1957-06-27 第26回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
次に、八十一ページの九十九と百は職員の不正行為、そのうちの九十九は、管財局関係の北九州財務局、佐賀財務部の分でありまして、これは旧公団等の債権あるいは薪炭需給特別会計の債権というのを財務部で徴収しておるのでありますが、この場合に出張してそれぞれ収入したというその収入官吏が、たとえば千円受け取ってきて、五百円受け取ったことに領収済み報告を出して、あとの五百円を着服したというようなことを長期にわたって繰
次に、八十一ページの九十九と百は職員の不正行為、そのうちの九十九は、管財局関係の北九州財務局、佐賀財務部の分でありまして、これは旧公団等の債権あるいは薪炭需給特別会計の債権というのを財務部で徴収しておるのでありますが、この場合に出張してそれぞれ収入したというその収入官吏が、たとえば千円受け取ってきて、五百円受け取ったことに領収済み報告を出して、あとの五百円を着服したというようなことを長期にわたって繰
当時の金にいたしまして五十四億七千万円と記憶いたしておりますが、あの膨大な薪炭需給特別会計ですか、の赤字が発生いたしまして、その原因がいろいろと述べられ、そのうちで、私、今でも記憶に残り、かつ不審にたえないのは、こういう項目があった。それは、保管中にして水害、火災、盗難等によらざる亡失というものがある。
そこで、薪炭需給特別会計にいたしても、軍服問題にいたしましても、また麻袋事件等の問題にいたしましても、現行の三つの法律規則によっては何人も責任者と定めることはできない、単に道義的に各省庁の長はそれは責任を追及することはできるけれども、これは道義的であって、法律的にいわゆる罪をきせるというふうなことはできない、こういうことでしょうか。
○天田勝正君 さらに端的に聞きますが、さっき例をあげました薪炭需給特別会計の赤字、ああした問題の場合には、今日の現行法による物品会計規則、及び現行の会計法、国有財産法、こういう三つの法律規則によっては、とうていああした損害の発生を防止することはできない、こういうことになりますか。
御参考までにこれがその後どうなつたかという状況をちよつと申し上げておきますが、これは薪炭需給特別会計がなくなりまして、この収納未済額を全部大蔵省に引継いだのであります。それでこの二十五年度の検査報告を作成いたしましたときには、十一億三千百万円というものが収納未済としてわかつていたのでありますが、その後三億四千四百万円の新しく判明した額が出たのであります。
また薪炭需給特別会計関係の取調べをいたしまして、津の木炭事務所長が一千万円の幽霊切符を出して、近畿日本鉄道に飛び込んで責任自殺をいたしておるのであります。また日本塩回送株式会社の矢頭経理課長のあとに入つた大橋君が、神経衰弱だとはいえ、これまた鉄道自殺をいたしておる。
○船越委員 それからこれは会計検査院の批難事項の中に載つておりませんが、薪炭需給特別会計の事業費のうちの役務費の項目の中で、国家地方警察本部長官の斎藤昇その他に百三十七万円というものが支出されておるのでございますが、長官はこの事実を御承知でありましようか、あるいは会計検査院の方でも御承知でありましようか、お尋ねしておきたいと思います。
われわれは薪炭需給特別会計においての五十四億円の赤字補填、あるいは今次当大蔵委員会にかかりましたところの鉱工品貿易公団の、いわゆる赤字補填と申しますか、十六億円何がしを一般会計から繰入れなければならぬというように、各種公団に対して政府が一般会計から補填までしなければならぬということが多々見受けられるのですが、さいぜん申されたどころのものはどの程度あるのか。
私ども林野庁の職員といたしましては、薪炭需給特別会計の現状からいたしまして、整理には長いこと反対を申し出ておつたのでありますけれども、周囲の情勢上やむを得ず人を減らさなければならないというふうな状態に立ち至つたのでありまして、私どもといたしましては、努力の足りなかつたことを省みまして、まことに遺憾と存じておるのであります。
○井之口委員 なお油糧砂糖公団も、今度廃止になるのでありまするから、これもひとつさつきの薪炭需給特別会計の整理状況の一般的な報告と同じように、公団の状態をまとめて報告していただきたいと思います。
○溝口三郎君 前年度繰越が商品代に二十六億もあつたのはどういうのかというのが私のこの前の質問で、収束過程における各方面の公団等でいろいろの不当事件或いは不正事件があつたので、且つ薪炭需給特別会計は第六国会以来国民の関心を持つておるところであつたので、決算の報告に二十六億繰越しておるということがあると、一応これを伺つて置きたいと思つてお聞きしたので、中金と国有林の特別会計に支払うべきものが繰越しになつておるということがはつきりして
そういうような全般的のことについてはほぼ明いかになつているのでありますが、私は薪炭需給特別会計のうちで、この内容におきまして、今度薪炭需給関係二十三年度の決算が只今議題になつているその内容について、少しまだ疑念を持つているところもあり、又会計の経理の全般の問題についても根本の問題があると思いますから、それは政府の御当局を会計検査院の御見解をお伺いいたしたいのであります。
一般会計の一般費のうち林野庁一般行政に関する予算で減少をいたしておりまするのは、先ほど申し上げました薪炭需給特別会計の五億の減少によるものであります。有益鳥獣保護利用に関する予算は、有益鳥獣の増加をはかりまするために、各地に保護区、禁獵区等を設ける費用でございます。林業改良普及に関する予算は千百二十名の林業技術指導員を地方に設置いたしまして、林業の技術改良普及をはかつて参る予算であります。
○委員長(前之園喜一郎君) 只今から薪炭需給特別会計の件を議題に供します。先ず林野庁長官横川信夫君の御説明をお願いいたします……今長官は他の委員会に出ておるそうでございますから、薪炭課長の濱田説明員に一応御説明をお願いします。
理事 岩沢 忠恭君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○薪炭需給特別会計に関する件 —————————————
月曜日に薪炭需給特別会計の件につきまして会計検査院、中央経済調査庁、林野庁からお出を願つて御説明を承わることにいたして御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
尚将来の審議の方針といたしまして、御承知のように今国会は余すところ幾らもありませんので、この厖大な審査は到底できないだろうということが考えられまして、今国会におきましてはこの公団の問題、今問題になつておりますが、公団の不正問題、それから薪炭需給特別会計の問題、こういうような問題のそれぞれの関係者から説明を聞きまして、そうして更にその問題をどういうふうに進行するかというようなことにしたらどうだろう、こういうような
反対の第二点は、この薪炭需給特別会計に厖大な赤字が出て来ておるのであります。この赤字の処理にあたりましては、政府側では相当努力を拂つておると申しますけれども、この特別会計の機能を停止いたしてから、すでに約一年近く経過いたしますにもかかわらず、今日なおこの清算事務が結了いたしておらない。
○小山委員 まずお尋ねいたしますが、薪炭需給特別会計につきましては、去る十二月の国会におきまして、五十四億七千万円の薪炭証券の発行を認める法律案を、本委員会において審議通過したのでありますが、このいただきました表によりますと、收入未済の債権が、二月末現在におきまして十八億五千二百万円ありまして、薪炭証券が九億残つておるということになつております。
このように二十四年度に比べまして大幅の減少を示しておりますのは、二十四年度補正予算に食糧管理特別会計繰入が百七十億九千三百万円、薪炭需給特別会計の繰入五十四億七千万円があるためであります。
○田中(角)委員 ただいまいろいろ御説がございましたが、私はただに薪炭需給特別会計の損失にかかつてのみ申し上げているのではありません。当委員会はこれからずつとかかる種のものがかかると思います。
これはひとり薪炭需給特別会計の損失の原因を糾明するにとどまらず、非常に大きな国庫財政の面にも響くものでありまして、会計検査院としてのその決心、お立場、新しい感覚、これは一つのものさしになる。こういうふうに考えられますので、かかる見地からの御意見を総合的にでも伺えたら伺いたいと思います。
○本間委員長 ちよつとお尋ねをいたしますが、薪炭需給特別会計を検査されて、二十二年度の決算の計数をかえられる御意見ですか。その点はどうなつておりますでしようか。
その内容は要するに薪炭需給特別会計の五十五億円のわくを越えて、農林大臣あるいはその関係官吏が金を支出した、その額が十億円以上に上つているという事実であります。この金は一体どの期間に出したかということを大体検討してみると、昭和二十三年の十月ごろから翌年の四月ぐらいにわたつている。周東農林大臣とあなたの在任期間にわたつている。
一方、薪炭需給特別会計におきましては、五十四億七千万円があつたという間に出てしまつておるのであります。これでも財政の差し繰りが付かないのか。給與には税金のはね返りもあるのであります。本当に政府に誠意があるならば、三百億や四百億出しても、経済は安定こそすれ、決して破壞はされないのであります。 第五、暫らく忍ばねばならぬかということであります。もはや忍ぶべくして忍び得ざる状態にある。
いろいろ例の薪炭需給特別会計などにおいても不足額が——たくさん欠損が起つて参つております。ああいうようなことは、これは直接同じなものではございませんけれども、しかしこの油の配給ということは、非常に漁業の死命を制するものでございますから、その点は十分お考えになつて何よりも早くこれの配給の民主化ということが必要だと思います。