2015-05-15 第189回国会 衆議院 外務委員会 第10号
また、御指摘の蒋介石主席の演説につきましても、昭和四十六年に佐藤栄作総理が、終戦当時における蒋介石総統が日本国民に示された、いわゆる暴に報いるに暴をもってせず、徳をもってしたという、その事柄は、やはり長く我々の記憶に存するところである、こうした発言をしておられます。
また、御指摘の蒋介石主席の演説につきましても、昭和四十六年に佐藤栄作総理が、終戦当時における蒋介石総統が日本国民に示された、いわゆる暴に報いるに暴をもってせず、徳をもってしたという、その事柄は、やはり長く我々の記憶に存するところである、こうした発言をしておられます。
その上で、御指摘がありました国民政府の蒋介石主席によります以徳報怨演説についてですが、当時の蒋介石主席が、一九四五年の八月十五日にラジオを通じて、日本に報復してはならず、無辜の人民に汚辱を加えてはならない、こうしたスピーチを行われました。
○穐山篤君 今日、日本は中国と国交樹立をしておりますが、この日華平和条約が発効になりました昭和二十七年は、蒋介石主席の政権と条約を締結しているわけですね。この条約の第三条に財産及び請求権という項が残っているわけです。いずれ問題になると思いますから読み上げておきたいと思いますが、 日本国及びその国民の財産で台湾及び膨湖諸島にあるもの並びに日本国及びその国民の請求権(債権を含む。)
○佐藤(観)委員 それは、いたさなかったのではなくて、三十九年に吉田元首相が台湾に行って、蒋介石主席に、中共向けのプラント輸出に対して輸銀の延べ払いを認めることはいたしませんといういわゆる吉田書簡が生きているから、三十九年にそれができて、四十年にそういうものを出しても、実質的にはペーパーに申し込み書がなる前に、これはこわれている件だと思うのです。
愛知外務大臣の御答弁がありましたが、しかし、明らかに台湾のほうの蒋介石主席は、正式に、吉田書簡に対しましては、これは公文書である、条約や協定に匹敵するようなそういう文書であるということを、はっきり言っておるわけですよ。
○大原委員 ただいまの質疑応答を聞いておりますと、吉田書簡は条約とかあるいは協定に相当するような拘束力を持つものである、それを、台湾政府のほうの蒋介石主席がはっきりした見解を示している以上は、この問題について、その見解の内容とその形式について、政府は確かめて、吉田書簡に対するはっきりした統一見解を本委員会に示してもらうことが、この委員会の権威のために絶対必要であると私は思う。
そしてしきりに蒋介石主席を非難したのでありまするが、この事実は、今日、日本のシナに対する内政干渉として罪悪だといわれております。当時のシナでは共産軍と国民政府軍との間において内乱的な状態が随所にございましたが、日本に対する立場については両者は完全に一致して、若干存在したいわゆる親日派の人々を彼らは漢奸と言ったのであります。
○大橋(忠)委員 最近新聞によりますと、蒋介石主席が、台湾と韓国と日本を結ぶ北東太平洋同盟というようなものをすべきである、早く日本と韓国との間が仲直りして、そういう方向に進むべきである、こういうような演説をしたのであります。
満州事変以来、二十箇年間の久しきにわたつて、日本軍は大陸を完膚なきまでに蹂躙し、その間、日本は中国国民に対して莫大なる損害を與えたのにもかかわらず、戰い終つた蒋介石主席は、暴に報いるに暴をもつてせず、徳をもつてともに手を握らんとの好意あふれる態度をもつてわれに臨んだのに対し、一方中共政権は、今もつて幾数万の日本人同胞を不法にも抑留しておりまする実情は、留守家族や遺家族たちとともに、われわれ国民のひとしく
満州事変以来二十箇年間の久しきにわたり、日本軍は大陸を完膚なきまでに蹂躙し、その間日本が中国国民に対して莫大なる損害を与えたのにもかかわらず、戦い終つた蒋介石主席は暴に報いるに暴をもつてせず、徳をもつてともに手を握らんとの好意あふれる態度をもつてわれに臨んだのに対し、一方中共政権は今もつて幾数万の日本人同胞を不法にも抑留しております実情は、遺家族や留守家族たちとともに、われわれ国民のひとしく痛憤を禁
そこで、そのカイロ宣言とは、一九四三年十一月二十七日、北アフリカのカイロにおいて、ルーズヴエルト、チヤーチル、蒋介石主席の英・米・支三国代表によつて決定せられ、これを公に声明せられたものであります。
しかも終戰の直後において中國の蒋介石主席が中國國民に向つて發せられた布告は、恨みに報いるに恩をもつてせよとの意味の言葉でありました。あの蒋主席の布告は、當時敗戰に茫然自失しながらも、ひたすらきのうまでの敵國に殘されているわが將兵百有餘萬の身の上の安否を気づかつていたわが留守家族は、どんなにこの布告によつて愁眉を開いたことでしよう。そして何ら殘虐行為もなく、日本兵は無事に歸還することができました。
ただいま加藤委員からお話がありましたが、蒋介石主席の終戰後における聲明というものにつきまして、われわれは非常に感謝しておるのであります。話はちよつと違いますが、本委員會における言論というものは外交上非常に重大性をもつております。お互いの言論がどういう方面に刺激があるかということを考慮して質問その他をしなければならぬ點があることは十分心得ております。