1997-02-25 第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
○落合政府委員 ただいま御指摘ございました平成八年度科学技術振興調整費の緊急研究で約二千万円強を用意いたしまして、今回のナホトカ号の油流出にかかわります海洋汚染の状況等々についての基礎的なデータの調査、収集等を既に行っております。 この中におきます科学技術庁の役割でございますが、関係する省庁が多岐にわたります。
○落合政府委員 ただいま御指摘ございました平成八年度科学技術振興調整費の緊急研究で約二千万円強を用意いたしまして、今回のナホトカ号の油流出にかかわります海洋汚染の状況等々についての基礎的なデータの調査、収集等を既に行っております。 この中におきます科学技術庁の役割でございますが、関係する省庁が多岐にわたります。
○落合政府委員 海岸に漂着いたしました油の除去につきましては、私ども実は直接担当をいたしておりませんで、運輸省なり環境庁なりの仕事としてやっていただいております。 今先生御指摘のバイオを使った分解というようなものにつきましては、既に通産省で研究に着手しているというようなことでお聞きをいたしているところでございます。
○落合政府委員 具体的に申し上げますと、実際の研究は、研究委員会を特に学者の先生方を中心といたしまして組んでいただいておりまして、それらにつきましての総合調整というような役割が中心でございます。
○落合政府委員 科学技術庁におきましては、海洋科学技術センターが所有しております深海観測装置の、ディープトウと呼んでおりますが、これと、深海探査機のドルフィン3Kというものを用いて、今御指摘の沈没している部分についての調査を行っております。
○落合政府委員 ただいま御指摘ありましたように、科学技術基本法、昨年制定していただきました法律の第二条の第二項におきまして、「自然科学と人文科学との相互のかかわり合いが科学技術の進歩にとって重要であることにかんがみ、両者の調和のとれた発展について留意されなければならない。」という規定があるわけでございます。
○落合政府委員 先ほど、今回の計画につきましてできるだけ重要なポイントを絞ったものにしたいということを申し上げました。その中で、科学技術系人材について触れておりますが、特に大学院の量的、質的な充実でございますとか、ポストドクターの支援制度の充実、それから研究支援人材の養成確保というような研究者等の養成確保方策というのは一つの重要な柱になっていると思います。
○落合政府委員 科学技術基本法で、定義ではございませんが、第一条「目的」の欄に「この法律は、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)」云々という表現がございます。私ども、この科学技術基本法で言う科学技術は、今委員御指摘の科学技術というワンワードでとらえて考えております。
○落合政府委員 ただいまちょっと私言葉が足りませんで、ワンワードと申し上げましたが、ワンワードの中身として科学と技術、テクノロジー・アンド・サイエンスという趣旨で御答弁申し上げたつもりでございますので、訂正させていただきたいと思います。
○落合政府委員 ただいま大臣からお話し申し上げましたとおり、昨年の十一月十五日に科学技術庁内に科学技術基本計画策定推進室を設置いたしまして、関係省庁と密接な作業を行い、かつ、国立大学協会、日本私立大学連合会、日本学術会議、国立研究機関長協議会、経済団体連合会、東京商工会議所等々の御意見も承りながら、現在作業を進めているところでございます。
○落合政府委員 出資金等を活用いたしました予算でございますが、特殊法人等を活用いたしました基礎研究推進制度につきましては、科学技術庁分が百五十億円、文部省が百十億円、厚生省が十億円、農林水産省が十九億円、通商産業省が二十六億五千万円、郵政省が四億八千万円ということで、六省庁総額で約三百二十億円ということになっております。
○落合政府委員 ただいま御指摘ございましたように、近年の科学技術の進展に伴いまして、社会経済とのかかわりというものは非常に大きくなってきております。
○落合政府委員 先生御指摘のとおり、文部省の科学研究費補助金でございますが、七年度要求で九百二十四億円を計上しております。