1976-10-15 第78回国会 参議院 本会議 第8号
本年二月、藤井国鉄総裁は辞表を提出しました。正確には、自民党タカ派の諸君から執拗ないやがらせを受けて詰め腹を切らされたと聞いております。その真偽のほどはともかく、藤井前総裁辞任の後は後任総裁がしばらく決まりませんでした。三月になってやっと高木現総裁が口説き落とされました。要するに、この間八方手を尽くしても総裁のなり手が見つからなかったのであります。
本年二月、藤井国鉄総裁は辞表を提出しました。正確には、自民党タカ派の諸君から執拗ないやがらせを受けて詰め腹を切らされたと聞いております。その真偽のほどはともかく、藤井前総裁辞任の後は後任総裁がしばらく決まりませんでした。三月になってやっと高木現総裁が口説き落とされました。要するに、この間八方手を尽くしても総裁のなり手が見つからなかったのであります。
また、藤井国鉄総裁は「公共企業体としての現体制のもとで民営の長所を生かしつつ公共的な観点を十分配慮し、真の公共企業体として自主的、能率的な運営が行われることが望ましいと私どもは考えております。」こう言っている。米澤電電公社総裁は「電電公社の経営につきましては現在の公共企業体の経営が一番いいんじゃないかと思います。」
先般、藤井国鉄総裁がスト権条件つき付与論、これを発表したことに対して、三木さん自身がどう言われたかは知りませんが、とにかく一般的に政府・与党の中で非常な批判、非難、そういうものがあるようであります。
○杉山善太郎君 私は、先日の本委員会で、徳永運輸大臣と藤井国鉄総裁に御出席をいただきまして、大要二つの質問を関連の中でありましたけれども、いたしておきました。 一つは、およそ労使関係に起こるもろもろの問題は、労使間がやはり労使対等の原則を踏んまえて、腹を割ってトップが話し合うということがすべての原点じゃないか、そういう形の私の見解、主張について、おおむね合意を見たというふうに信じております。
まず、藤井国鉄総裁から発言を求められておりますので、この際、これを許します。藤井国鉄総裁。