1968-12-04 第59回国会 衆議院 決算委員会 第13号
○蓑輪説明員 ただいまの御質問の作戦ということになりますと、これは異常の事態の場合かと思いますが、そういう場合は除きまして、一般に自衛隊が演習するような場合は、現在建設省と自衛隊との間で覚え書きをかわしまして、演習の日時とかそういうようなものは通報願うようにしております。これが一般の交通に大きく支障があるという場合は、公安委員会とも相談して道路管理者の意見を述べるのが適当かと思います。
○蓑輪説明員 ただいまの御質問の作戦ということになりますと、これは異常の事態の場合かと思いますが、そういう場合は除きまして、一般に自衛隊が演習するような場合は、現在建設省と自衛隊との間で覚え書きをかわしまして、演習の日時とかそういうようなものは通報願うようにしております。これが一般の交通に大きく支障があるという場合は、公安委員会とも相談して道路管理者の意見を述べるのが適当かと思います。
○蓑輪説明員 明石と淡路島の間のフェリーにつきましては、時間的に違いますが、非常に混雑しておることを聞いております。その運営を時間をきめてやっている場合もあると思いますが、そういうような一般の人から割り込むというような気持ちを起こされるということは非常によくないと思いますので、その辺につきましても道路公団のいまやっておる状況をもう少し調べて善処したいと思います。
○蓑輪説明員 私、まだそういう道路管理者の意見を述べて話がつかないというような事例は聞いておりませんが、少なくとも相当な車両を連ねていくような場合、これは道路には時間的に非常に混雑しておるときと比較的すいておる時間があると思いますので、そういう点についての時間、経路その他については道路管理者としてもいろいろ意見は述べておるものと思っております。
○蓑輪説明員 この警察の報告にもございますように、大雨警報、洪水注意報が出まして、事務所がこれを受けた時間は十一時二十五分くらいということになっております。実はこういうような報告というのは、警察庁関係から中部地建の本局にまいりまして、中部地建の本局から各工事事務所にまいるというように私考えております。
○蓑輪説明員 確かに先生おっしゃいますように、結果からいいますと、三月のときの崩落、そのときにもっと今度の豪雨でも落ちないようにしておけばよかったといえると思います。ただ、あの当時はやはり先ほど言いましたように、全体の沢の下になっております岩盤もいいし、表土もそう大きな表土でございませんので、その上のぱらぱら落ちるものをまず防ぐ。
○蓑輪説明員 岐阜県警のこの捜査につきましての報告を見ますと、私ども特にこれに事実と違うというようなことはありません。異論ないものでございます。
○蓑輪説明員 札幌-小樽のバイパス、これも先生御承知だと思いますが、小樽から札幌間の約二十四キロばかりのバイパスでございまして、現在の計画は、四車線の用地を買いまして、とりあえず二車線つくろうという計画でございます。これは現在、一般有料道路として、日本道路公団で建設に着手しております。
○蓑輪説明員 高速道路関係につきまして、高速道路の上を走ります車から出る騒音対策について今後どうするかということにつきましては、現在いろいろ日本道路公団で、現在できております高速道路について、その周辺の騒音の測定その他をやっております。また遮音壁、こういうものによってどのくらい周辺の騒音が防げるか、こういうようなこともいろいろ研究しております。
○蓑輪説明員 私も御趣旨に沿って、やはり強行するというようなことではなく、地元と十分とにかく話し合いをする、こうならざるを得なかった道のほうの計画なり、また地元がこうしてもらいたいというようなことを、お互いにもう少し腹を割って了解点に達するということが第一かと思います。そういう点で、地元に対して、誠意のある交渉を今後も続けていきたいというように考えております。
○蓑輪説明員 第四次五カ年計画につきましては、御承知のように三十九年から四十一年までの三カ年で打ち切られたのでございますけれども、いまその間の一般国道に幾ら投資したかという金額につきましてちょっといま手持ち資料がございませんで、いま調べておりますので後刻御報告いたしたいと思います。
○蓑輪説明員 この工事につきまして、聞きますと、九月に入札をいたしましてそれから舗装いたします下の路盤の工事を行ないまして、舗装のちょうど上の表層をやる時期が一月になったというふうに聞いておりまして、一月の四国の山の中でございますので、かなり寒かったものと思います。
○蓑輪説明員 この百九十五号線というのは、ちょうど高知から徳島へ行く大きな山を越えております、その入り口のところでございます。どっちかというと、山とばかりいえないかもしれませんが……。
○蓑輪説明員 道路の工事に限りませんと思いますが、一つの業者がとりまして、それをさらに下請に出すというような話を私も聞いております。
○蓑輪説明員 ただいま先生御指摘のように、日本では非常に雨が多い。私も、やはり東名高速などを通った経験で見ますと、夜間で相当雨が降っておる、かなり豪雨のときは、ほとんど見えません。ただいま先生おっしゃったような、区画線自身もはっきりしない。また、照明も、天気のときと比べて非常に暗くなってくるということでございます。
○蓑輪説明員 ただいま先生の御指摘のように、やはり大都市というのは、東京と大阪のような高速道路、そういうものは将来必要になってくると思います。そういうことで、私のほうも、将来の都市の交通というのは、短い区間、短いトリップの交通を処理すると同時に、かなり大都市の中心を抜けるような高速道路、こういうものは計画をしてまいりたいというふうに考えております。
○蓑輪説明員 こういう災害のあとになってみますと、そういう土砂流のおそれが全然ないということは、実際起こった事実からいえば言えないのでございます。ただ、私たち道路をつくります際に、山が安定しておるか安定していないかということは非常に神経質に考えております。
○蓑輪説明員 今度の事故を振り返ってみまして、やはり私たち道路を管理いたします者といたしましても、こういう不幸な事件が二度とないように願うわけでございます。では、どういうことをしたらいいかということでございます。
○蓑輪説明員 これは、担当官という制度は法律的にはございませんので、こういう災害及び豪雨みたいなときに、現地で災害を主体として指揮をとるような人、これを担当官と名前をつけたのだと思います。これにつきましては、各地建ともそういうような制度がよければこれを制度化したいと思います。各地建ともやはり災害の担当者というようなものをきめておりますので、そういう意味では各地建ともやっておることだと思います。
○蓑輪説明員 これはやはりその周辺で一番想定される、五十年に一度とかいうような一つの確率によりまして雨量をきめるという方法でやられておるのございますが、実際には、五十年の確率といいましても、それ以上の雨が降る危険性は確かにあるわけでございます。この辺につきましては、実はやはり全国的な、いまの日本の国土の中で――まあ北海道といまの岐阜の山中では集中豪雨の度合いもあるいは違おうかと思います。
○蓑輪説明員 ただいまの御質問は、国道につきまして、これが改良の計画をする際にどのぐらいの降雨量に耐えられるかという問題かと思いますが、道路につきまして一番安全な、こわれないようにするには雨が中に入らないことがまず必要だと思います。そういうことで舗装もいたしますし、盛り土ののり面についても保護をするようにしております。
○蓑輪説明員 特に何メートルまでというはっきりしたあれはございませんが、普通私たちやっておりますのは、切り取りのり面につきましては、その切り取りのり面でそれを保護するためにいろいろ保護工をしなければならない。これは全部道路敷として買収しております。それよりさらに二メートルくらいよけい買収しております。
○蓑輪説明員 大体この交通量につきまして聞いてみますと、普通の日が大体三千台くらい、土曜、日曜の観光そういう休みの交通の多いときで五千台くらいになっておるように聞いております。
○蓑輪説明員 そういう事実を承知しております。この場合は天然の現象その他が異常なものでなかったということで示談にしておるわけでございます。
○蓑輪説明員 岡山県の落合から広島の千代田につきましては、これはいま申しましたように基本計画が出ておりまして、この次の段階は整備計画を出す段階だと思います。これにつきましていま調査をしておりまして、大体この秋十一月くらいまでには審議会を開いて、私のほうは出すような準備を終わりたいというように考えております。
○蓑輪説明員 いまの道路構造令にございます二車線の九メートルくらいの幅員でございますと、自転車が全然ないとき、交通容量としては七千五百台くらいに考えております。
○蓑輪説明員 現在のところ、やはり三万台をこしておるというふうに考えております。
○蓑輪説明員 お答えいたします。 ただいまの下新田の場合、トラックが飛び込むというようなお話がございました。これはさっそく調べまして、例の安全施設の問題でもございますし、さっそく処置したいというふうに考えております。
○蓑輪説明員 ただいまのお話は、地元が照明の金を出してもやってくれということに対して、建設省は、道路の請願工事になりますと、おれのほうがやるということのように話を聞いたのでございます。
○蓑輪説明員 ただいま説明を落としましたが、この「交通安全施設の整備による交通事故減少率」この表でございますが、これは実は三十九年にモデル区間ということで十路線、五百五十キロ設けました。
○蓑輪説明員 ただいま百キロ以上のスピードを出せる道路といいますと、われわれのほうは名神高速だけでございます。名神高速につきましては、大体最高速度百二十キロ、これは区間によりまして八十キロに制限をしておるところもございますが、最高百二十キロ出せる、最低速度の制限が五十キロになっております。
○蓑輪説明員 二枚目の2の自動車保有台数の見通しでございます。 数字を言いますと、普通貨物、小型貨物、乗用車、バス合わせまして四十年が六百四十七万八千台、これは大体二輪を除きまして、軽自動車と称せられるもの以上をとっております。四十一年が七百七十七万一千台というように逐次増加いたしまして、四十六年には千五百四十五万三千台というような想定をしております。
○蓑輪説明員 お答えいたします。 十月十三日に交通安全施設緊急整備推進本部というのをつくったのでございます。この内容、組織でございますけれども、私のほうの道路局と警察庁の交通局と両方合わせて、この二つだけでつくっております。
○蓑輪説明員 お答えいたします。
○蓑輪説明員 お答えいたします。いま御指摘の国道一号線の現況は、興津のところで大体幅員が八メーターから十二メーター、十三、十四メーターという、はなはだ複雑な幅員になっております。現在の交通量が、四十年の交通量の調査によりますと、由比から興津、清水の間で、大体一万四千台から一万八千台くらいになっております。
○蓑輪説明員 ただいま御指摘のように、東海道の交通の現状と現在の道路の交通容量からいいますと、確かに交通容量をかなり超過しております。その中で道路の補修工事などをやりますと、非常に交通阻害になることは十分承知しておりますが、そういう意味で、早くこのバイパスをつくりたいということは、私もそのほうがいいということは十分わかっておるのでございます。
○蓑輪説明員 実は松代を中心といたします国道関係及び地方道の橋台、橋梁につきましては、これは道路の関係でやはり地震によって一番重大な被害をこうむりますのが橋梁でございますので、関東地建及び本省の係官を派遣していろいろ調査さしております。
○蓑輪説明員 いまの橋梁の落橋を防止するために隣のけたをくっつける問題は、これは費用がどのぐらいかかるか、それによって考えたいと思います。
○蓑輪説明員 ただいま道路の建設の中に、あらかじめ横断歩道橋をつくるというような計画をしておるものはございません。これは四車線上の非常に大きな幅員の道路についてはございますが、実際に現在のできております道路につきましては、それを建設の当時はそういうことを考えておらなかった次第でございます。
○蓑輪説明員 道路構造につきましては、一応全国の道路をどういうふうに高低をつくるかという基準がございますが、いまお話しのございました道路のまん中が非常に高いという問題は、道路の路面の排水のために起こったことだと思います。でございますから、砂利道あたりについては、非常にまん中が高い。舗装いたしますと、さらに砂利道よりはまん中の高いのが低くなるという構造だと考えております。
○蓑輪説明員 現在のところまだはっきり照明についての規定はございませんが、一応仮の基準というものは現在設けてやっております。
○蓑輪説明員 ただいまの件につきましては、現在の国道が海岸沿いに鉄道と並行してあるわけでございます。これの復旧の方法でございますが、まずとりあえず、交通がとまることではいけませんので、応急的な工事ではございますが、海岸側に迂回路をつくりまして、鉄板などを敷きまして、一応四トン車以下のものは通すようにしたのでございます。
○蓑輪説明員 ただいまの国道の危険個所見回りにつきましては、これは御存じかとも思いますが、現在の国道は、国が直接管理をいたしますいわゆる指定区間というところ、これが約三千キロございますが、あとは県知事が管理をしているところでありまして、おのおの、国道の直轄管理の場合及び県知事が管理しておる場合でも、道路の監視員をつけて、そういう危険なところはできるだけ早期に発見するように指導しておる次第でございます
○蓑輪説明員 今のお話で簡單でございますが、例だけを申し上げます。本年度の一月から三月——これは二十四年度末になりますが、統制がはずれました直後から三月までの集積のあらましを申し上げますと、営林局が十四ございます。そのうちの丸太につきまして、しかもその丸太のうちで針葉樹の分だけを申します。
○蓑輪説明員 ただいま御質問のありました当初二十一億の見返り資金が、三十億に増額されたのでありますが、それの大体今予定しております使途関係を申し上げますと、国有林でやつております直接の生産費、木炭その他の生産をやつておりますが、その方の機械化、設備の改善というようなものに四億五千万円、それからそれに伴いまして立木売拂いのための林道を開設するために林道の新設、改良の事業、貯木場の新設、改良という事業に
○蓑輪説明員 今おつしやいましたような消費というのではなくて、生産に伴う施設、結局国有林の特別会計の方から申しますと、資産の増になる形で使つて行く。要するに今申し上げた生産に関係はございますが、将来機械化その他の生産事業に使う。あるいは搬出の関係で林道の開設、改良、貯木場の新設というもので、結局資産の増になるものを主として計画をしているわけです。
○蓑輪説明員 見返り資金は、結局今申し上げたような使途で計画いたしておりますが、要するに出て来た製品を売り拂うという関係は、見返り資金とは全然関係がないわけでございます。在来と同じような方法で、主として木材関係の業界あるいはそれに関連する企業体へ処分して参ります。見返り資金に関連した特別な措置というものは全然予定しておりません。