1950-02-10 第7回国会 参議院 厚生委員会 第11号
又多い親類中でも蓄妾者は一人もいませんが、妾、蓄妾は特別理由は別として、憎んでも足らん罪深いものだと思つております。その中には喰える未亡人も多数おります。堂々と一家を構えている蓄妾者や、切売をする多数の人の妾等には住宅税として重税を課すべきだと主張して来ました。取り違えた民主々義は、実に国家を混乱させます。国家の基礎である、一家庭が恨み、妬みに包まれて、何が世界平和か、ユネスコかと思います。
又多い親類中でも蓄妾者は一人もいませんが、妾、蓄妾は特別理由は別として、憎んでも足らん罪深いものだと思つております。その中には喰える未亡人も多数おります。堂々と一家を構えている蓄妾者や、切売をする多数の人の妾等には住宅税として重税を課すべきだと主張して来ました。取り違えた民主々義は、実に国家を混乱させます。国家の基礎である、一家庭が恨み、妬みに包まれて、何が世界平和か、ユネスコかと思います。
次に、インフレ対策論と重複しますので、理由は申しませんが、蓄妾者から第二住宅税、第三住宅税として重税を徴收しては如何でしようか。 次に、大藏大臣は闇取締は困難と申されましたが、買出人から没収した主食を、以前は兼営團で公定で買い取られ、営團はそれを焼酎を造る者、「あめ」を造る者に闇値で賣ると申して、多数が憤慨しておりました。この取締法は、却つて物價を高くするばかりであります。
それから五は蓄妾者に高率税を課することであります。生理的必要者以外の者には、蓄妾税は名称は止して、第一住宅税、第二住宅税、第三住宅税として徴収することで、これも前記の役員に頼る調べ方は無益でございます。このごろ姦通兼妾が沢山おります。私は、低脳者、禁治産者社会と、最高人格者社会國家には法律も厳罰も要らないと思います。その中間社会國家には法律、諸罰も必要とします。