1975-02-19 第75回国会 衆議院 決算委員会 第1号
大企業に随契で売ります、その値段でございますという前に、ごく量は少ないんですから、地元工場に対しては薪炭用材という値段で売ってやるくらいなことをする前提で、パルプ材として一山幾らで売るようなことをしない、そして用材を仕分けをするというようなことが行なわれなければ、ほんとうの意味の中小零細企業を助けることにならないということをやれませんか。思い切ってそうできませんか。
大企業に随契で売ります、その値段でございますという前に、ごく量は少ないんですから、地元工場に対しては薪炭用材という値段で売ってやるくらいなことをする前提で、パルプ材として一山幾らで売るようなことをしない、そして用材を仕分けをするというようなことが行なわれなければ、ほんとうの意味の中小零細企業を助けることにならないということをやれませんか。思い切ってそうできませんか。
その意味におきまして、薪炭用材というものの需要が減っております。なくなってしまっております。薪炭用材は、御存じのとおり、天然のものでございませんとほとんど採算がとれません。自分で木を植えて、そして薪炭にしたのではほとんど採算がとれませんので、天然用材も、木炭の使用が減るという事実に基づいて、またなくなってしまっているわけでございます。一応要らないような形をとっているわけでございます。
そういう点が造林面積の減少の一つの原因としてあげられなければならないということが言えますが、その次の停滞といいますことは、これはまず拡大造林にありましては、この低質材、特に薪炭用材あるいはパルプ材、そういうものの需要の動向が停滞的である。
某決算委員長は——上林決算委員長は林野庁の批難事項と関連せしめて薪炭用材を払下げせしめた疑いがあり、事実の如何では刑事事件となりかねないので、これが真相を明白にする必要がある。
この図表は下にもちょっと注がありますように、坑木と建築用材と、包装用材と薪炭用材、この三つをここに集計した表になっております。従いましてパルプ材というようなものは実は入っておらない。
それから農村においては、これは、改良かまどを普及して森林資源、ことに薪炭用材を節約すべきだというふうな結論になっております。
特に薪炭林の場合においては、風倒折損木は主として針葉樹等の樹種が多いと思いますが、これは必ずしも薪炭用材に向くということにはなつておらぬわけであります。それから薪炭用材の場合においては、被害木があるとないとにかかわらず、やはり被害地域内に一番接近した地帯から払下げを行うということになるわけです。
新しい見地から日本の資源の利用を考えなければならぬということを申し上げましたが、その一例をいま少し具体的に申しますると、森林資源の一部として薪炭用材が御承知の通り年間約一億ほど消費されております。まつたく灰になるものが一億ほどでございます。
これはほつておきますと、どうも専断で濫伐をされるというふうな心配もございましたので、はつきりとこれは売り払つて処置をした方が適当であるということから、その開拓地の代表者に対しまして薪炭用材として売払いをいたしたのであります。ところがその後代表者であります高畑某という人間でございますが、開拓部落民を欺きまして、本立木を他に転売をいたしたのであります。
○原政府委員 まず米と林野の薪炭、用材というものとの見方の違いを申し上げます。米につきましては、御案内の通り秋になりましていろいろパリテイであるとか、そのときの関係を見てきめるということになつております。それらの見通しがまだつきませんし、御案内の通り政府は物価を押えて参りたいという時期でございますから、一応前年通りの額で組んでおるわけであります。
さらに薪炭用材といたしまして約一億石、合計いたしまして約二億二百万石を一応の推計をいたしておりまするが、これを林野の力からいたしますると、全蓄積六十億石余に対しまする成長量伐採ということを考えますと、全林野に対する成長量を一応対象といたしましても、立木換算して成長量は一億七千五百万石程度にしか相ならぬのでありまして、相当の過伐を繰返さざるを得ないという状況になつております。
○木村説明員 薪炭用材も「石」で表示された数量の中に入つております。
但しこれは現実の状態におきまして相互に違いが出て来ると思いますので、実際今貸出しをしてみないとはつきりしたことはつかめて来ないと思いますが、一応の推定では、今申上げました薪炭、用材林合せまして約十二万町歩程度のものを対象といたしているのであります。
これは建設用材、薪炭用材というものが大きな部分を占めておる。片一方パルプ資材としての紙、人絹、スフというものに対しても相当量の要求がありますが、この間を如何に調和するかということは、大きな私は政策上、政治上の問題だと思います。そういう点から私は建築に対する木材の使用等については、将来ともそういう立場からの研究をしなければならんということも今我々考えております。
のどもと過ぎれば熱さを忘れると言われましたが、戰時中あれほど騒がれた亜炭、煉炭、豆炭というようなものを使うことによつて、建築用材なり薪炭用材を節約して行くことが一つの問題である。そこに又住宅政策の大きな残された問題があると考えております。なかなか予算その他の面で急速に参りませんが、御趣旨の点はそこにあると考えてこういう点をよく研究してみたいと思います。
山間の土地であるから、田畑は少いが、薪炭用材として神宮から廉価(時価の殆んど三分の一程度の価格)に拂下げを受ける慣行権、農業及び炭燒業による收益、並びに神宮の造林等のために雇用されて受ける賃金等による收入は、相当の額に達し、他の地方における山地住民の一般生活程度と比べて決して遜色なき生活程度を維持しているものと思われる。
なおその次におきましては、原木の入手が非常に困難であるのでありまして、おそらく今日におけるところの經濟關係からいたしましたなれば、この薪炭用材の入手に對しましては非常に苦心をいたしておる。