1983-03-03 第98回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
現在、鹿児島県においては、昭和五十二年度から水産庁の委託を受けて水銀蓄積機構の調査研究が進められておりますが、これとは別個に、地域住民の魚介類の摂取量調査などの疫学的手法によって検討を行いながら、規制解除の可能性についての調査を計画しており、十年目の節目を迎えて、何らかの解決を目指して真剣に努力をしております。 そこで、次の三点についてお尋ねをいたしたいと思います。
現在、鹿児島県においては、昭和五十二年度から水産庁の委託を受けて水銀蓄積機構の調査研究が進められておりますが、これとは別個に、地域住民の魚介類の摂取量調査などの疫学的手法によって検討を行いながら、規制解除の可能性についての調査を計画しており、十年目の節目を迎えて、何らかの解決を目指して真剣に努力をしております。 そこで、次の三点についてお尋ねをいたしたいと思います。
そういった点も含めまして、魚類の水銀の蓄積機構ということで、現在水産庁の関係の水産研究機関を動員いたしまして、いま鋭意検討を進めている段階でございます。
そこで、PCB問題というのは、新しいというと語弊がございますが、最近特に顕著になってきた問題でございまして、そこで、環境庁が中心になりまして、関係各省協力いたしましてPCBの一斉調査に当たるということで、私どもも関係各省庁の組織的な調査研究の一環として、関係府県の水産試験場の協力を得まして、私どもの担当いたしております魚介藻類等の汚染実態の把握、魚介藻類等への蓄積機構等についての調査研究を実施するということになっております
なお、水産物のPCB汚染につきましては、東京湾、駿河湾、琵琶湖、大阪湾等において、かなり高濃度のPCBが検出されておりますが、農林省といたしましては、関係各省庁の組織的調査研究の一環として、関係府県水産試験場の協力を得まして、魚介藻類の汚染実態の把握、魚介藻類の蓄積機構等につきましての調査研究を実施中であります。