1974-04-02 第72回国会 参議院 内閣委員会 第11号 最近井上さんが書かれた「後白河院」を見てもわかりますように、保元、平治の乱のあさましい修羅の世界というものは、白河天皇、後白河法皇、鳥羽上皇、崇徳天皇をめぐる血で血を洗うようなあさましい姿というものは、皇室をめぐっての政治権力の争奪戦というものがあのような世界を生み出したんで、あんな世界にいてはとてもかなわぬというので逃げ出したのが西行ですが、武門の名門に生まれながら、藤原秀郷の九世か十世ですが、二十三歳 戸叶武