1982-07-08 第96回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号
それからC重油については、これはいろいろな需要産業ごとに取引価格が違うようでございまして、電力、紙パルプ産業その他、かなり細分された需要産業がございますけれども、これはそういうおのおのの需要産業の状況、それから特に石炭といった代替エネルギーとの競合という問題もございまして、非常に需要量自体が著減を示しております。
それからC重油については、これはいろいろな需要産業ごとに取引価格が違うようでございまして、電力、紙パルプ産業その他、かなり細分された需要産業がございますけれども、これはそういうおのおのの需要産業の状況、それから特に石炭といった代替エネルギーとの競合という問題もございまして、非常に需要量自体が著減を示しております。
いずれにいたしましても、世界はいま石油問題というものをかかえまして、工業生産力が著減をする、したがって、国民成長率、この速度が鈍ってくる、こういう状態に置かれておるわけでありまして、わが国もその一環をなすわけであります。そういうことから、二・五%成長という判断を示しておるのは、大体国際水準から見まして妥当なところではあるまいか、そんなふうに考えております。
ところがこの問題は、いろいろ後ほど詳しく申し上げますが、第一の原因といたしまして、昨年の十一月あたりから荷動きが全般的に非常に減つて参つたのでありまして、特に三百数十万トンを数えておりました鉄道の駅頭在貨が著減いたしました。この最近の数字によりますと五十万トンを割つているような実情であります。