2014-11-12 第187回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
特に、津波によって薬も流され、そして交通機関がほとんどストップしたために、問屋からの薬も医療機関あるいは被災地まで、避難所まで運べないという状況があったわけでございまして、我々、薬を、都内を中心とした薬問屋にお願いをして約九トンの薬を集めました。結果的に、これを宅急便で運ぼうと思ったら、道路が使えないということで宅急便で運べずに自衛隊にお願いしましたが、自衛隊に断られました。
特に、津波によって薬も流され、そして交通機関がほとんどストップしたために、問屋からの薬も医療機関あるいは被災地まで、避難所まで運べないという状況があったわけでございまして、我々、薬を、都内を中心とした薬問屋にお願いをして約九トンの薬を集めました。結果的に、これを宅急便で運ぼうと思ったら、道路が使えないということで宅急便で運べずに自衛隊にお願いしましたが、自衛隊に断られました。
この柱は何かと申しますと、京都大学、これは再生医療の山中教授もおられましたし、大阪は昔、江戸時代から、道修町といって、八代将軍吉宗の時代に、薬種、いわゆる薬問屋に許可されて、全国に薬を発送する、こういう仕事を担ったものですから、大阪が薬の、言うたら拠点なんですね。だから、この戦略拠点はぜひ薬ということになっています。
ある薬問屋は、在庫は今四人分しかないと言われました。ある薬局では、在庫はゼロだと、百人分注文をしても来るのは五人分、それも良くて一週間後、通常は二週間掛かるというふうに言っています。東京都の備蓄二百万人分今ありますが、これは大流行期にならないと供給をされません。ですから、大流行期になるまでは流通分でとにかく乗り切るしかない。だけれども、今現場にタミフルが十分に供給をされていない。
それは何かというと、今までは薬の利幅でもうけていたのを、今度は薬価を抑えられて、そのかわり技術料が上がるということになっておるんですけれども、実際的にはそうならないために非常に赤字の病院が多くなってきておる、したがって払えない、薬問屋さんにしわ寄せをしているというふうなことになっているんじゃないかなと思うんですね。もちろん、これだけではないですよ。いろんなことがあると思うんです。
だから、みんなひいひい言っておるでしょう、薬問屋は。薬価は決まったんだけれども、なぜ実際の取引価格が決まらないのか。これは自治体病院の方から一遍実情を聞きたいと思うのですが、どうなっておりますか。
したがって、薬問屋さんがおっしゃっておられるように、一三・一%今度はダウンするんじゃなかろうか、薬価基準は一三・一%ぐらいではないかといううわさが流れておる。大体その程度ですか。
その中で、われわれのところには点数も出てこない、教授会ですね、そういうことも言っておられますし、教授会はもう全然つんぼさじきだというふうなお話もしておられるわけですし、さらに、きょうの毎日新聞、いま私もらったんですけれども、「乱脈経理昭和薬科大学も5億円未回収のまま」理事長が指示して、使途も疑惑で、どうも系列の薬問屋に不正融資をしたんじゃないかなんというようなこともずうっと出ているんですね。
この支払い先がでたらめだと言ったわけですが、薬問屋の名前がほとんど書かれているわけです。われわれの調査で問い合わせしたら、全く存知しない、関知しないということです。そこで、番号だけ見ますとこれはわかりにくいわけでございまして、実はそれを記録しているものが、会社の方に一元的にこれが掌握されているわけです。これは見せるわけにはまいりませんが、これがその一部分なのです。
それから、支払い先が薬問屋であって、それと実際の受取人が違うということもないようでございますというお話でございましたが、コードナンバーというものはここの資料にきちっと整理されているんです。これは部外の人にはわからないはずです。私の手元にはあるのです。そうしますと、このコードナンバーに示された事実の病院とか医者ですね、その人に支払われている帳簿記載になっているわけですよ。
しかも各メーカーが各薬問屋に通知しておる、こういう形でそれぞれ安く売れと言って。そうするとお医者さんのほうは、安い価格で買って、それを薬価に従って、それに技術料をプラスしてやるわけですから、利潤が大きくなるのですね。
そうして、このグロモントのびんには唾液が付着いたしておりませんので、したがいまして、これを飲まされたということはないのではなかろうかと、一応の推定がされるわけでございますが、このグロモントのびんにはTEの五四八という赤字の刻印がなされておりまして、その赤字の刻印がなされておるTE五四八と申しますのは、ことしの四月十一日、仙台市内の薬問屋におろされたTE五〇〇からTE五四九までの五十ケースの中の一本であると