2014-02-14 第186回国会 衆議院 予算委員会 第8号
平成十四年に帰国された五名の方、地村夫妻、蓮池夫妻、曽我ひとみさんですね。彼ら、彼女らは、北朝鮮の招待所で多くのその他の拉致被害者と共同生活をされていたと思います。
平成十四年に帰国された五名の方、地村夫妻、蓮池夫妻、曽我ひとみさんですね。彼ら、彼女らは、北朝鮮の招待所で多くのその他の拉致被害者と共同生活をされていたと思います。
このほか新潟県においては、新潟市内の沿岸部で発生した横田めぐみさん拉致容疑事案、柏崎市の柏崎中央海岸で発生した蓮池夫妻拉致容疑事案があり、後者に関しては、被疑者通称チェ・スンチョルを特定し、逮捕状を得た後、平成十八年三月、国際手配を実施するとともに、平成十九年二月、その共犯者も同様に国際手配を実施した。
柏崎では蓮池夫妻が拉致されておりますし、そして、佐渡の新穂で拉致された疑いが濃厚とされている大沢孝司さんを初めとする特定失踪者の方々もおられます。
○国務大臣(麻生太郎君) 先月の二月の二十三日、地村夫妻拉致事案に関しまして辛光洙の逮捕状、蓮池夫妻の拉致事案に関しましてチェ・スンチョルに逮捕状、それぞれ発付されております。 これを受けまして、二十四日、翌日ですが、外務省では捜査当局と協議の上、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に対して辛光洙とチェ・スンチョルの二名について引渡し要求、これに対しまして先方は本国に報告すると述べております。
○小林政府参考人 チェ・スンチョルでございますが、蓮池夫妻の拉致の実行犯ということで特定されたわけでございますが、この者は、昭和四十五年夏ごろから我が国に密入国した後、約十五年の長期にわたりまして、小住健蔵さんら二名に成りかわりまして、両人名義の日本旅券等を不正に取得の上、対南工作、対韓国工作でございますが、のための工作員の獲得、育成及び韓国への送り込み等を行っていた、また数回にわたって海外へ渡航し
こうした朴某の活動は、昭和六十年三月に警視庁が検挙いたしましたいわゆる西新井事件により明らかになったものでございまして、現在、御指摘の、帰国した拉致被害者、蓮池夫妻の拉致に朴某が関与したという情報がございます。警察は、当該情報も視野に置きつつ、現在、被疑者の特定に向け全力を挙げて所要の捜査を行っているところでございます。
しかし、既に地村夫妻、蓮池夫妻は明確に日本に残る意思を表明されているようですから、振り出しに戻すことは難しいと思われます。唯一残る可能性は、御本人の意思を改めて確認して、希望されるなら、曽我ひとみさんを米国人脱走兵の夫のもとへ帰すことです。そして、蓮池夫妻、地村夫妻のお子さんたちへの御両親の手紙を渡す仕事を曽我さんに託してはどうでしょうか。 以上でございます。(拍手)