1963-02-15 第43回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
そしてまた、一方においては、先ほど御指摘もありましたように、学校それ自体に対し、国なり県なりが予算を出して設備を充実するということも必要でありましょうし、これはわれわれにおいて今後も努力をいたすものでありますが、それ以前において、この定時制を卒業する者、卒業した者についての何らかの蔑視感、こうしたものが広く社会のムードとして出ておるやに思われるのであります。
そしてまた、一方においては、先ほど御指摘もありましたように、学校それ自体に対し、国なり県なりが予算を出して設備を充実するということも必要でありましょうし、これはわれわれにおいて今後も努力をいたすものでありますが、それ以前において、この定時制を卒業する者、卒業した者についての何らかの蔑視感、こうしたものが広く社会のムードとして出ておるやに思われるのであります。
それと終戦後における在日朝鮮人の行き過ぎなどがからみ合って、日本国民一般は、内心では朝鮮人に対する蔑視感を深め、外面的には朝鮮問題に対する無関心を装うようになったのであります。他方、韓国民の大部分は、日本人は全く油断がならぬということを警戒しております。
○茜ケ久保委員 これはジラード事件のときもそうですが、日米両当局で調べます過程を通じていろいろな問題が出てくるのですが、われわれどう考えても、アメリカ人の日本人に対する蔑視感、日本人の命を非常に軽く見るというのですか、そういった感じがあるのです。
それというのは、おそらく日本に対する蔑視感から生まれてきたと思いますが、それを裏返せば、従来のアメリカへの媚態外交の現われだというふうに私は考えるわけです。従いまして、交渉の担当者である岸総理は、日本人岸信介ここにありというきぜんたる態度をもって交渉に臨んでほしい、日本民族の名においてやっていただきたいと思いますが、その決意と勇気があるか、その点を一つ伺いたい。
○下川委員 本問題は単なる一婦人に対する殺人未遂事件ではなく、アメリカ軍の日本人に対する蔑視感から生まれた事件であります、今後の日米関係にも世論とともに重大な反響を生ずるものと思いますので、従って本問題は徹底的に真相を究明していただきたいと思うのであります。
この点につきまして先ほど高碕長官は、日本人はアジア人に対して非常に蔑視感が強かった、白人崇拝の気持にまっしぐらであって、同じアジアの同胞に対してはむしろ差別待遇をとっておったことを改めなければならぬというお話がございましたが、 この点はことに私たち反省しなければならない点だと思います。
もう一点は政府がだまつておる、何らの意思表示をしておらない、従つてやはりこういうことはやつてもよいのではないかというようなアメリカのそうした日本人に対する蔑視感がより以上に拡大されておる。そこに生じて来るものは、いよいよ反米思想が高まるばかりで、それがいろいろな面において大きな影響を来して来る。