2004-05-13 第159回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
どういうことかといいますと、薬剤師十年、二十年やられて、更に臨床薬剤師としていろいろな能力をもう一回勉強したいと思ったときに、専門職大学院の薬剤師コースに入るという道を作っておくことが必要なんです。しかし、今は薬科学という、いわゆる研究の大学院は薬科学修士号、あるいは薬科学大学院等ございますが、そういう方々は薬科学の修士コースには来ません。
どういうことかといいますと、薬剤師十年、二十年やられて、更に臨床薬剤師としていろいろな能力をもう一回勉強したいと思ったときに、専門職大学院の薬剤師コースに入るという道を作っておくことが必要なんです。しかし、今は薬科学という、いわゆる研究の大学院は薬科学修士号、あるいは薬科学大学院等ございますが、そういう方々は薬科学の修士コースには来ません。
しかし、現実に薬学教育が、薬剤師の養成だけではなくて多様な進路があるということが明確になってきておりますので、その方々のことも考えながら、四年制の学部も残しておこうということに今日なったわけでございまして、改めて薬剤師コースに行かれる方はまたその勉強をしていただければいいんじゃないか、こういうことになったわけでございます。
これを踏まえて、そして薬剤師についてはもう、薬学教育といいますか薬剤師コースの高度化といいますか、薬剤師の医薬分業の進展等々今の現状を見たときに、三師会と言われる医師会、歯科医師会、薬剤師会、この一体化の中で、医師、歯科六年制、そして薬剤師もそうしていこうという一体化の中で六年制をしいたわけであります。