1947-11-18 第1回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
ところが八月、九月は概ね五萬トン臺で、十月が六萬一千トンというような状況になつておりまして、非常に生産の低下といいまするか、はなはだ遺憾な状況になつておるのであります。これは、ただいまお話のありましたように、主として電力關係でございます。肥料の生産が最近低下いたしておりまするところの原因の七割までは、今の電力關係で、殘りの三割の部分が、機械の故障、その他の理由であるというふうに御承知願います。
ところが八月、九月は概ね五萬トン臺で、十月が六萬一千トンというような状況になつておりまして、非常に生産の低下といいまするか、はなはだ遺憾な状況になつておるのであります。これは、ただいまお話のありましたように、主として電力關係でございます。肥料の生産が最近低下いたしておりまするところの原因の七割までは、今の電力關係で、殘りの三割の部分が、機械の故障、その他の理由であるというふうに御承知願います。
大體生産の趨勢を申し上げますと、第一・四半期は月六萬トン臺、第二・四半期は七萬トン臺、これではわれわれの期待しておりまする百十萬トン程度の生産の完遂ができませんので、十月の下旬から、硫化鑛の増産増送運動というものをやつておりますので、成績が大分上りまして、現在では八萬トン臺、九萬トン近くまでいつております。
五年を必要とすると考えておるのは、經濟の安定及び自立を可能ならしめるために必要な石炭の生産が四千萬トン臺を相當に上まわつて、貿易收支が均衡に至るのがおよそ五年を要するのではないかというように考えておる次第であります。しかしながら、法案によりまして三年ときめられました以上は、全力を集中いたしまして、五年かかるところをできるだけその期間内でやりたいというぐあいに考えておる次第であります。