1962-11-02 第41回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
また、日新産業株式会社、この件につきましては、会計検査院の御指摘の電気供給施設利用権、これは無形資産になっておるわけでありますが、これは、同社が従来行なっておりました蒸気利用式製塩法を電気加圧式製塩法に改めたため、電力需要が飛躍的に増加しました。その結果、四国電力株式会社に対しまして電気供給施設の増設を求め、これに対する受益者負担金相当額を計上したのでございます。
また、日新産業株式会社、この件につきましては、会計検査院の御指摘の電気供給施設利用権、これは無形資産になっておるわけでありますが、これは、同社が従来行なっておりました蒸気利用式製塩法を電気加圧式製塩法に改めたため、電力需要が飛躍的に増加しました。その結果、四国電力株式会社に対しまして電気供給施設の増設を求め、これに対する受益者負担金相当額を計上したのでございます。
それから、工場の数では、直空式が十二、蒸気利用式が二十二、平がまが百二十七、こういうふうになっております。それから、温泉熱の内訳では、直空式が二、平がまが三十二、蒸気利用が二、これが十日現在で集計されたところであります。
なお、平がま蒸気利用式、要するに旧式な煎熬方式による製塩の品質、規格の向上を公社はお考えのようでありますが、この点は、非能率企業の整理ということをこの際考えておりますので、それと関連をいたしまして、当分の間現状維持というふうにすることが望ましいのではないかというように考えます。 次に、塩価の収納価格の対策でありますが、本年度は、現行価格を据置にしていただきたい。
かりに付表二のような数字が出てくるのなら、少くとも蒸気利用式及び加圧式については赤字になっておるのだ。そうして真空式、平釜式、温泉熱利用式については若干の黒字になるのですが、この場合にどれだけが適正な利潤と見てよいかということですね。どの程度と見てよいかということは、それはあなた方の頭の中にあると思う。利潤を全然与えないというなら、七五%でなくてもよいのですから、どこへ持っていってもよいのです。
○江田三郎君 別の表の、付表第二の場合に、それぞれ真空式とか蒸気利用式とかいうので生産費が出ているわけです。これは、今の御説明でいくと、加重平均になっている、これにはもちろん適正利潤というものは含まれていない、こうですね。
それからもう一つは、従来真空式の製塩につきましては九三%以上という基準を設けてございまするが、蒸気利用式につきましては八八%、それから平釜式につきましては八五%以上というのが収納基準になっております。しかしこれは非常に甘いと申しまするか、非常に低過ぎる基準でございまして、こういう塩は現在すでに元売り、あるいは小売店では売れなくて困るということで非常に苦情が出ております。
○三井説明員 収納価格の基準にいたします生産費の見方は、従来から専売公社といたしましては、いわゆるバルク・ライン方式をとっておりますので、全国の真空式、あるいは蒸気利用式、その他の生産費の実情を調べまして、その七五%のところにバルク・ラインを引きまして、そのバルク・ラインにございます生産費の実情をもとにいたしまして、この一万二千三百五十円という数字をはじき出しました次第でございます。
○松原一彦君 製塩の方式に真空式は六三・二%、蒸気利用式は二九・八%とありますが、真空式というものを私知らんのですが、どういうことなんですか。
○藤野繁雄君 製塩業者のほうからは、昭和二十八年の一月にはいろいろの製造様式によつて買入れてもらいたいという値段の要求が来ておるのでありますが、例を取つて見ますと真空式では一万四千五十六円、蒸気利用式では一万五千百三十八円、平窯式では一万六千三百四十一円、こういうふうな金で買収してもらいたいという要求があるのでありますが、現在の買収価格は一万三千円である。
これは御承知の通り塩田から鹹水をとりまする採鹹と申しまする事業の部面にも、またその鹹水をたき上げる蒸気利用式、あるいは真空式のいわば工場設備の面につきましても、十分にその実情に応じて資金を供給したいということで、せつかく努力を続けておるわけでございます。
その製塩方式別に申し上げますと、真空式で三十二万トン、蒸気利用式で二十万トン、平がま式で五万四千トン、その他で二万六千トン、合計して六十万トン。ただこれは、実際の塩田の現在の状況、あるいは戰後施設の現在の状況というものから判断したところの製造能力でございまして、現在の能力は六十万トン。
次に蒸気利用式が千二百二十九町歩、十三万七千トン、平がまが九百四十二町歩で、約十万トン、」こういうような答弁がありますが、考えてみますると、平がまの方につきましては相当な人数がおいでになるのでありまして、千人以上も平がま製塩の方に携わつておられるのでありまして、これらの人は早く転向いたしたいという希望があるのでありますが、何せい、ただいま総裁のお話にありました通り、資金面がはなはだ不円滑でありますために