1957-04-18 第26回国会 参議院 社会労働委員会 第23号
それは本年の三月三十一日、つまり前月の末日の午後に、これは私ども現在資料を持ちませんので新聞によるのですが、北海道の十勝、帯広というところで砂防工事、林道工事の現業者がそこの萩原組と称する土工等現場係員、そういった人々がなだれのために六十七名埋った、そこで死亡十二名、負傷十一名というようになっておるようですが、これは数字はわかりません。
それは本年の三月三十一日、つまり前月の末日の午後に、これは私ども現在資料を持ちませんので新聞によるのですが、北海道の十勝、帯広というところで砂防工事、林道工事の現業者がそこの萩原組と称する土工等現場係員、そういった人々がなだれのために六十七名埋った、そこで死亡十二名、負傷十一名というようになっておるようですが、これは数字はわかりません。
これは届けられたのだろうと思いますが、届けたのがいわゆる飯場の請負師だと思うのです、萩原組なら萩原組というものがどういうふうにやったかということについては、やはり現地について、たとえ距離が遠くてもこれは当然監督署は監督官を派遣して実情を見ておかなければならぬと思う。
○山本經勝君 北海道の今の十勝の萩原組ですか、これのなだれによった死傷災害は、実は聞くところによりますと、この飯場はかって基準監督署の方で、前にこの飯場が同じく札内川のそばに作られておって、そして洪水のために流れて災害が起ったことがある。そこで、監督署の方ではこれを勧告して移転をさせたと聞いているのですが、そういう事情がありましたか。