1985-03-26 第102回国会 参議院 逓信委員会 第6号
○大森昭君 この間、蔵前国技館ができまして、あれは全国的に発行しましたね、あの蔵前のやつ。あれは東京郵政局が表紙をこうつけまして、歴代の横綱が、初代がだれでとずっと書いてあって、あげるとここにぱっぱっと何か前に出した切手の印刷があって、本物の切手が三つか四つありまして、これを売り出しましたですよね。どうもこの切手が原価みたいなんです、これ自身が。
○大森昭君 この間、蔵前国技館ができまして、あれは全国的に発行しましたね、あの蔵前のやつ。あれは東京郵政局が表紙をこうつけまして、歴代の横綱が、初代がだれでとずっと書いてあって、あげるとここにぱっぱっと何か前に出した切手の印刷があって、本物の切手が三つか四つありまして、これを売り出しましたですよね。どうもこの切手が原価みたいなんです、これ自身が。
そのことについて新聞の評論家が言っているわけですけれども、それは一月文部省が蔵前国技館の改築に当たって二千万円のお金を出された。これは私ここに書いてあること知りませんよ。そこで、そのことが結局相撲協会に大きな反省を呼んだと言えばきれいなことばだが、結果的に礼に始まって礼に終わる結果を生んだ。
顧みますれば終戦後あの国技館を接収されまして、どこにも相撲をやる場所がなく、なお相撲をやるためには一応浜町、現在の蔵前にも二回仮設を建てましたが、これによって経費は非常に膨大にふえまして、なおまた火災その他の施設にも再三注意とか勧告を受けましたので、いかようにしても国技館がなければ、相撲の興行面ばかりでなく、発展性に欠けるという考えから、現在の蔵前国技館の建設に至ったわけです。