2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
委員御指摘のとおり、例えば、クヌギ、コナラなどの落葉広葉樹林は、落ち葉の分解によって形成された土壌がスポンジのように雨水を蓄え、地中に浸透させる能力が高いと言われております。 このため、本法案では、緑地の有するこのような機能に着目し、流域治水に資するグリーンインフラとして、雨水貯留浸透機能を有する緑地を特別緑地保全地区の指定要件として位置づけ、その保全を図ることとしております。
委員御指摘のとおり、例えば、クヌギ、コナラなどの落葉広葉樹林は、落ち葉の分解によって形成された土壌がスポンジのように雨水を蓄え、地中に浸透させる能力が高いと言われております。 このため、本法案では、緑地の有するこのような機能に着目し、流域治水に資するグリーンインフラとして、雨水貯留浸透機能を有する緑地を特別緑地保全地区の指定要件として位置づけ、その保全を図ることとしております。
落葉広葉樹林があって、そこにかなり落ち葉に放射性セシウムが付着している。これも、このままにしておきますと飛散をしますし、また地中に入って土壌汚染にもなります。 できれば福島と同じように、今のうちに、枯れ葉のうちに回収して焼却すれば、かさが少なくなるでしょう。また、焼却したときに、焼却のごみ、焼却場から排ガスとして放射性物質が飛散しないのかどうか、それも非常に心配をしているんですね。
それから、この地域周辺一帯は、今お話のありましたように、イヌブナ、コハウチワカエデ、アカシデなどを主体とする落葉広葉樹林が広がっておりまして、貴重な自然林となっていることから、昭和四十四年に西中国山地国定公園に指定されているところでございます。
高尾山は、国定公園で、都民のオアシスであるとともに、照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯の境目に当たる学術的にも貴重な自然である。国際的な学者の方々も、ここは非常に重要だということを言っておられます。地下水にどういう影響が、分からない大規模なトンネルを掘るということ自体が大変な事態を引き起こすことが危惧をされます。
一千三百二十種の植物が見られ、常緑広葉樹林と落葉広葉樹林がともに暮らしています。標高六百メーターに満たないのに、小氷期の生き残りと言われるブナの大木が八十本もあります。昆虫五千種、鳥類百三十七種生息していて、生物多様性の宝庫とも言える学術的に貴重な生態系をなしています。そこに直径十メーター以上、そして長さ千六百五十メーターのトンネルを二本も掘る計画です。
私は、落葉広葉樹林の持っている豊かさと、それから、杉、ヒノキの持っている、用材を人間のために自然の恵みをいただくというような、これは人類のサイドの英知なのかもしれませんけれども、そういう自然の利用のあり方、これも大事な視点だとは思いますが、自然の豊かさという観点から見るならば、落葉広葉樹の持っている、山がいかに水資源の涵養という点で杉、ヒノキの人工林よりも豊かであるか。
十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田連峰から構成される本公園地域は、標高九百メートル付近まではブナを主体とする落葉広葉樹林が広がるなど、豊かな植生に恵まれ、クマゲラ等の鳥類など数多くの野生生物が生息しております。公園利用については、十和田湖を中心に利用者が多く、年間三百万人に上っております。
それから、森林周辺の陽地やブッシュのところには、ヤマキチョウやホシミスジというようなのがおりますし、落葉広葉樹林のところにはフジミドリシジミ、ハヤシミドリシジミといったような仲間がいるわけです。
また、植生面では、シロヤシオの群落をはじめ、最近では珍しくなった直径八十センチメートル以上のミズナラ、ブナの落葉広葉樹林が点在しておりまして、特異な景観を呈しております。もちろん、高地には、亜高山帯の針葉樹林であるオオシラビソ、コメツガの林があります。