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12件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1949-09-26 第5回国会 衆議院 文部委員会 第29号

しかしそういうりつぱな美術的な価値、また歴史的な価値があるというようなものが、そういうふうに人の目から長い間隱れておつたし、また今後も隱れていなければならないということによつて、やはり國民の大多数はそういう藝術品に接する機会がない。從つて日本文化の將來の発展にとつても、それが何ら参考にされて行かないという点もあるわけであります。

今野武雄

1949-05-12 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号

この美術品は御承知通り一般のいわゆる古道具と異りまして、藝術品と目されるものである。その美術品價値はそのものの持つておる藝術的價値によつてきまる。その藝術的價値は一定の鑑識眼がなければ判別がつかんというような意味におきまして、たれでもかれでもこの美術品を取扱えるものでない。

龍野喜一郎

1949-04-19 第5回国会 衆議院 文部委員会 第8号

特に終戦を契機といたしまして、ちまたに氾濫いたしましたあらゆる藝術品には、かつてわれわれの目にしたことのないようなものが出ております。あらためてわれわれはそれを見るにつけまして、隠れたるわが國の文化というものを再認識したような状態であります。私がここに御紹介申し上げまするものは、大分縣にありまするところの國宝富貴寺の大堂であります。

永田節

1949-04-04 第5回国会 衆議院 文部委員会 第4号

それから第三の國宝、重要藝術品、史蹟名勝天然記念物ないし観光事業の問題であります。國宝重要美術品は、その第一に散逸の点でありますが、この点につきましては、一昨昭和二十二年新國会発足早々文化委員会の問題となり、委員会の総意に基いて福田委員長が八月三十一日に本会議で緊急質問をされまして、その際に森戸大臣はきわめて懇切丁寧、丁重に答弁をされてお切ます。それは一に関係法規の励行をやる。

武藤智雄

1948-11-29 第3回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号

ことに写眞技術家はその写眞を一般大衆的な、しかも社会文化発庭に寄與しまする意味合いにおきましても、全國的に行き渡つておりまして、同時にまた写眞技術家教養知識によつて、営営としてその努力によりまして体得しましたいわば藝術品とも見るべきでございまして、これを通常物品と同じように考えて取引高税が課せられるということは、写眞技術家として承服し得ないところでございまして、日本文化藝術発展のために、全國八千名

荒木萬壽夫

1948-07-01 第2回国会 衆議院 文化委員会 第18号

その建築物は、屋根裏下より土台まで、全面彫刻をもつて充満しておる大藝術品であります。なかんずく正面の大彫刻は、名匠とうたわれます左甚五郎の作品よりも、はるかに優秀であると感嘆する藝術家は、あえて國米氏のみではありません。これより後にたくさん神社の建築の経歴が書いてありますが、これは時間の関係上省きまして政府当局において、よく請願をお読みくださいまして、他日調査の資料にしていただきたいと思います。

稻田直道

1948-01-27 第2回国会 参議院 本会議 第8号

免税のことが出ましたから、序にお願いしたいのでありますが、明治維新の際も同じでありましたが、こういう國家が非常に動きますときには、我が國の有名な藝術品や古美術品というようなものが、非常に闇商人の手から闇商人の手に渡り、遂には外國に多く出る、持ち去られるというような非常に危險に暴されることは御承知通りであります。現今もそういうことを非常に多く聞くのでありまするが、実に残念なことであります。

鈴木憲一

1947-11-11 第1回国会 参議院 文化委員会 第7号

戰爭中實は不幸にも御指摘になりましたように、戰災が大事な日本藝術品を燒失破壞いたした實例がございまして、これにつきましては當時止むを得ないことではありましたけれども、その方面の行政をとつておりまする者が十分なことができなかつたことは非常に遺憾と存じておりまするが、その點で相當のものが失われた事實がありますし、又戰災を離れましても、御指摘のように或いは疎開であるとか、土砂の崩壊であるとか、白蟻その他

森戸辰男

1947-10-10 第1回国会 衆議院 文化委員会 第11号

その具體的の方策としては、優秀な傳統的な藝術保存顯彰という點でありまして、これは國賓重要美術品に對する取扱いその他でよい藝術品保存せられて、それが適當な形で殊にこれは衆議院の本會議でも、委員長の御質問に對してお答えいたしたように、その置かれた自然の環境のもとに、國民が、また觀光者が十分その全體的なうるわしさを鑑賞できるような形でこれを保存していきたい。

森戸辰男

1947-10-10 第1回国会 衆議院 文化委員会 第11号

ただそれかといつて、いろいろな日本藝術、殊に生活に即したいろいろな藝術品——陶器であるかと漆器であるとか、そういうような新しくできる藝術品に、もちろんどんどん外國に出ていくことが望ましいことでありますし、またいろいろな藝術りつばな副製品等外國に出ていくことも、結構であろうと思います。

森戸辰男

1947-08-30 第1回国会 衆議院 本会議 第32号

戰後ドイツなりイタリーにおいて、相当美術品國外に流出していると聞いておりますが、これは事情まことにやむを得ないものでありましようけれども、しかし一面から見るときに、わが國の場合においては、われわれの祖先が全精魂を傾けて制作したる藝術品が、しかばねでなくして、生物であると言われている以上、その散逸ないし國外流失は、まことに骨肉にわかれる、身を切られる思いがするのでございます。  

福田繁芳

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