1998-09-25 第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
このような被害にかんがみまして、私どもの方では、まず農業共済によります減収の補てん、それから農林漁業金融公庫の自作農維持資金の融通のほか、果樹につきまして、先ほど先生もおっしゃいましたけれども、落下果実の利用対策といたしまして、加工原料用果実の一時貯蔵あるいは加工原料の県外輸送、それから果汁の需給状況に応じました調整保管等の実施、それから被害果樹についての栽培技術の指導等の対策を講じたところでございます
このような被害にかんがみまして、私どもの方では、まず農業共済によります減収の補てん、それから農林漁業金融公庫の自作農維持資金の融通のほか、果樹につきまして、先ほど先生もおっしゃいましたけれども、落下果実の利用対策といたしまして、加工原料用果実の一時貯蔵あるいは加工原料の県外輸送、それから果汁の需給状況に応じました調整保管等の実施、それから被害果樹についての栽培技術の指導等の対策を講じたところでございます
○樋口政府委員 特に、先生の方から御発言ございました落下果実の輸送対策でございますけれども、これにつきましては、先ほど御答弁を申し上げましたとおり、前回もかなりの量が被害になったこともございまして、私どもの方で落下果実の利用対策として、一時貯蔵でございますとか県外への輸送等々を実施しております。
このような取り組みを支援いたしますために、農家が共同で行う加工原料の一時貯蔵に要する経費、並びに落下果実から搾汁した果汁の品質等の面から見まして、果汁の需給状況によりましては長期の保管が必要となる場合の保管に要する経費等に対しまして助成することとしておりまして、総額約十億円を予定しておるところでございます。
次に、今までどういう対策をとってきたかということでございますけれども、台風十九号等によります果樹農業の甚大な被害にかんがみまして、まず第一に、落下果実の有効利用を促進するために、加工業界、流通業界に対しまして、被害果の積極的な取り扱いにつきましての協力要請をしたところでございます。
○説明員(小高良彦君) 先生御指摘のとおり、青森県を初めといたしまして全国的に大量のリンゴの落下果実が生じておるところでございますけれども、これらにつきましては、可能な限り生食用、加工用として利用していくことが重要と考えておりまして、被災農家の要望に積極的に対応していただくように、出荷団体、加工業界を通じまして関係者への指導を行っているところでございます。
まず、青森県を初めといたしまして全国的に大量のリンゴの落下果実が生じているところでございますけれども、これらにつきましては可能な限り生食用なり加工用として利用していくことが重要だと考えております。被災農家の要望に積極的に対応していただくよう、関係団体への指導を行ってきたところでございます。
ただ、先ほど来の御質問は、今度の落下果実を使ったリンゴジュースの消費を大いに促進すべきではないかという御趣旨だろうと拝察するわけでございまして、そういう観点で言えば、先ほど申し上げましたように非常に品質がいいということもございまして需要はあるわけでございますので、我々とすれば一層国産リンゴジュースの消費拡大に努めてまいりたいと思いますし、それから輸入の関係につきましても、輸入商社等々に話をするというようなことによりまして
○説明員(上野博史君) 今委員御発言のとおり、大変多量な落下果実が全国にわたって、青森県だけでございませんで生じているわけでございます。これらにつきましては、できるだけ生食用なり加工用として利用していくことが当然大事なわけでございまして、そういうことの方向に沿いまして積極的に対応していただきますように関係団体等への指導を現在行っているところでございます。
○説明員(上野博史君) 通常の量以上の果汁原料の落下果実が調整保管をされる、つまり熟度を上げるために調整をするというようなものもあるようでございまして、保管の必要があるというふうに我々も聞いておりますので、その点も含めて考えてまいりたいと考えております。
○上野説明員 青森県を初め全国的に大量のリンゴの落下果実が生じているわけでございまして、これらを可能な限り、特に生果用、それができなければ加工用として利用していくということは、委員の御主張のとおりでございます。そういうことで、被災農家の要望に積極的に対応していただくように、出荷団体、加工業界等に強力に指導を行っているところでございます。
そのほか落下果実の利用体制の整備でございますとか施設園芸等の資材の的確な確保、そういったことにつきましても関係のところに要請をしておるところでございます。 今後は、今お話ございました天災融資法の発動に向けまして、被害の状況なり資金需要の的確な把握、さらには農地、農業用施設等につきましての早期査定の実施等について可能な限り迅速に対応してまいりたいと思っております。
○上野説明員 落果のリンゴ、落下果実につきましては、農家所得を確保するという観点からできるだけ生食用なり加工原料用、生食用に使えないということならば加工原料用に有効に使うということは当然のことながら肝要だと考えておりまして、私どもといたしましては、農業団体や加工業者等に彼災農家の要望に沿って積極的に対応するように協力を依頼している、既にそういうような通達などを発出した次第でございます。
具体的には病害虫の防除だとか落下果実の加工向け利用促進等の技術等があるわけです。十八号台風というのは、先ほど申しましたように東海から関東、東北、北海道の一部、全国にまたがって被害をもたらしているし、特に農林水産漁業、この関係に多大な被害を及ぼしているわけです。この十八号台風による被害についての対応はどうなっているのか。
また、被災した水陸稲、果樹、野菜等の農作物の被害の軽減を図るため、農業改良普及所等を通じまして、冠浸水圃場の早期排水、病害虫防除のための薬剤散布、草勢及び樹勢回復のための整枝、施肥、落下果実の加工向け利用の促進等の技術指導を行っております。
落下果実につきましては、極力加工向けに利用する。落下果実が病害の発生源にならないように、できるだけ早く処理をする。 また、野菜につきましては、草勢回復のため、整枝、施肥、病害虫防除、排水の徹底等の技術指導を行っているところでございます。 その他、作目に応じまして適切な被害回復の指導に現在努めておるところでございます。