1993-10-27 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
○政府委員(奥村明雄君) 先生御指摘のブナ林でございますが、東北日本を中心といたしますいわゆる冷温帯の落葉樹林を代表する植生でありまして、先生の御指摘にもありましたが、国土の保全とか水源涵養とか、森林としての大変大きな機能を持っておりますほかに、大型の野生動物を初め、多様な野生生物の生息地等として重要な役割を果たしているというふうに考えております。
○政府委員(奥村明雄君) 先生御指摘のブナ林でございますが、東北日本を中心といたしますいわゆる冷温帯の落葉樹林を代表する植生でありまして、先生の御指摘にもありましたが、国土の保全とか水源涵養とか、森林としての大変大きな機能を持っておりますほかに、大型の野生動物を初め、多様な野生生物の生息地等として重要な役割を果たしているというふうに考えております。
それから、これはある全国紙の大阪版の夕刊に出た、十二月一日付ですが、局長御案内かどうか、「ヒノキ林の中に、大きく切り開いたような形の落葉樹林地帯を設けて仕掛けられた鳥屋場を見つけた。」これは野鳥の会の皆さんが調査した中で見つけたわけです。小型飛行機で監視したわけですね。写真も出ておりますように、このヒノキの樹林の中で白くなっておるのは落葉樹林です。
武蔵野特有の落葉樹林というものが、マッチ箱のようなつまらないと言うと語弊がありますが、いろいろな建物によって無計画に何らの顧慮もなしに、昔ながらの武蔵野が荒廃その極に達している。こういう姿を見ますと、何とも言えない気持になるわけです。これは自分の土地、買った土地にはえている木をどうしようとこうしようと勝手だ、こういうことになってしまえば、もうこれはいかようにも仕方がない。