1953-10-22 第16回国会 参議院 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第14号 先ず葛城川堤防決壊箇所を視察しまして、次いで葛城村、北窪、伏見部落の流木の堆積状況を調査したのであります。車中より沿道の田畑を見ますと、奈良県としては米どころである。そうして村々は本年は相当の減収が免れないであろうと思われたのであります。山地に上る程稲は過般の台風によつて横倒しになつておる。当然来年新米の食繋ぎまでの飯米を如何に確保するかということが問題になるであろうと思うのであります。 上林忠次