1962-08-30 第41回国会 参議院 商工委員会 第3号
しかし、公共企業体で使う場合には政府の監督管下にあるわけですから、今さら国鉄の機関車を蒸汽機関車で動かせなどという無謀なことは私は申し上げません。しかしながら、大きな公共企業体、こういうのに石炭を使わすことによって、訓練手当とか、離職手当とか、あるいは生活保護から失対事業、こういうことに金を出さんで済むわけなんです。
しかし、公共企業体で使う場合には政府の監督管下にあるわけですから、今さら国鉄の機関車を蒸汽機関車で動かせなどという無謀なことは私は申し上げません。しかしながら、大きな公共企業体、こういうのに石炭を使わすことによって、訓練手当とか、離職手当とか、あるいは生活保護から失対事業、こういうことに金を出さんで済むわけなんです。
また、たとえば蒸汽機関車をディーゼル機関車に直す、このうち原状回復に要する額をこえた部分は改良費額的なものと認められるので、補助の対象額とならない。このようにいろいろ精細なる——昭和二十八年の災害でございますので、昨年中で大体原状回復をいたしておりますものですから、これを実際に復旧に要する額と復旧に要した額というものとの差額を、本省でいろいろ現実に現地を調査したわけであります。
われわれは、必ずしも、これを一括して国家権力の統制のもとに置けという主張をするものではございませんが、しかし、端的に世界における産業の発展を考えてみましても、蒸汽機関の導入は世界の産業構造を資本主義に大きく変革いたしました。今や蒸汽機関にまさる大きなエネルギー源というものが、原子力の利用開発によって、人類の手にとらえられようとしておるのであります。
次の九百七十七号、蒸汽機関車を製作させましたところが、工事の現場が勾配が急であつて使用するのには都合が悪い。附近の民家の建物の関係からみましても、石炭をそこで焚いては火災の危険でもあるのでしようか、どうも石炭を使うのに不適当であるがために、とうとう使わずじまい、そうして現場に放置してあつて、不用品として遂に処分をしてしまつたと、こういう案件であります。
それから九百七十七号で、これはちよつと先ほどの御説明で、検査報告の補足をする必要があるのでちよつと申上げておきますが、これは利根川の下流佐原でありますが、ここで六トンの蒸汽機関車を作らしたわけであります。これはここに検査報告にございますように、工事現場の勾配が非常に強い、蒸汽式でありますから火の子をこぼすわけであります。
機関車だけにしようとか、あるいは従来加算されておつた公務員だけにしようとか、非常に議論もあつて私も考慮いたしましたが、結論といたしまして第三十八条の四、すなわち不健康かつ危険な業務に従事するというのは、「第三十八条ノ規定ニ依リ加算スヘキ不健康業務トハ左ニ掲クルモノヨ謂フ、有毒ノ瓦斯若ハ蒸汽、爆薬類又ハ危険ナル細菌ノ研究又ハ製造ニ直接従事スル勤務ニシテ内閣総理大臣ノ指定スルモノ 二、鉄道事業ニ於ケル蒸汽機関車乗員
昨年八月、その昔蒸汽機関を発明した英国が、これを基本にして世界工業と世界海運の先進国として立つたのであるが、今このままではもはや世界の経済に雄飛することはできないと彼は断念して、今後いかなる方法を講ずるかといえば、ジエツト機工業並びに原子力工業に転換して、これらの工業の皆無であるところのアジア諸地域を販路にしようとさえ試みておるのであるけれども、百年一日のごとく、いつまでも今の状態の工業を進めおつて
戦後、電化を研究いたします際に、そういうものを十分考慮の上で考えたのでございますが、電化ということは、ややもすれば電車化ということと誤解されがちでございまして、戦後国鉄が考えております電化ということは、蒸汽機関車を電気機関車に置きかえることによつて、石炭の消費を減らして国鉄の経済に寄与するとともに、わが国に少い石炭資源の温存にも役立たせよう、そういう点から出発いたしましたので、電化ということはすなわち
幸い共産党の議員の方もおられるのでちよつと御注意しますが、原子力が非常に政治的経済機構に大きな変革があるということについては、まだ共産党の方々もはつきりとお認めになつていないようでありますが、(「冗談言つちやいけない」と呼ぶ者あり)これは是非認めなければいけないことで、マルクスがマルクスとしての最も唯物史観の唯物史観たるゆえんは、先ず機織機械だとか蒸汽機関の発明、これが社会革命の原動力になる、こういう