1972-03-23 第68回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
観光道路建設に対する環境庁の強い姿勢が示されて、われわれも敬意を表しておるわけでございまして、自然の破壊ということにたいへんいま国民の強い要請がなされておるときでありますので、われわれも十分承知しておりますし、私も昭和四十四年以来、国会に出ましてから自然保護を特に取り上げて今日までまいったわけですが、この阿蘇スカイラインも昨年十月でしたか、正式に認可していただき、十一月着工し、自然林を保護する観点から菊池水源
観光道路建設に対する環境庁の強い姿勢が示されて、われわれも敬意を表しておるわけでございまして、自然の破壊ということにたいへんいま国民の強い要請がなされておるときでありますので、われわれも十分承知しておりますし、私も昭和四十四年以来、国会に出ましてから自然保護を特に取り上げて今日までまいったわけですが、この阿蘇スカイラインも昨年十月でしたか、正式に認可していただき、十一月着工し、自然林を保護する観点から菊池水源
たまたまその一つがいま言いました阿蘇のスカイラインであったということでございますが、それをいろいろ検討しました結果、いま菊池水源地と申しますそこのところに林道ができまして、めちゃくちゃに自動車が通っている、これでは破壊がひどく行なわれるというので、その中を道路をとめてしまう、車を通させないという条件のもとに、あのような外側を通る道路の計画を認めたわけでございます。
当初計画におきましては、自然休養林でありますところの菊池水源国有林野の渓谷沿いに現在ありますところの深葉林道、幅員約三・六メートルでございますが、この深葉林道を拡幅しまして、樹齢百数十年に及ぶ天然林を貫通するというものでございましたが、この地域は自然休養林の保護地区でございまして、拡幅工事及び開設後の多数の車両の通行による自然破壊が明らかに予想されましたので、渓谷を避けて尾根筋を通るように計画変更を
○瀬野委員 ただいまの問題に関連しまして、菊池水源の天然林と渓谷美を破壊すると注目されまして、地元で最近特に問題となっておるわけでございますが、いわゆる阿蘇スカイラインというものが現在いろいろ計画されておるところでございます。
次に、熊本営林局の菊池営林署管内の菊池水源地区についてお尋ねいたします。この地区は阿蘇国立公園の一部で、阿蘇外輪山の西側に位置しまして、菊池川の源流地帯を占める深葉に通ずる国有林でございます。