2006-05-15 第164回国会 参議院 決算委員会 第10号
そういうイチゴ栽培農家が大変苦労して土壌薫蒸剤、臭化メチルを使っていたのを、これを完全に全廃したんです。そして、物すごい努力をしながら、そういう意味では犠牲を払って、環境のために、オゾン層を少しでもやっぱり守るためにということでやっているわけです。一方ではそういう一つの決まり事があって輸出材として使われている。しかし、それは極力、今も答弁があったように、それは抑えて使うべきだというふうに思います。
そういうイチゴ栽培農家が大変苦労して土壌薫蒸剤、臭化メチルを使っていたのを、これを完全に全廃したんです。そして、物すごい努力をしながら、そういう意味では犠牲を払って、環境のために、オゾン層を少しでもやっぱり守るためにということでやっているわけです。一方ではそういう一つの決まり事があって輸出材として使われている。しかし、それは極力、今も答弁があったように、それは抑えて使うべきだというふうに思います。
中でも薫蒸剤については百二十三件と多くて、健康にかかわる危害情報、危険情報が相談件数の三分の一を占めるという高い割合を占めております。 国民生活センターは、薫蒸剤など一回で使い切るタイプの殺虫剤の室内残存量の検査をしました。検査結果の概要を簡単に説明してください。
○遠藤政府参考人 御指摘の薫蒸剤についてでございますけれども、コーデックス基準などを参考に暫定基準案を作成しているところでございまして、こういったことを通じましてポジティブリスト制の円滑な導入に努めてまいりたいと考えております。
○岡本(充)委員 臭化メチルといいますのは、本当に植物検疫などで、薫蒸するための薫蒸剤として広く使われてきたわけではございますけれども、そういった中でも、今回オゾン層への影響を大きな理由に二〇〇七年に使用禁止予定、特に土壌については使わないという方向になってきているようでありますが、検疫は除外されるという話を聞いております。
また一方、ビッグベイン病につきましては、種苗等を対象といたしまして、ウイルスの感染の有無につきまする診断法の開発であるとか、あるいは土壌薫蒸剤や太陽熱を利用した土壌消毒技術の開発を行って一定の成果を上げているところでございます。
また、一般に代替フロンと呼ばれておりますけれども、HCFCにつきましては二〇二〇年に全廃、それから薫蒸剤として使われます臭化メチルにつきましては二〇一〇年に全廃することになっておりまして、現在我が国におきましても全廃に向けまして着実な削減に努めているというところでございます。
一方、土壌の薫蒸剤あるいは植物検疫のための薬剤としての重要性もございます。いずれにしましても、私どもとしますれば、早急に臭化メチルの使用量の抑制あるいは代替技術の方策等につきまして検討を急がなければいけませんので、ただいま私ども省内に官房審議官を座長とします臭化メチル対策推進会議を設置いたしまして、こういった検討を急いでまいりたいというふうに思っておる次第でございます。
○日出政府委員 この臭化メチルでございますが、我が国では大部分が農薬として使われているわけでございまして、特に土壌薫蒸剤として七割、植物検疫のための薬剤として三割、こういった使われ方をしているわけでございます。
もう一つの問題は、きょう私どもが食糧庁に問い合わせをした結果明らかになった事実ですが、今回の輸入米については、薫蒸剤として、これまで使っていた臭化メチルではなく燐化アルミニウムを使用するということであります。
○説明員(織田肇君) この物質は、農薬としては殺虫を目的とした土壌薫蒸剤として日本でも使われているところでございますが、食品への使用は日本でも禁じられておりまして、そのほかイタリア、EC諸国、米国等でも食品への使用は禁じられているところでございます。
そして、アメリカの方ではこれを薫蒸剤、ポストハーベストに使っております。日本の場合は薫蒸に使わせておりません。しかし、どちらにいたしましても米の中に含まれておる基準は日本の基準が適用されるわけですが、向こうのものが日本の基準より高い場合には、輸入することはできません。 それから先ほどの、確かにアメリカあたりは残留農薬の基準は非常にたくさんつくっております。
我が国におきましては、このポストハーベストの処理というのは、後ほど述べさせていただきますが、主として薫蒸剤によるものということになっていると思うわけでございますけれども、諸外国において行われております農産物に対するポストハーベスト・アプリケーションの現状についてどのように把握しておられるのでしょうか、その辺についてお伺いしたいと思います。 〔主査退席、戸田主査代理着席〕
○松山政府委員 国内におきます薫蒸剤、今登録を行い、かつ使用されておるのが五種類あるわけでございますが、その中にはマラチオンは入っておりません。
しかし、現地を見てきた学者先生方おっしゃるには、本当に驚くような形でもって日本輸出向けの穀物それから果物、野菜などにこの臭素が、臭化メチルですけれども、どんどん薫蒸剤として使われているということなんです。ですから、この使用基準を一体どうするのかというのは問題なんです。少なくとも水際チェックは厚生省でしょうけれども、輸入してくるのは農水省なんですよ。
海外でも薫蒸剤だけに認められているのか、それとも、海外では国内流通のために使用しているのかどうか。それから、海外でも、外国向けに長期輸送の場合にかびたりとか腐ったりとかということがあるので、それを防ぐために使用するということもあるのではないかと想像されるわけですけれども、そういうことが行われているのかどうか、その点について伺いたいと思います。
一般的に、穀類、穀物等の薫蒸剤として使われているものが多いと考えております。
○政府委員(吉國隆君) 我が国におきましては、農薬取締法に基づきまして、ポストハーベストという形で収穫後に使用される薫蒸剤等の農薬につきまして、収穫前、栽培期間中に使用されます農薬と同様の規制がなされているところでございますが、外国におきましてポストハーベスト農薬の使用状況については、先般報道もされておりましたけれども、アメリカにおいて五十八品目のポストハーベスト用としての農薬の登録があるというような
一つの例で申し上げれば薫蒸剤でございます。
○稲村稔夫君 ほんの例外的に幾つか薫蒸剤があるというだけのことでありまして、そうすると問題は、その残留基準をつくったら農薬取締令も改正をしなければならぬようなことになりますか。
現にポストハーベスト用に用いられます薫蒸剤等について農薬として登録をされているものがあるわけでございまして、こういった薬剤の申請があれば、私どもは厳正な検査の上で問題のないものについて登録をするということになっているわけでございます。
やはり専門家として、例えばアメリカにおけるまたはオーストラリアにおける、いわゆる輸出国においてつくられる農産物はどういう農薬を使って、どの程度の量を使って、肥料はどういうものを使って、そしてその農産物は生産されてくる、その輸送過程にはどういう防腐剤、薫蒸剤、そこにどういうものが使用されてくるのか、そういうありとあらゆることの、いわゆる輸入農産物に対するそれが生産されて我が国に入るまでの、その辺までの
この小麦でございますが、害虫が発見された事例がございますので、その際には薫蒸剤による処理を実施しております。処理後に植物防疫官みずからが効果の確認を行いまして厳重な検疫措置を行っております。
ただ、これにつきましては、農薬の効率的な安全使用の面からもいろいろ問題があるわけでございますので、六十年度におきましては、この土壌薫蒸の安全推進緊急特別対策事業というような新しい事業を起こしまして、三年間で効率的な防除方法なり土壌薫蒸剤の安全な使用方法の推進なり、そういうことを県で対策事業としてやっていただく、こういうようなことも仕組んでおる次第でございます。
問題になりますのは、古米の虫を殺すために薫蒸したときに薫蒸剤が残留して臭素が残る、そのことについて問題が発生いたしたわけでございまして、厚生省と農林省との間のお話では、五〇ppmを超える米については問題があるというふうになっているというふうに聞いております。
韓国産米の輸入検査は、御存じのように輸入港の港頭倉庫におきまして必要なサンプリングを行いまして、国立衛生試験所で残留農薬とか重金属等の検査を行うことにいたしておるわけでございますが、具体的な検査実施項目としましては、従来から申し上げておりますように、食品衛生法に基づき基準が定められております十二農薬とカドミウム、それに薫蒸剤でございます臭素、臭化メチル、燐化水素の十六項目が主体でございますが、さらに