山国務大臣 御承知のとおり、今回の不況は設備過剰から来ておる。したがって、ある程度政府需要を刺激することによって景気を回復しながら過剰設備の稼働率を上げていくということによって、製品の値上がりを吸収していけるものとわれわれも考えております。いまちょうど不況から脱出する過渡期にございまして、若干のものにつきましては、いわゆる管理価格的なあるいはカルテル的なものでささえた面もございます。
○藤山国務大臣 物価問題懇談会は、御承知のとおり、性質から言いまして自由に意見を申し述べてもらう、こういう機関でございます。
○藤山国務大臣 農業の重要性にかんがみまして・肥料でありますとか、農機具でありますとか、そういうものに対する農村の需要というものが相当大きいことは、これは当然でございます。
○藤山国務大臣 電力問題はわが国産業の基礎的な問題でございますので、将来長くこの問題は十分な検討をしてやっていかなければならぬ問題だと思います。特に、たとえば水力発電がある程度限界にきているということ、あるいは石炭にかわる重油燃焼という問題も出ておりますし、将来原子力の問題もございます。
○藤山国務大臣 北陸電力の問題は、まだ通産省で通産行政の上で御検討になっておりまして、私どもにまいっておりません。御相談がありますれば、われわれも物価問題その他の立場から検討してみたい、こういうふうに考えております。
○藤山国務大臣 今日の物価問題が起こりましたのは、いま児玉委員のお話のありましたように、構造上の諸種の問題から一般的に起こってきたのでありまして、米価そのものもその範疇から除かれておる問題ではございません。したがいまして、農業の構造改革なりあるいは生産性の向上なりにつとめていくことによって労働賃金の吸収をするというようなことが、過去において必ずしも十分でなかったという点にも相当な問題がございます。
○藤山国務大臣 食管会計の問題については、いろいろな問題があろうと思います。そこで、いまお話の金利の問題についても、できるだけこれを軽減して食管赤字を少なくしていくということは、これは当然やらなければならぬ。
○藤山国務大臣 物価問題特別委員会が非常な熱心な御討議の上、今日の物価問題の来たっております原因等を究明され、さらに、その解決策に対して示唆をされました御意見を満場一致をもって御決定になりまして、政府に建議されることになりました。私どもこの趣旨を体しまして、今後物価問題の解決に全力をあげて努力してまいりたいと思います。
○藤山国務大臣 万国博覧会が開かれますについて、日本経済が万国博覧会を中心にして一つの新しい躍進の道に進んでいくという契機といたさなければならぬことは当然でございます。
○藤山国務大臣 せんだって大阪へ参りましたときに、記者諸君からこの万博への中共参加についてどういう考えでいるかということでございましたから、私は、手続上の問題は別にしまして、中共が、日本でやります以上はやはりできるだけ参加していくことが望ましいことであって、同時に、それについていろいろな支障が起こった場合には、そういう国々も万博の精神からいってオリンピックと同じようにできるだけ説得をして、そして円満
○藤山国務大臣 いま上原君が言われましたような科学技術館をつくって日本の科学技術をできるだけ世界に広く知らせるということは望ましいことでございますから、十分努力いたします。
○藤山国務大臣 私についてまいりました各随員は、全部全力をあげて努力いたしました。したがって、結果がもし不適当であったとすれば、それを活動するようにする私の力の及ばなかったところ、こう思わざるを得ません。
○藤山国務大臣 私の政治的な考え方、政策的な考え方というのは、いずれのところ、いずれの場合においても変わらないのでございますから、いずれの場合でも私の意見を申し述べることに変わりはございません。
○藤山国務大臣 私の談話を非常にうまく要約していると思います。
○藤山国務大臣 大蔵大臣から出発当時私にお話がありましたのは、平岡さんの考えと同じ考え方です。本店を日本に誘致しておけば永久に変わらぬ、しかし、総裁は第一回に総裁をとらなくても、二回以後にとれるのだからというのが大蔵大臣の考え方でして、私もその考え方に従ったのです。ちょうど平岡さんのお話と同じ考え方です。
○藤山国務大臣 総裁の問題につきましては、むろん渡辺君が世銀の理事として東南アジアの各国を代表して世銀へ入っておられる。したがって、東南アジアの各国の代表の方々は、渡辺君の人物、識見、また世銀における働きを十分見ておられるわけであります。その意味におきまして、渡辺君に対する評価は非常に高かったと思います。
○藤山国務大臣 投票のいろいろの経過は、おっしゃることはそのとおりです。アメリカがどういうふうに考えていたかということでございますけれども、アメリカも非常に注意をしまして、本店所在地の投票が済むまではアメリカの代表団はマニラに参りませんでした。そして、それが終わってから域外国を一緒に合わせた会議を開くときに入ってきたわけでございます。