1981-05-29 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
それによりますと、蒸発濃縮器は「発電所で排出する廃液のうち他の設備では処理が困難な廃液をすべてこれで処理してしまうという形になる。このため、この設備内では多種のイオンの共存と懸濁固形分の量の増加は避けられない。それらの影響により、」「缶体の腐食などの問題が発生し、濃縮器の機能維持のために保守が大きな負担となった。
それによりますと、蒸発濃縮器は「発電所で排出する廃液のうち他の設備では処理が困難な廃液をすべてこれで処理してしまうという形になる。このため、この設備内では多種のイオンの共存と懸濁固形分の量の増加は避けられない。それらの影響により、」「缶体の腐食などの問題が発生し、濃縮器の機能維持のために保守が大きな負担となった。
それから液体廃棄物でございますが、液体廃棄物につきましては、蒸発濃縮器とかあるいはフィルター等の廃棄物処理設備におきまして処理されまして、処理済み液は放出せずに再使用いたします。処理設備によって処理された一部の低放射性の廃液と作業衣等の洗たく廃液等は多量の復水器冷却水にまぜまして希釈して放出いたします。この際の放出濃度は許容濃度を十分下回っているということを確認いたしまして放出しております。
さらに液体廃棄物でございますが、液体廃棄物につきましては、蒸発濃縮器とか、あるいはフィルター等の処理設備におきまして十分処理いたしまして、処理済み液は原則として再使用、もう一ぺん使います。処理設備によって処理された一部の低放射能の廃液と、それから作業衣等を洗たくいたしますが、そういうものにつきましては、多量の復水器冷却水によりまして希釈して放出するというふうにやっております。