1949-01-29 第4回国会 参議院 法務委員会 閉会後第9号
○委員長(伊藤修君) あなたは太田耐造さんと、それから兄の節三氏と連絡して、鉄道工業会社社長菅原通齋氏から日野原節三氏個人に、例の一千万円乃至二千万円貸與してくれというような話があつたのですか。
○委員長(伊藤修君) あなたは太田耐造さんと、それから兄の節三氏と連絡して、鉄道工業会社社長菅原通齋氏から日野原節三氏個人に、例の一千万円乃至二千万円貸與してくれというような話があつたのですか。
第一は、昭和電工の問題ご議会でも取上げられておるが、電工から芦田総理を政党献金をしたという噂は間違つていると思つている、その訳は議会で問題になる前から日野原は芦田さんの人柄に好意を持つていないし、芦田さんを支持しておる菅原通齋氏とはそりが合わないと聞いておるからだ、自由党贔屓の日野原の問題を自由党が不当委員会で問題にするのは誠に困つたことである。
その際重政氏が雜談のうちに、この頃新聞紙上に出ておる昭和電工事件について、菅原通齋氏が関係があるように出ているが、あれは眞相と違うものだと言いましたのを尚記憶しておりますが、私は当時新聞紙を通じ、昭和電工事件は民主党関係であると承知しておつたので、世間の人は種々と違う判断をするものである、やはり部外の人と交際をして見ると、変つた情報が入手できるものと思つておりましたが、併しまさか重政本人が昭電事件に
○証人(重政誠之君) 要旨は、森君一派が、いろいろ言論界を初め各界に相当運動をして、そして、一つは政党献金の問題があると、菅原通齋氏を通じて民主党方面に多額の献金をした、政治献金したということ、それから、第二は、復金の融資が不当に電工になされているということを宣傳をして、自分の失脚を計つている、これは事実に反するから自分の立場を釈明して貰いたい、こういうことが大体の要点だと記憶しております。