1998-12-11 第144回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
八二年九月には、美浜一号で蒸気発生器細管損傷に違法の施栓工事を、これは七三年から七六年まで行っていたということが発覚しています。八六年十一月には、資源エネルギー庁が敦賀原発での事故隠しを日本原電に指示。また八九年十一月には、能登原発の基礎工事にデータ改ざんの鉄筋使用をしていたことが発覚。そして、九〇年代に入りますが、九一年七月に「もんじゅ」の配管に設計ミスがあった。
八二年九月には、美浜一号で蒸気発生器細管損傷に違法の施栓工事を、これは七三年から七六年まで行っていたということが発覚しています。八六年十一月には、資源エネルギー庁が敦賀原発での事故隠しを日本原電に指示。また八九年十一月には、能登原発の基礎工事にデータ改ざんの鉄筋使用をしていたことが発覚。そして、九〇年代に入りますが、九一年七月に「もんじゅ」の配管に設計ミスがあった。
また、他の電力会社に対しましても、これは明日になりますが二月十九日、同じ加圧水型の原子炉PWRを持っております関係会社の原子力担当の副社長を招集することにしておりまして、これに技術的な点で蒸気発生器細管損傷時の対応策の周知徹底を図るとともに、暫定的な措置としてどうすべきかということについて指示をする予定にしてございます。
ということで、我々はこのプロセスをずっとレビューいたしましたが、このプロセスというのは適切なものと考えておりますが、ただし、先ほども申し上げましたが、やはりこういうような蒸気発生器細管損傷の事象が生じております。
○説明員(井上力君) 浜一号機につきましては、四十七年に蒸気発生器細管損傷による発電支障事故、発生年月日は四十七年六月十三日でございますが、復旧は四十七年の十二月四日にしております。さらに、四十八年には格納容器内弁漏洩による発電支障事故、これは四十八年九月八日に発生いたしまして、四十八年九月十一日に復旧しております。